働く妻のための夫を気分よく動かすための扱い方マニュアル
こんにちは!井上ききです。
うちの夫って、実はかなり使える人です。家事もほとんど何でもやってくれる。うちの子どもたちは高1と中1で今ではほとんど手はかからないけど、子育てに関しては何でも引き受けてくれてた。
最近は、わたしが土日に忙しいことが多いので、ほぼ夕食を用意してくれる。麻婆豆腐とマカロニサラダくらいしか作れないけど、料理をしてくれることもあるし、お惣菜をバランスよく買って食卓を整えることもできる。
私が飲んで帰っても、シンクのお皿はすべて洗ってあるし、洗濯物もたたんであるのだ。わたしはお風呂に入って寝るだけである。
できる夫なのです。
ゴミ出しなんかは、みんなのご主人もしてくれると思うけど、うちの夫はちょっと違う。「これ出しておいてね」って言ったのをゴミ置き場まで運んでくれるのではなく、ゴミの仕分け、回収日の把握もしていて、ゴミ関係はすべて担っている。おかげでわたしは、何曜日が何のゴミの日か知る必要もない。
ここまでくると、この話は、ほぼ自慢でしかないので、なんだか記事にするのも気が進まなかったんだけど、実は私は夫の扱い方には結構気をつけているの。
その辺りが参考になると思うので、書くことにした。
男性って基本的に、女性より優位に立ちたいっていう本能を持っている。これが悪いとかいいとかの問題じゃなく本能レベルでね。
だから、命令とか指示をされたくないのよ。しかし「お願い」なら受け取れる。
これ、ちょっとした言い方の問題なんだけどね。
「お風呂洗っといて」ではなく、「お風呂洗っといてほしいんだけど・・・」とか「お風呂洗っといてもらえるとうれしいんだけど・・・」という感じ。
まずは希望を伝えるのみで、それをするかしないかを夫に選択してもらう。そして、言うまでもないけど、してもらったら喜ぶのだ。喜びを表現できるかどうかも大事だったりする。
うちの夫の場合は、基本的に最後には引き受けてくれるけれど、気持ちよく引き受けられるように気をつけなければいけない。
例えばね、ビールを買っておいてもらいたいな~って私が思ったとします。
でも、仕事があって今から出かけるって場合は、こう言います。「あーーー!そういえば、ビール切らしてたーーー!しまったーーー!」
そうすると、夫の方から「いいよ。買っとくよ」って言ってくれるわけです。
これをね、「あ、ビール切らしてるんだった。買っといてね」っていう言い方をしちゃうと、うちの夫の場合はちょっと拒むふりをする。ふりなんだけどね。「いいけど、時間なくて買えないかもよ」なんていうのだ。
これが、男性のプライド。かんたんに指示や命令には従いたくないのだよ。本能レベルでね。
この言い方をされると、なんとなく私の方も、「なんか意地悪な言い方でやだな」って感じる。そうすると、「じゃあ、自分で買って帰ってくるからいいよ」なんてことになって、だれも幸せにならない。
だから、みずからビールを買ってきてあげるんだと夫が選択できるように持っていく。本当はわたしの思うつぼなんだけれど(笑)
誤解のないように言うけど、これって悪いことじゃないのよ。うちの夫の場合は、万が一わたしが、「じゃあ、もういい。自分で買ってくる!」なんてイジケたとしても、結局はビールを買ってあったりする。
マメでやさしいのだ。
結果は同じなんだけど、何倍も幸せだし、何倍も気分よくビールのおつかいができるようにしている私はむしろエラいと思っている。
でもね、これも誤解のないように付け加えるんだけど。いつも思うのは私の扱い方が素晴らしいのではなく、やっぱりうちの夫は掘り出し物だってこと。
私が夫を育てたんじゃなく、間違いなく育てたのは義父母である。これほどまで使える夫は他に聞いたことがないもん。
掘り出した私の運は素晴らしいけどね(笑)
コミュニケーション分析セミナーします!自分の強みを知って、自分の強みにキュンキュンしよう!
↓ ↓