いつまで送る??子どもの写真入り年賀状
こんにちは!笑み育カウンセラーの井上ききです。
年末になると、「ききさんは、相変わらず年賀状を出さないんですか?」ってきかれることが多いです。
これは、わたしが4年前に“年賀状やーめた宣言”をしたからです。
今年ももちろん、出さないです。
子どもが小さい頃は、出すのが当たり前な気がしていたけれど、子どもたちが小学生になって思ったのです、
「子どもの写真つき年賀状はおばあちゃん以外、誰が喜ぶのだ・・・?」
私が年賀状をやめた理由。やめてからどうなったか?について書こうと思います。
そもそも私はなぜ、年賀状を出していたのか?
年末が忙しいからやめたってわけではないんです。年末は確かに忙しいけど、それだけが理由じゃないです。
4年前のことです。すでにインナーチャイルドセラピーをライフワークにしていた私は、自分の内側と向き合ってみたのです。
なぜ、年賀状のことを考えると憂鬱になるんだろう・・・?
その理由はそもそも、出したいから書いているのではなくて、出さなくちゃいけないと思い込んでいるからに他なりません。
思えば、私が子供の頃は年賀状を書くのは義務でもなんでもなく、わくわくしながら書いていたものです。
そもそも、私はなぜ年賀状を出さなくちゃいけないと思ってるのだろう・・・?
考えてみてわかったのですが、私は意外にも「私の年賀状を待っている人がいるかも」という呆れた思い込みを握っていたのです。
私は「期待に応えなくては見捨てられる」という思い込みを抱えて生きていたので、万が一、待ってる人がいるのなら、その人の期待に応えるか応えないかは死活問題だったのです。
だからこそ、カワイイ子どもたちの写真入りのステキな年賀状に仕上げなくちゃいけませんでした。
みんなの期待に応えられない私なんて考えられなかったのです。
そしてもう一つ、年賀状を出したい理由があって、それは・・・
自慢の家族をみんなに見せたかった。息子たちの写真を送ることでちゃんとお母さんをしている自分のことを認められたかった。
無意識にこんな想いで年賀状を出していたことに気づいたんです。
私が年賀状をやめることができた理由とは?
そんな自分の思い込みに気づくと、なんだか毎年キリキリしながら必死で年賀状を作っていたのがバカバカしくなってきました。
みんなのところには、無数の年賀状が届くのだし、わたしの年賀状を待っている人なんてそんなにいるわけじゃない。
せいぜい おじいちゃんおばあちゃんと、おじちゃんおばちゃんくらいだ。
そう考えたら、年賀状は10枚出せば十分なはず。
それにね、わたしがちゃんとお母さんをがんばっていることは、誰かに認められなくても、この私が誰よりも認めているんだから、それでいい。
そんな風に考えたら、迷うことなく年賀状は親戚だけという選択になりました。
私たちは無意識に「年賀状を出さないと、忘れられてしまうかも・・・」とか、「年賀状を出さないと、ダメな人間だと思われるかも」「年賀状をやめると、離婚したのかな、って思われるかも」なんて考えていて、
その不安をエネルギーにして年賀状を書いている場合が多いのです。
だから憂鬱だし、なかなかエネルギーがわかないのです。
もちろん、マイナスのエネルギーだろうと出したい!と思えば出せばいいのです。
うちの主人は変わらず出しています。彼は文句も言わずに出しているの。必ず元日に届くように。
これは彼の生き方のスタイルだし素晴らしいと思うのです。
年賀状をやめてみてどうなったのか?
年賀状をやめて4回のお正月が過ぎましたが、わたしにダメ出しをする人は誰一人としていませんし、「年賀状、最近来ないね」なんて言う人すら一人もいません。
正直、わたしは自意識過剰でした。みんな私から年賀状が来ているか、来ていないかすら気にもしていないのです。
毎年、わたし宛に届く年賀状も少しずつ減っていますが、変わらず印刷の年賀状を届けてくれる方もいます。
おそらく、わたしからの年賀状が届かなくなったことにも気づいていなくて、住所録のまま印刷をして出していらっしゃるのでしょう。笑
年賀状をやめる宣言をしたときに、多くの方に言われたのは「届いた人には出すんでしょ?」という言葉でしたが、「出さない」と決めたので出していません。
会う予定もない人と「今年こそは会いたいね」っていう社交辞令を書きこんで送りあうことも意味がないし、
いつも会ってる人同士が、わざわざ忙しい時期にお手紙を送り合わなくてもいいような気がするの。
それはもちろんSNSがあるからですし。わたしはそれを積極的に使っているのですし。
年賀状をやめると、年末はとくにいつもと変わらない時間が流れます。
わたしは、大掃除もしません。いつも平均的にキレイにしておけばいいじゃないか。
そう思うからです。
つまり、年賀状をやめて4年・・・何も問題はありません。わたしは、時間とお金とエネルギーを節約することができていると思っています。