映画「人生ブラボー!」主人公を勝手に分析!彼が愛される理由とは?
こんにちは!井上ききです。
2011年に公開されたフランスの映画「人生、ブラボー!」の主人公であるダヴイッドの性格を勝手に分析し、幸せに生きる方法を学ぼうという記事です。
井上ききが、あくまでも独断と偏見により無責任に性格分析をするものでありますことをご了承ください。
「人生、ブラボー!」あらすじ
この映画のあらすじをざっくりお伝えしますね。
若いころおこなった693回の精子提供(精子バンクに精子を売った)により、533人の子どもが誕生し、そのうちの142人から身分を開示してほしいという裁判を起こされてしまった42才独身男のダヴイッド。
この男が実にダメ男(笑)
ダメ男なんだけど、いいやつ。
借金もあるし、仕事もまともにできない。判断力にかける。
でも、いいやつ(←2回目)。そしてなぜか憎まれない。
裁判を起こされたことによって受け取った実の子たちの資料を元に、ひとりひとり訪ねて行って、こっそり彼らを助けるのだ。身分を明かさずにね。
この我が子を無償の愛で助けたり応援するいくつかのシーンが実に健気でたまらない。ダヴイッドの愛に癒されまくるハートウォーミングな物語。
最後まで主線として、”父親の子どもへの愛情”が描かれているんだよね。そこらへん、男性に観てほしい映画でもある。
これ以上はネタバレするからやめておくね。
ダヴイッドの性格をグラフ化する
で、そのダヴィッドの性格分析を独断と偏見で数値化するとこんな感じだ。
愛情表現力と行動力で生きているようなダヴイッド
彼がなぜ、愛されそして誰からも嫌われないのか・・・。ここに我々が学ぶべき点がある。
彼が憎まれない理由は、このグラフにも表れているんだけど、彼はおそらく人の悪口を言わないのだ。
モラルや道徳性が弱いから批判をしない。競争心や反抗心も乏しいため、否定も攻撃もしない。自分よりも他者を高く評価してしまう。
批判をしないだけじゃない。彼は励まし上手なのだ。確か、「キミは、きっといいお母さんになるさ」とかいうセリフがあったんだけど・・・なんだか私にも響いてグッときた。
ダヴイッドの励ましに根拠なんかない。判断力が低いから上手な理屈なんか説明できない。だから、ストレートに根拠もなく励ます。それがなぜか力になる。
短所はときに長所である
人間って当たり前だけど、長所も短所もある。
そして、短所はときに長所にもなる。ダヴイッドの社会的責任能力の低さは、仕事の成果を作れないという短所になることもあれば、
人の批判をしないという長所に現れることもある。
つまり完璧な人間なんていない。すごい人はすごくないところもある。
あなたにも長所がある。そして、あなたの短所は長所にもなる。
必要なのは、短所を隠さないこと。短所丸出しで生きることだとダヴイッドは教えてくれる。
「人生、サイコー!」
ちなみに、この映画は「人生、サイコー」というタイトルでハリウッドでもリメイクされたんだよね。
Amazonプライムでは、原作が無料で、リメイク版は有料。
わたしは原作「人生、ブラボー!」をおススメします。
ただ、ハリウッドが原作と同じ監督でリメイクするほどの作品なので、ぜひダメ男”ダヴイッド”に癒されていただきたい。