【重すぎるランドセル問題】体調不良による不登校の原因これかも
こんにちは!井上ききです。
先日、背中が痛くて整体院に行ったんです。
実は3ヵ所も(暇か?)
その3ヵ所目に行ったのが、「ひとみ式整体」のひとみ施術院。
本当は何か月も先まで予約でいっぱいだったんだけど、特別にお休みの日に診てくださいました。(神様仏様ひとみ様・・・)
おかげで、私の背中の痛みは治ったんですが、今日はその話ではなく、水野ひとみさんにお聴きした小中学生の背中の話し。
子どもの原因不明の不調は重いリュックのせいだった
ある日、水野さんのところに、こんなメッセージが届きました。
(画像は水野さんのブログよりお借りしました)
この中1の女の子、まじめな子なんだそうです。
学校の教科書などをすべて持ち帰っていたそうで、毎日そうとう重たいリュックを背負って通学していたのです。
それが原因で背骨に側湾の症状が出ていて、下痢や食欲不振などを引き起こしていたそうです。
心療内科や精神科に連れて行ってしまう
小中学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さんは、お子さんの荷物の異常な重さを実感したことがあるかもしれません。
重すぎる荷物のせいで、成長途中の子どもたちの背骨に側湾症が発生し、それが原因でうつ病のような症状がみられることがあるそうです。
上の中学生の女の子のように、食欲不振や軟便、そして意欲の低下、睡眠障害。
それ以外にも、頭痛や吐き気などの場合も。
そして不登校になる。
そうすると、親は心療内科や精神科に連れて行ってしまうんです。学校に相談しても、一度、精神科に行ってみてくださいって言われちゃうわけです。
そこで抗うつ薬や眠剤が処方されてしまう。(もちろん、精神疾患が原因のケースもあるのですが)
心配性のお子さんほど荷物が重くなる
最近ではメディアでもこの問題についてぼちぼち報じるようにもなっていて、教科書を学校に置いていけるような対策が取られ始めていますが、もう少し問題は複雑。
実は真面目なお子さんは持って帰ってしまうんです。
宿題でわからないところがあったらどうしよう、と心配だからです。
さらに、忘れ物をしちゃったらどうしようと心配するあまり、家から大量の荷物を持って行ってしまう。
私もカウンセリングをしていて、忘れ物に異常なほど恐怖を持ってしまって、全部の教科書とノートを持っていくお子さんのことでご相談を受けたことがあります。
あるいは、毎日何度も何度もランドセルの中身をチェックしないと学校に行けないお子さんのお話をお聴きしたこともあります。
まとめ 治療家の願いとカウンセラーの願い
こうして、心配性で繊細なお子さんほど、荷物が重たくなってしまい、体の不調を発症して、不登校になることも多く、結果的に精神疾患を疑われやすい流れになっているのです。
水野さんはおっしゃいます。
まず、近くの整体院や治療院に行って相談してみて欲しいと。
それともうひとつ、本当に持って行かなくちゃいけない教科書なのか、時間割をお子さんと一緒にチェックしてみてほしいと。
本来、教科書なんて学校に置いておいて、宿題のプリントだけ持って帰ればいいはず。学校が変わるべき点もありそうです。
さらに、私が学校や親に願うのは、忘れ物くらい大いにさせてあげてほしいということ。
忘れ物なんて大人になっても誰でもします。
先生も、お父さんもお母さんも忘れ物、しますよね(笑)
大事なのは忘れ物をしないことではなく、忘れ物をしちゃったときにどう対応するかを学ぶことです。
みんなに助けてもらうとか、お隣のクラスの友達から借りて来るとか。
そういう赦(ゆる)し合える関係を育てるのが教育であってほしいものです。
▶ランドセルそのものを軽くするという動きも取られているそうです。
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