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子どもは母親のインナーチャイルドの声を無意識に代弁する

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

そもそも、タイトルにある「インナーチャイルド」がわからん・・・って思った方も、そのまま読み進めてもらえると、一番よくわかってもらえると思うんだ。

だから、あえて説明しないままいくよ!

Aさんの事例:不登校の原因はお母さんのココロの傷だった

クライアントのAさんが、カウンセリングに来てくれたきっかけは、小学校3年生の娘さんの不登校。3年生に進級したころから少しずつ行けなくなり、保健室登校をする日が増えていったそうです。

娘さんはずっと一貫して「男の子が怖い」と訴えてて、しだいに学校に行けなくなって、3学期になってからはほとんど教室には行けてないという。

Aさんの娘さんはいじめに遭ったというわけではなく、少々やんちゃな男子にからかわれた程度だったみたい、とおっしゃるのです。

そこで、Aさんに笑み育ワークシートを使って話を聴いていったの。

そうしたらね、ひとつAさんが思い出したことがあった。

Aさんは小学生のときに通学団の男子にイジワルをされてて、小学校を卒業するまでずっと男子たちに怯えながら下校をしていたそうです。

「誰にも言えず、大人になってからは思い出すこともなくなってたけど、考えてみると今でも小学生の男の子の集団がものすごく怖いんです」

とおっしゃった。

Aさんの娘さんが根拠もなく男の子を怖がった理由はこれです。Aさんのインナーチャイルドの声を娘さんが代弁したものだったのです。

これって、ちょっと不思議な話かと思うでしょ?わたしも最初はかんたんには理解できなかったけど、こういう事例はあまりに多い。

これ、実はスピリチュアルな話でもないのよ。わたしはそっち系の人じゃなくて、なんでも理論で解釈したい。

これね、Aさんが無意識に小学生の男の子たちに怯えているのを、娘さんが感じ取ってしまって、怖くなったってこと。それだけのこと。

こんな風にね、母親でさえ気づいていない母親のココロの傷を子どもが感じ取ってしまうってことがよくある。

実際、Aさんは小学生の男の子の集団が怖いだけじゃなく、ご主人にも怯えて過ごしているそうで、ここら辺から回復を目指していくことにしましたよ。

Aさんの怯えたインナーチャイルドが、自信を取り戻す頃、娘さんも教室へ戻れるといいなと思ってる。

Bさんの事例:息子へのイライラの原因が自分のココロの傷だった!?

Bさんの事例も書いておくね。

Bさんは息子くん4才が「ぼく、さみしかった」とか「さみしいから一緒に遊ぼ」というように、「さみしい」という言葉をやたらと使うことが気になるというのです。

しかも、「さみしい」と言われると、めちゃめちゃ腹が立ってしかたがないと。

そこら辺を笑み育ワークシートの手順で聴いていくと、Bさんの過去にこんな記憶が出てきた。

Bさんは一人っ子で、おばあちゃんおじいちゃん、そして両親や、近所の人にまでとても大事にかつ過干渉に育てられたにもかかわらず、さみしくしてたという。

というのも、おばあちゃんやおじいちゃんが「Bちゃんは一人っ子でさみしいから、おじいちゃんが畑に連れてってやる」など、なにかと「Bちゃんはさみしいから」と言われ、

「さみしくなくちゃいけない子ども」だったのです。

実際はさみしくなくても、そういう感じにしていないといけない感じがずっとあったとBさんは言います。

わたしは、「なるほどそっか、Bさんが息子さんの“さみしい”という言葉に怒りが湧く原因はそれですね」と伝えました。

これ、息子さんがなぜそんなに“さみしい”を連発してたかと言うと、これもスピリチュアルな話ではないの。

Bさんが過剰に反応するから、息子くんも無意識に頻繁に使ってしまう言葉になってたってことです。

でも、息子くんのおかげでBさんは幼少期の自分のココロの傷に気づくことができて、向き合えたのです。

この後しばらくして、息子くんは“さみしい”を言わなくなりました。

井上ききの事例:次男は私の代わりに私を愛してくれた

実は私にもこんなような話があるの。次男が4~5才の頃、わたしにいっぱい手紙を書いてくれた。

「おかあさん、だいすきだよ」「おかあさん、いつもありがとう」みたいな手紙を一日に5通くらい。毎日!多いときは10通くらい渡された。

さすがに異常な量だったなって思うけど、そのころはそのカワイイお手紙に救われてたのも事実。

そして、わたしはインナーチャイルドセラピーに出会って、自分がどれだけ自分を愛してこなかったか気づくんだけど、その日からパタリと次男からお手紙は来なくなった。

一通も(笑)

「最近お手紙ないんだね」というと、次男はなんのことかわからないって感じの顔をした。

次男は今でもそうなんだけど、わたしが自分よりも仕事を優先してて、自分を大切にできていないときに、ちょっと体調を崩したりして、わたしを仕事から遠ざける。

きっとみんなのお子さんも、無意識にそんなようなことをしてると思うよ。

子どもをあなどっちゃいけない。

子どもの困った行動や、子どもの問題はお母さんを救うために無意識に起こしていると思って、十中八九まちがいないよ。

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