カウンセラーとして独立開業したときの正しい働き方と学び方
こんにちは!井上ききです。
フリーランスのカウンセラー、コーチ、セラピストを目指す方に書こうと思いますが、どなたでもお読みください。(←このパターンだと、「興味のない方はスルーしてください」とか書いてるブロガーさん多いよね。あれはちょっと読者さんを寂しい気持ちにさせてる)
わたしは、長男が0才のときに開業したの。その長男は先日16才になりました。
最初はメンタルコーチングのコーチとしてお仕事をはじめて、途中で食育の講師もしたりしたけど、今は心理カウンセラーとコンサルタント、そして養成講座の講師をしてる。
これ、いろいろやってきたように見えるけど、実は業種でいうとずっと講師業とコンサル業だけをしてきたの。意外と一途に。
15年のキャリアの中で、前半はほとんど赤字。学びに掛ける費用や保育料の方が圧倒的に上回ってしまう時代。私はこの頃のことを「学生時代」と呼んでる。
この「学生時代」はなぜ収入が学びの費用を上回らなかったのか?今回はここについて明らかにしていこうと思うよ。
カウンセラーをするにしても、コーチングのコーチをするにしても、お客さんがいなければ、カウンセリングすることはできないんだよね。当たり前だけど。
開業当時は、マジでお客さんがいなかったよね。暇だから、心理学の本も片っ端から読んだし、カウンセリングやコーチングの講座にもでかけられた。でもとにかくお金もなかった。
だから、チラシなんかを作ってみたんだけど、それを配る勇気がなかったりして、結局意味もなく時間を使っただけになってた。
でも、意味もなく使う時間もけっこうあったよね(笑)
そういえば、当時はA4用紙の表と裏に事業案内なんかを印刷して、それを三つ折りにする形で配っている人が多かった。今みたいにアプリがあったわけじゃないから、そらもう大変でしたよ。なのにたいして配っていないのだ。
で、わたしはまさにここらへんの、時間の使い方が間違っていたとその後気づくわけです。
わたしはあることを学んですっかり働き方を変えます。これによって、収入を得ることができるようになったの。
ようやくこのころから、自分で「フリーランスをしてます」とか「講師をしてます」って言えるようになったのだけど、その学んだこととは、
かんたんに言うと、ブログ運営を学んだんだけど、それはあくまで表面的なことでした。私を変えた本当の学びとは、
そのブログ運営を学ぶことでフリーランスの働き方がわかったの。
我々フリーランスは、「知らせること」が仕事のほぼすべてなんだよね。わたしは、コーチングの申し込みがなくて仕事がないな~と思ってたけど、本当は仕事はいくらでもあったのね。
わたしはここにきて、ようやく気付く。「わたし、ぜんぜん知らせてないし、もちろん知られていない」と(遅)
こうして私は心を入れ替えて、ブログをめっちゃ書くのです。もちろん、ただ闇雲に書いたんじゃないけどね。
そのブログをどう書いたらいいのかって言う話は、長くなるからココに書かないけど。
今の私があるのは、まさにブログを書くことに多くの時間を使ったからなの。もちろん他のSNSもまめに更新してきた。ある時期はほぼ毎日更新するのを2年くらい続けたこともありました。
フリーランスのお仕事は「知らせる」が8割でいい。あとの2割が実際にお客さんにコーチングとかのセッションをする。
私の場合、お客さんに実際会ってる時間は、お仕事というよりも、ご褒美だと位置づけている。このご褒美のために「知らせる」をがんばる。
一時期、カウンセリングの申し込みが増えて、2ヶ月待ちだったころ、実はご褒美がご褒美と思えなくなっていた。
これ、気をつけた方がいい。ご褒美の時間は増やさず2割がいい。その代わり単価をあげるべきだと思うよ。
そうすると、ますますご褒美がご褒美になってどんどん幸せになれるのです。
大事なことだからもっかい書くね。フリーランスのお仕事は
・知らせるための活動・・・8割
・愛するお客さんに会ってセッションする活動・・・2割
この割合を守っていると、幸せに仕事ができるなって思うよ。
そして、学びもこんな割合がおすすめ
・「知ってもらうためのスキル、いわゆる集客スキル」・・・8割
・「カウンセリング技術とかコーチング技術などの専門スキル」・・・2割
一生懸命専門スキルばっかりを学んでいて、ぜんぜんお客さんに知られないでいると、結局はぜんぜん技術も向上しないのよ。経験を積んでなんぼだから。
とくにカウンセラーやコーチのような職業はね、ブログを書くことがおススメです。私たちは自分の考え方や人となりを知ってもらって共感される必要がある。
そんなわけなので、今年は「ブログコンサルオンラインサロン」を立ち上げようと思います。
サロンのメンバーみんなで励まし合って更新頻度をあげていくのもいいし、わからないことなどを質問したりして情報交換してもいい。
私自身も、さっきから書いている「知ってもらう」ための活動はまだまだ十分ではないと思ってる。だから、みんなの力を借りて私自身ももっと成長したいと思ってるよ。