おどおどしちゃう人がイライラさせてしまう5つの理由とは?
こんにちは!井上ききです。
おどおどしてる人がやらかすミスと、堂々としてる人がやらかすミスが同じ内容だったとしても、おどおどしてる人にイライラする人が圧倒的に多い。
今日は、おどおどしちゃう方が人をイライラさせやすい原因ついて解説しようと思う。おどおどさんにも、イライラさんにも読んでもらえたら嬉しいです。
おどおどさんにとって最も大切なこととは?
まず、おどおどしている方が、なぜそうなっちゃってるかを理解する必要がある。
なんのためにそのような佇(たたず)まい、あるいは挙動で生きているのか、ちゃんと訳があるの。すべての人のしぐさや動作には必ず理由があるのだ。
ついおどおどしちゃうその理由は、弱さをわかってもらうためだ。本人は無意識なんだけど、どうしても強く思われる訳にはいかないの。
なぜ、強く思われちゃいけないかというと、怒られたり責められたりすることを何が何でも避けたいから。
つまり、おどおどさんにとって最も大切なことは、怒られたり責められたりしないことなの。
おどおどさんがイライラさせちゃう5つの理由とは?
にもかかわらず、おどおどしてる方は、どうやら人をイラつかせることが多いようなの。
でも、これはいったいなぜ?ただ、おどおどしてるだけでイライラされるって、たしかに変な感じもするよね。
この原因、理由を5つ挙げてみた。
01 そんなに私って怖いのかしら・・・?
自分に対しておどおどしてる人がいると、「わたしって、なぜ、こんなに怖がられてるの…?そんな鬼みたいに見えるのかな…?」と悲しくなるのだ。
相手がおどおどしているから気を使って、できるだけ優しくしてるつもりなのに、おどおどされちゃうから、なおさら悲しくなるのです。
悲しいと人はイライラするのです。
02 もっとしっかりしなさい!
おどおどしている人を見てると、「そんなんじゃ、なめられてしまう。もっと強気でがんばらないと、生きていけないよ!」と言うような感じで情けない気持ちになるケースもある。
このようなとき、わたしたちは自分をおどおどさんに重ねてしまって、「そんな弱気じゃやっていけない」と強い不安にかられることからイライラしちゃうと考えることもできる。
03 実際に迷惑かけているケース
おどおどさんの特徴として、一番最初にも書いたけど、「自分が怒られないかどうか、責められないかどうか?」がすべてです。
怒らせていないか、機嫌を損ねていないか、にいつも注目しているわけです。
そのため、それ以外のことが常におろそかになっちゃうので、ミスも多くなってしまう。
周りの人は、ミスが起こるんじゃないかと不安だし、「気が付かない」「気が利かない」と感じてしまいイライラするというケースもひとつある。
04 コントロールされている気がする
繰り返しになるけど、おどおどさんは弱さを見せることで、怒られないようにしています。本人は無意識ですが。
つまり、無意識に他人の感情をコントロールしているということ。(これはおどおどさん以外にもやってる人は多いです)
この「怒らないで!」という無意識からのメッセージを受け取った側は、自分の感情をコントロールされている不自由さを感じてイライラする。
これはちょっと深い話ではあるけど、実はこのケースでイライラしている人が一番多い。モラハラやパワハラもこの心理状態が原因で起こる。
05 条件反射
過去に、おどおどしている人に迷惑をかけられた体験を持ってる人は、似ている動作、佇まいのおどおどさんを見ると、条件反射的にイライラしてしまうということもある。これもひとつの要因として挙げておくね。
おどおどさんがイライラされなくなる方法
じゃあ、おどおどしちゃう方はどうすればいいのかを書くね。
もうそれは、できるだけ堂々としていることが大事なんだけど、それが今はうまくできないと感じると思うの。まずはそんな自分を許してあげてね。
そんな方は、「怒られる恐怖、嫌われる恐怖」と向き合うことを、何よりおすすめしたい。本当は怒られるということ自体は、死ぬほど恐れることではないのです。
あなたが、死ぬほど怖いことだとトラウマを握ってしまっただけなのです。そのトラウマを握った幼少期の体験と向き合って、本来の自分を取り戻せば佇まいから変化するはずです。
つまり、おどおどを卒業して、クールにあるいは、芯のある柔らかさを持つ人になれるのです。
劣等感や罪悪感を癒して、自分の素晴らしさに気づいて、そしてセルフイメージをあげるの。そうすることで、「安心」や「自信」を手に入れるのです。
世界はまったく違う景色を見せてくれますよ。
イライラしちゃう側はどうすればいいのか?
では、おどおどさんに対してついイライラして仕方がないという方は、どうするといいのかと言うと・・・。
その怒りの原因を追究しましょう。怒りにはすべて理由があるのです。
怒りの前には必ず、「強い悲しみ」か「強い恐れや不安」の感情に襲われています。イライラのほんの一瞬前にそれを感じています。その悲しみや恐れの理由をちゃんと言語化して、相手に伝えましょう。
たとえば、
「さっきは怒っちゃってごめんね。とっても忙しくて焦っているタイミングだったの。そんなときに質問されて、わかってもらえてない気持ちなって悲しくなっちゃって、だからつい怒っちゃったの、ごめんね」とか。
「なんか、いつもおどおどしてるのを見てると、もどかしくなっちゃって。心配だし情けないって、つい思っちゃってイライラしちゃうんだよね」とか。
そのありのままの自己開示がおどおどさんにとって安心につながるはず。そして、それがおどおどしなくなることにもなるのです。
まとめ
おどおどしちゃう側も、イライラしちゃう側も、その原因はすべてご自身の内側にあるということ。誰のせいでもない。
内側との向き合い方は、わたしがコーチングでお手伝いすることができます。一緒に解決しましょう。
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