家事が苦痛だけど自分がやるしかない人のための3つの魔法
こんにちは!井上ききです。
家事が嫌いとか苦手とかって、毎日のことだからかなりキツいわけです。夫に手伝ってもらうとか、家事代行とか解決策はいくらでもあるでしょ、とかって思われるかもしれないけど、家事ってどうせゼロにはならないと思うの。
しぶとくあるの。なんだっけ、上手いこと言ってたな。そうそう、「名もなき家事」!!
生きてると家事だかなんだかわからないことまで、いろいろあるものです。まさか、家事代行さんに息子の靴下をAmazonで注文しといて、って頼めないしね。
わたしもかつては家事が苦痛で仕方がなかったなー。
家事をさせられてるって思ってて、被害者的な考えがわいて仕方がなかった。
料理しててヤケドとかしようもんなら、「んったく、なんでこんな危険な目に合わんといかんのだー!?私を誰だと思ってんだー!」とか思ってた笑
そんな私が心理学を学びながら家事を楽しむ方法をいくつか生み出したので、みんなにパパっとシェアするよ。
タイトルには「魔法」とかって書いたけど、かなり地に足が付きまくりでまっとうな内容なので、「まじめかっ!」とかツッコみながら読んでやってください。
家事が苦痛な方だけじゃなく、家事が好きな方も幸せになりますように。
1.成果を可視化する
家事はやってもやっても誰も認めてくれないし、繰り返し同じ家事を毎日やったりして、けっきょく終わりがないってことも問題。
達成感が感じられなーい!
うちもさ、朝おきたらすぐに洗濯機を回すんだけど、洗濯が終わって、さあ干そうかなって思ったときに、また洗濯物がカゴに入ってる。
前日に体操着を出し忘れたヤツがいたんだね、これ。んったく・・・。
まあ、翌日にまわすんだけど、この感じが達成感を奪ってくわけ。
そんなわけなので、私はその日の家事の予定をリストアップして、終わったら消していくって方法を取ってた。
ひとつひとつ消されていくときに「できた!」って達成感を感じると快楽ホルモンであるドーパミンが分泌されてモチベーションも上がる。
とうぜん全部消されるとますますドーパミンが分泌されて、「わたしってスゴいんじゃね?」なんてセルフイメージも上がりまくりなわけです。
2.ありがとう作戦
わたしは、「家事は片付けるもので、わずらわしいものである」という前提で家事をしてたの。でもこれは完全に思い込み。思い込み中の、オモイコミ!
この世には、家事が好きな人もいるわけですよ。そういう家事を楽しんでる人は、そもそも「家事を片付ける」とか思ってないもんね。
片付けるものだと思ってた私は「これ片付けたら次はお風呂を洗わなきゃ」とか「家事終わったら録画したドラマ観よう」とかって考えてた。
これって今ここを生きてない状態。この状態では家事であろうと、なんであろうと絶対楽しくない。
だから、「家事は楽しむもので、心を込めてやると自分も家族も幸せになる」という考えに変えることにした。
で、目の前の家事に心を込めるために、「ありがとう作戦」というのをやってみたの。
駅伝の原監督っぽいベタなネーミング笑
「ありがとう作戦」っていうのは、洗濯物とかフライパンとか、トイレットペーパーの芯だとか、家事をしてて関わるすべてに「ありがとう」って言いながら家事をする。
あ、正確には「言いながら」じゃなくて心の中で「呟きながら」ね。声に出して言っちゃうと、さすがに家族に何らかの病を疑われる感じになっちゃうからね。「病院行ってこい」って。
「タオル、いつもありがとう・・・」って心の中で呟きながら洗濯物をたたんだりするの。
「ありがとう」って言ってると心を込めれるのよ、不思議と。
しかも、「ありがとう」って言葉は心を込められるっていう効果だけじゃなく、セロトニンというしあわせホルモンを分泌させてくれる。
だから、言ってるうちに何だか幸福感があふれてくる。
3.SNSと距離を取る
家事をしつつ、ときどきSNSをチェックしたり、更新したり、コメントしたりをいっさいやめた。
いま思うと、これも家事に向き合えない原因だった。
SNSって、コメントやフォローが着くことでドーパミンが分泌される。これ、さっき達成感を味わうと分泌されるって書いた快楽ホルモンね。
実は、家事の達成感によって、ドーパミンを分泌させれば、SNSでのドーパミンがあんまり欲しくならなくなる。
だから家事に集中するっていうのは、一石二鳥。家事も早く終わるし、楽しめるし、SNSとも適度な距離を取れるでしょ。
私は家の中で、スマホは仕事用の机に置いておくようにしてる、家事をしてるときと寝る前はけっこう距離を取ってますよ。
まとめ
家事に限らず仕事でもそうだけど、目の前のことに集中してみると、すべて面白いんだよね。
どうせ、時短テクとか使ったって、劇的には変わらないもん。いっそ徹底的に面白がってみたほうが人生は変化する。
とは言っても、こういう小手先の問題で、一時的に回避できても、家事がかなり苦痛、という方はそもそも生きることが苦痛な方です。おそらく家事が苦痛とかそういう問題じゃないんじゃないかな。
楽しんだり、何かに夢中になることができないくらい、過去のマイナス感情にとらわれて「今ここ」を生きることが難しい状態になってると言えるのです。