「夢や目標の見つけ方」その答えはあなたの過去にある
こんにちは!井上ききです。
「自分がいったい何をしたいんだか、さっぱりわからない」とおっしゃる方は非常に多いです。
一瞬、これがしたいのかも…という何かが見つかることもあるけれど、いつの間にか、別にやりたくなくなるのです。
これね、何をするかは割と何でもいいのよ。つまり手段は好きで得意なことをすればいい。でもね、大事なのは"なぜ"それをするのか?という動機なんだよね。その動機が明確で、そして、自分の欲求とぴったり合っていると、「これをしたいんだー!」という強い想いになる。
どういうことかというと、例えばね・・・。
もしも、生まれながらにして億万長者のお家に育って、欲しいものは何でも手に入って、両親からの愛情にも恵まれていつも安心で安全がある。
行きたいところにはいつでも行けるし、会いたい人にはいつでも会える自由もある。
みたいな境遇だったら、何を目標に生きる?
わたしだったらね・・・きっと、お金も安全もない、そんな状態を望むだろうと思う。
すべての財産を捨てて、安全のない場所でハラハラしながら生きることを夢見ると思う。自分でお金を稼いでみたい!自分で挑戦したい!冒険もしたい!なんて言うと思う。
でも、実際の私の人生はね、ごく普通の経済状態のお家に生まれ育ったけど、母は「お金がないから〇〇ができない」を口ぐせにしてたので、貧しいと思い込んでいたの。
そして、両親のケンカが絶えない安心のない・・・そのケンカのときに、母が包丁を持ち出してくるから安全もない家庭で育ちました。母はずっと恋愛依存症だったし、居場所のない家庭で育ちました。
そんなわたしが望んだものは、安心することと愛すること、そして居場所です。さらに、やりたいことを好きな場所で好きな時間にできるという自由もです。
わたしはこれが叶えば、職業は何でもいいなって思う。でも、すべてを叶えられるちょうどいい仕事は、心理カウンセラーで養成講座を持つこと以外に思いつかないなとも思う。
こうやって、望むものって、生きてきた生い立ちによって、こんなに違っちゃうのがわかるでしょ?だからこそ、自分の望みって、自分にしか望めないし、自分にしか叶えられないんだよね。
そして、だからこそ自分で自分の望みを叶えることが、一番自分を大切にしているってことにもなるし、それが何よりの過去の完了になる。
そして、その望みを叶えるための活動が、かならず誰かの役にもたつ。
やりたいこととか夢とか目標がないという方は、まずは、幼少期を振り返ってみてね。そこには、必ず欲しくて仕方がなかったけれど、手に入れることができなかったものや、状態があると思うの。
それを手に入れることが、あなたの夢であって目標です。