「ママきらい」って言われた!この言葉の本当の意味と対応法とは?
こんにちは!井上ききです。
子どもに「ママきらい」って言われてしまった・・・こんなに毎日がんばってるのに!って悲しくなるひと言・・・。
と落ち込むママによく伝えてきたことがあります。
子どもの言う「ママきらい」の本当の意味と、そんなときはどのように対応するべきなのか?
「ママきらい」って言われたら〇〇しよう
子どもは自分の本当の気持ちを上手に言葉にできないです。
もしかすると、大人だって自分の気持ちをうまく伝えられない方がほとんじゃないかな。
ということは、もしも「ママきらい」って言われたら、そのまま受け取らず、翻訳してから受け取るのです。
例えば・・・「ママがそんな風に怒るのは、きらいだよ」かもしれないし、「ママのその言い方はきらいだよ」かもしれない。
あるいは、「悲しいよ」とか「怒ってるよ」とか「気に入らないよ!」とか「不満だよ!」とか、そんな辺りでしょう。
そして、この不機嫌もそれほど長くは続きません。
ママに嫌いと訴えた、すぐ後でまたママのことを必ず大好きになるのです。
「きらい」という言葉にどうしても反応してしまうときは?
と言われても、子どもに「きらい」と言われてから絶望感が消えませんとか、
子どもに「きらい」と言われるたびに、つい激しく反応してしまいますということもあるかも。
そんな場合は、「トラウマ」を疑ってみるといいですね。
幼少期に母親に「嫌い」って言われたことや、自分は母親に嫌われてしまったと受け取った体験があったのかも。
何らかの理由で、私たちは母親からの愛が途切れてしまったと思い込む体験をします。
それは割と些細なできごとで、理不尽に怒られたなどの、だれもが経験するようなこと。
そうすると、「こんな風に私を責めるってことは、お母さんは私のことが嫌いになってしまったのだ」みたいに、判断しちゃった可能性もあります。
そして、「自分は嫌われてしまった」という思い込みのまま大きくなってしまうと、我が子の「ママきらい」という言葉に必要以上に絶望を感じてしまうはずです。
かんたんに言うと、「きらい」という言葉があなたにとっての地雷になっているということです。
家族には嫌われていい
家族の間での「嫌い」っていうのを、「もう、終わりだ」なんて捉える必要なんてぜんぜんない。
むしろ、常に好きでいることの方が難しいのです。
家族って距離が近いからこそ、すぐに嫌いになったり好きになったりするものです。
だから、子どものことだって、パートナーのことだって、嫌いって思っちゃいけないこともないし、思われちゃいけないこともない。
わたしだって、3日に1回くらいは、夫のこと嫌いだなって思うし(笑)、夫に1日に3回くらい嫌われている。あはは。
でもね、毎日のように一緒に晩酌してるってことは、スキなんじゃないか?
しかも、うちには思春期の男の子が2人もいる。
わたしなんか、彼らに常に嫌われてるからね。
お子さんに嫌いって言われたときの対応法
ね、、家族って素晴らしくない?
嫌いでも一緒に居てくれるんだもん。みんな私のところに帰ってくる。
ということは・・・お子さんに「ママきらい」って言われたら「嫌いなのに一緒に居てくれるって、なんて素敵なことなの!!」って思えばいい。
そして、「ママのこと好きになったら、また教えてね」って伝えておくのです。
もしも、あなたが過去に誰かに嫌われてしまったという体験をして傷ついているとしたら、そんなものは一時的なもので、また好きになってもらえていたはず。
ただ、スキになったときに教えてもらっていないだけだったのです。
嫌いも好きも永遠じゃない。こんなものはコロコロ変わるのです。変わればいいのです。