起業、フリーランスの成功のカギは「いい人」からの卒業にあり
こんにちは!井上ききです。
実は、「いい人」をやめると起業や独立は上手くいきます。
起業家さんやフリーランスとして自分でお仕事をしていくとき「いい人」というキャラクターはあまり役に立たないんです。
この記事はこんな方におススメです。
・これから起業しようと思っている方
・フリーランスや起業家の方でもっと幸せに成功したいと思っている方
この記事では、
なぜ「いい人」をやめた方が幸せに成功できるのか?その仕組み。
どうすればその「いい人」をやめることが出来るのか?この2点についてお伝えします。
いい人ってどんな人?
ここで言っている「いい人」というのを少し具体的にしていくと、
誰にでもいい顔をしちゃう人
みんなに好かれたい人
人にどう思われるか気になる人
人にいつも合わせちゃう人
意識的というよりは無意識にこうなっている方と定義しておきます。
私たちが「いい人」でいたい理由
ところで、なぜ私たちはうっかりこのような「いい人キャラ」を演じてしまうんだと思いますか?
あくまで無意識なので、自分で選んで演じているという自覚はなかった方も多いと思うんですが。
実はいい人キャラにはメリットがあるからなんです。
そのメリットとは・・・
誰だって責められたり、怒られたり嫌われるのは避けたいですもん。
本当にそれが功を奏しているのかどうかは別として「いい人キャラ」は攻撃から自分を守るための手段として身につけているんです。
そうすれば、人から責められたり、怒られることを避けられて、責任とか負わずにすむし、極力嫌われずにすむはずだと。
いい人は稼げないのではなく稼がない
このいい人キャラが「強くていい人」なら問題ないのですが、他者から攻撃を受けないために身につけたいい人の場合は「弱くていい人」です。
他者から攻撃されないために身につけた「弱くて無害ないい人キャラ」は自分でお金を稼いでいく上で障害になってしまうのです。
なぜなら「弱くて無害ないい人キャラ」はつまり「依存状態」だからです。
他者に悪く言われないか
他者に攻撃されないか
という意識状態は依存です。
自分の幸せを他人に依存しているのです。
責められたり悪者にされたら不幸せ。優しくされたら幸せ。という在り方なんですね。
いや、もちろんこれは誰だってそう感じるのですが、極端に他人にどう思われるか、どうされるかに振り回されているという意味です。
依存と自立は対極にあります。依存していると自立できないし、もっと言うと自立をしたくないから依存しています。
もしも、なかなか稼げるようにならないな・・・と感じているのなら、本当に稼ごうとしているのか改めて自分を深く見つめてみるのもおススメです。
いい人は嫌われないけど好かれない
もうひとつ、「弱くて無害ないい人」というキャラ設定のままでは成功できない理由があるのですが、それは
「弱くて無害でいい人」は確かに誰からも嫌われないかもしれないけど、誰かから強い支持を受けることはないのです。
誰かは嫌うかもしれないような強い何かを持っているからこそ、強い支持を受けて成功につながるのです。
なぜ依存状態になってしまうのか
ところで、なぜ私たちは依存状態になってしまうのでしょうか?
実は、依存の原因はたったひとつです。
親との関係が未だ依存関係だからなのです。
これはもちろん経済的にではなく、精神的にです。
親と精神的に依存関係とはどういう事かと言うと、
親を可哀想な人だから幸せにしてあげなきゃと思っている
親に認められなきゃと思っている
親を憎んでいる
親に謝って欲しいと思っている
親を否定している
など親子関係上のネガティブな感情を抱えていると、自分の人生なのに無意識に親のせいにしてしまいます。
そして、親との関係はすべての人間関係に応用されるので、他人のせい、つまり依存的になるということです。
この依存的になっている、というのは人によって程度の差こそはあるけれど、すべての人が依存的な側面を持っているはずです。
そして、この依存の割合が低いほど、自立できて幸せに成功できるはずなのです。
親を美化しすぎている?
じゃあ、親を素晴らしい人だと尊敬したほうがいいのかと言うと、これも問題です。
この状態は親をありのまま見ることができていない可能性が高いのです。いいところだけ注目していて、問題に向き合えていない状態かもしれません。
かつて私はこういう状態で生きていました。
本当は親との間にネガティブな感情を抱えているにも関わらず、それを見ることができない、認めることができないため、無理なポジティブシンキングをしていたのです。
親であれ、自分自身のことであれ、事実をありのまま見ることができなければ、お客様のこともありのまま見ることができないです。
この状態になっているなら、まず、本当は自分は自信がなくてビビってるという事実に気づくことからスタートです。
いい人を卒業して幸せに成功する方法
親から精神的に自立するための方法として私が絶対的におススメするのはインナーチャイルドセラピーです。
インナーチャイルドセラピーは幼少期に受け取ってしまったネガティブな思い込みを、書き換えることができます。
育つ過程で、親子の間に起こったことをありのまま捉えなおす、つまりネガティブでもポジティブでもないひとつの出来事として捉えなおします。
そうすることで、いい意味で親から卒業できるのです。
もう「弱くて無害ないい人」じゃなくても、じゅうぶん安全に生きることができんだ!と頭でわかるのではなく腹でわかることができる。
顕在意識ではなく潜在意識からいい人を卒業するのです。
責められても批判されても、嫌われても死ぬわけではない、ということを頭で理解するのではなく、カラダの感覚で捉えていきます。
親から精神的に自立するレッスン
親からの精神的な自立を目指すとき、日頃から練習できるおススメのレッスンがあります。
それは・・・
ということ。
シンプルですが、起業家としてあるいはフリーランスとして幸せに成功するためには、決める力は必須なのです。
自分で決めて行動したとき、良い結果が出るかもしれないし、失敗するかもしれないけど、その結果の責任を自分で負うだけのことです。
わたしも今までいっぱい失敗してきました。
でも「それが何か?」と開き直ることができるのは、起こった出来事をポジティブでもネガティブでもない単なる出来事と捉えているからです。
つまり、必要以上に「自分が悪かった」「自分がダメだった」とジャッジせず、
同時に「あの人のせいだ」「あの人が判断ミスをした」ともジャッジせず、結果の後始末をするだけ。
私も悪くないし、誰も悪くないです。
新しいキャラ設定をする
インナーチャイルドセラピーや自分で決める練習によって依存を卒業したら、新たなキャラ設定をするのがおススメです。
長年身につけて生きて来た着心地のいい「弱くて無害ないい人」という鎧を脱ぐだけじゃなく着替えを用意する。
本当は脱いだら裸が一番おススメなのですが(笑)、人はつい着慣れた鎧に戻りたくなるもの。
だからあえて、こんなキャラクターで生きたい!という新しい在り方を決めておきます。
例えばルフィーのような「明るく能天気で仲間想いな人」というキャラ設定でもいい。
白雪姫のような「能天気でお気楽なお姫様」でもいい。
ココシャネルのような「自分に厳しく自立した強い女性」とかは稼げそうだけど、個人的にはあんまりおススメしない(笑)
幸せに楽に成功できそうな新しいキャラクターを決めて、スマホの待ち受けに設定するなどしてなり切ってみる。
迷ったときのお守りのように使ってもいいですね。
誰からも嫌われない人は誰からも支持されません。
誰かから嫌われながら、誰かから最高に愛されたいですよね。
起業、フリーランスの成功のカギは「いい人」からの卒業 まとめ
「弱くて無害でいい人」という在り方を卒業すると、フリーランスや起業家として幸せな成功に圧倒的に近づきます。
依存から自立へ在り方をシフトするのです。
依存的になってしまう原因は、親との関係において未だ依存関係を残しているから。
親を卒業するためにはインナーチャイルドセラピーは絶対的におススメですが、同時に自立の練習として、
『やりたいことを自分で決めて行動する』をおススメしました。
「決める」ことと、行動した結果を引き受けることができれば、本物の自己肯定感と強さを手に入れることができます。
「決める」とか「責任を負う」っていうとちょっと重めだなって感じるかもしれないけど、私の場合はこう思うの。
「あはは!ごめんごめん!」でだいたいのことは始末できる!
もっと気楽でいいのです。
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