お気軽にLINE@からメッセージくださいね♪

ワークシートダウンロード

大人のいじめ、パワハラ、モラハラする人の心理とその本当の目的

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
詳しいプロフィールはこちら

 

こんにちは!井上ききです。

大人になってもいじめや、パワハラ、モラハラする人ってなぜ、そんなことをしなくちゃいられないのか、その心理と正しい対処法をお伝えします。

この記事はこんな方にお勧めです。

・いじめや、パワハラ、モラハラ、DVに遭っている
・何かといじめ、パワハラモラハラ、あるいはセクハラなどのハラスメントに遭いやすい
・管理している職場やコミュニティでいじめやハラスメントの問題が起こっている

この記事を最後まで読んでただくことでこんな成果が期待できます。

・現在いじめに遭ってツラい状況にある方は、あなたを攻撃する人の心理を理解できて恐れが軽減できます
・いじめやパワハラへの適切な対処の方法が具体的にわかって、この先被害に遭いにくくなります
・職場やコミュニティでそのような問題が起こっているときの原因と起こりにくくするための対策が解ります。

いじめ、パワハラ、モラハラ、DV、セクハラをする人の心理のポイント

ポイントは2つ、「劣等感」と「罪悪感」です。

 

優位性の獲得

攻撃する人は相手を自分より惨めな状態にすることで優位性を獲得して自分の劣等感を癒すことが目的なんです。

そもそも、いじめやハラスメント、DVの加害者(←読み間違わないでね。被害者じゃなく「加害者」)になる人は例外なく劣等感の強い人です。セルフイメージが低い人の行動と言えます。

例外なく。(←2回目)

一見、セルフイメージが低いようには見えない人がモラハラやDVをしていたりしますが、優秀で人格者に見える人が家庭ではDVをしているってことも実は多いです。

反対に、家庭で居場所がなくストレスの多い人が、会社でパワハラをするということもあります。

これは、相手を攻撃することで相手が凹んだり、怯えたり、落ち込んだりする姿を見て、一時的に自分が優位に立つことができて、そのときだけですが、自分の劣等感を感じずにすむからです。

脳内に快楽物質であるドーパミンが分泌されるとも言われていて、このドーパミンによって気分が一時的に高揚し、この効果の中毒になっていることから、良くないこととはわかっていても、止められなくなるわけです。

つい、ターゲットとしている人を見ると、イヤミや攻撃をしてしまう、という状態です。

 

あなたは悪い人

いじめをする人の心理のポイント2つ目です。

ネットでの攻撃を例に挙げるとわかりやすいのですが、

たとえば芸能人が浮気をした、とか政治家が女性蔑視発言をしたという場合、まー、けっちょんけっちょんにしますよね(笑)

ネットだから実名ではなく匿名で批判できるからこそ、だれもが参戦しちゃうわけです。

これは浮気をする人、あるいは女性蔑視発言をする人などを「悪者」にしておくことで、自分が「悪者」ではなくなる事を目的としています。

『あなた悪い人、わたし悪くない人』

これを言いたいだけのことなんです。言いたいというか、自分で一生懸命確認しているという状態です。

一見くだらない話に思えますが、人を悪者にしておかなければいられないくらい、日本人は言ってみれば「一億総罪悪感社会」って感じ。

罪悪感というのは、自分を責めていてとにかく罪の意識を感じている状態のことです。自分は悪い人間だから、そのことが人にバレるとマズいことになる、と過剰に恐れを感じている状態。

私自身もかつてはそうだったんですが、カウンセリングに来られるたくさんのお客様のお話しを聴いてきて、罪悪感という感情がこんなにも人を苦しめているんだなと気づきました。

必要以上の罪の意識を感じちゃうからこそ、悪者を見つけると攻撃して、一時的に「あんな悪いやつに比べたら、私はぜんぜん悪くない」と安心するのです。

もちろん無意識でやってることなんですけど、これがネットで攻撃する人の目的と言えます。

そして、こういうことが学校とか職場の仲間同士でも起こっていることが特に問題なのです。

 

いじめ、パワハラ、モラハラ、DVに遭ったときの対処法

さっきからお伝えしているように、いじめる側の問題は劣等感や罪悪感なんですが、同時に被害に遭う側も劣等感や罪悪感が強いことがひとつの原因です。

幼少期から、どこにいってもいじめられてしまうとか、転職しても意地悪や攻撃をしてくる人が必ずいるという人生を生きている方も少なくないです。

もしも、現在 いじめやパワハラ、モラハラ、DVの被害にあっているのなら、ひとつは、出来るだけたくさんの人に相談をすることと、そしてもうひとつが、出来るだけ早めにその環境から離れること、このふたつが大切です。

さっきも言ったように、被害に遭ってる方も劣等感や罪悪感が強いので、自分が悪いからいじめられるんだと思ってしまうケースが多いです。

そのため、人に相談しなかったり、自分がだめだから仕方がないと、そのまま被害に遭い続けるような選択をする人もいます。

あなたは何にも悪くないですよ。

そしてもちろん、人に相談すること、逃げることも悪いことではありません。

 

いじめやハラスメントの被害に遭わないための対策

今後、いじめやパワハラに遭わないためには、自身の強すぎる劣等感や罪悪感を克服する必要もあります。

自分はダメな人間だ、とか自分が悪いんだ、自分は弱いから仕方がないんだという、セルフイメージはすべて間違った思い込みなので、それは手放すことが必ずできます。

むしろ、自分は弱い人間だというセルフイメージのせいで、いじめに遭いやすくしてしまっているのです。

つまり、自己肯定感をあげるとかセルフイメージを上げるトレーニングに取り組むことで攻撃されにくくなります。

いじめの対象が、惨めになってくれなければ、優位性を獲得することができませんから、そもそも、いじめられる対象に選ばれなくなるのです。

とはいえ、劣等感や罪悪感を克服して自己肯定感を上げるというのは、多少時間をかけて取り組む必要があります。

そんな最中に、攻撃してくる人が近くにいると、ますます傷つけられてしまうので、できるだけ早くその環境から離れて、安心できる状態になることもおススメします。

自己肯定感をあげるためにはインナーチャイルドセラピーがおススメです。
  ↓  ↓

大人のいじめの心理とその本当の目的のまとめ

繰り返しますが、いじめやハラスメント、ネットでの攻撃をする人は、例外なく劣等感や罪悪感の強い人です。

人を攻撃して自分より惨めな人を作っておくことで、優位性を獲得して自分の劣等感を一時的に癒すことが目的であり、

悪者を作ることで、自分の罪悪感を一時的に感じないようにすることが目的です。

いずれにしても心が傷ついていて弱い人と言うことができます。

それほど恐れるような相手ではありませんので、早く人に相談することと苦しければ出来るだけ早く離れるようにしましょう。

そのうえで今後いじめの被害者にならないためにも、自分の自己肯定感を上げるトレーニングをおすすめします。

もしも管理する職場や学校でいじめが起こっている場合は、被害者側を安全な場所に異動させることが大切ですが、加害者側のストレスを改善する取り組みも必要です。

インナーチャイルドを癒す個別カウンセリングはこちらにあります。
   ↓  ↓

メルマガ登録はこちらから(無料)
  ↓  ↓

 

この記事を書いている人 - WRITER -
心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© 井上きき , 2022 All Rights Reserved.