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自分の機嫌を自分で取れる人だけが成功する理由とは?

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

 

自分の機嫌を自分で取れるか取れないかは想像以上に人生を左右します。

 

なぜなら人に機嫌を取ってもらうということが、自分にとっても周囲の人にとってもエネルギーや時間の無駄遣いを招いているからです。

 

このエネルギーロスとタイムロスの仕組みと、自分の機嫌を自分で取れる自立的な在り方について解説します。

 

この記事はこんな方におすすめです。

・もっと自分のビジネスを成長させたい方
・もっと自分のビジネスで社会に貢献したい方
・もっと楽に成功したい方

 

 

自分の機嫌を自分で取れない状態とは?

 

 

依存的な子どもの状態

 

私たちの内側には、依存的な子どもの意識と、自立的な大人の意識があります。

 

誰もが両方の自分を持っているはず。

 

自分の機嫌を自分で取れない状態は、依存的な子どもの意識を使って生きている状態です。

 

さらに、この依存的な子どもの意識は「批判的な状態」「犠牲的な状態」「ご機嫌取り状態」という3種類の状態があって、

 

誰もがハマりやすい意識の状態があるし、相手によって使い分けたり、自分の役割によって使い分けたりしています。

 

この3つの依存的な状態について解説します。

 

 

批判的な状態

 

 

例えば、小さな子どもが、上手くお箸を持てなくて、癇癪を起して「お母さんのせいだ!」「お箸が壊れている!」と怒っている状態に似ています。

 

つまり、文句を言っていたい状態です。

 

誰かが悪い、間違っていると訴えるだけじゃなく、この社会が悪いとか職場環境が問題だと訴えることもあるかもしれません。

 

「あなたが悪い」と攻撃したり正論を訴えたり、問題を指摘、批判することで自分の価値が上がっている錯覚を起こしている状態です。

 

決して悪気はなく、自分の機嫌は外側に左右されているという考え方が真実だと思い込んでいるので、これがあるべき姿だと信じています。

 

悪者を作り出して批判することに時間とエネルギーを使ったり、腹を立ててイライラすることにもエネルギーを使ってしまいます。

 

せっかくの能力やエネルギーが無駄に使われいて非常にもったいない状態です。

 

 

犠牲的な状態

 

 

例えば、上手くお箸が使えなくてしくしく泣いていると、「あらあら、可愛そう」といって周囲の大人が助けてくれる状態に似ています。

 

「自分がダメだからこうなっちゃうんだ」「自分が悪いんだ」「自分が間違ってしまったからだ」と自分を責めてクヨクヨしています。

 

こうしていると誰かがなぐさめてくれたり、励ましてくれたり、同情してくれたり、許しの言葉を与えてくれたりするからです。

 

「それは、大変だったね」「がんばってるじゃない!」「あなたはすごいんだよ!」と共感したり、ホメたり認めたりしてくれる人がいる。

 

もちろん、これも無意識だし悪気はなく、この状態でいると確かに愛される、という体験を積み重ねていて、これが真実だと感じています。

 

悲劇のヒロインとか自己憐憫(れんびん)という言葉でよく語られることもあります。

 

しかし、この状態でいると成果を生み出しません。なぜなら、成果を生まなくても愛してもらえるから。

 

 

ご機嫌取り状態

 

 

本当はお腹がすいてごはんを食べたいけど、夫婦喧嘩をして泣いているお母さんをなぐさめている優しい長女ちゃんのような状態。

 

怒っている人や、落ち込んでいる人をなぐさめたり、助けたりします。

 

誰かを助けたり、誰かを励ましている自分は優しくて、いい人だと満足できる。

 

つまり、人のご機嫌取りをすることで、自分のご機嫌取りをしている状態。

 

人を助けることは悪いことではないのだけど注意が必要で、自己満足で助けてしまうと、相手はますます依存して自分で自分の機嫌を取れなくなってしまいます。

 

人を助けたり優しくすることは「良い行為」という包み紙に包まれているけれど、中身は「迷惑行為」だったりするということです。

 

誰も助からないだけじゃなく、自分の時間の無駄遣いになってしまいます。

 

 

自立的な大人の自分として生きるとは?

 

 

人を変えようとしない

 

 

問題点を指摘したり、批判しても、人も環境も組織も大して変わらないことがほとんどです。

 

「あの人がもっと早く仕事をしてくれれば私はご機嫌になる!」と思うかもしれません。

 

しかし、その人の仕事の仕方を変えるよりも、自分の機嫌を自分で取ったほうが、おそらく時間もエネルギーも節約できます。

 

 

自分のことに集中する

 

 

実は自分が思っている以上に、人のこと環境のこと社会のことに、もっと無関心でいていいのです。

 

 

誰がズルしててもかまわない。

誰かが可愛そうでもかまわない。

みんなが大騒ぎしててもかまわない。

 

 

自分の役割に集中して生きるのです。

 

誰かのご機嫌取りをするよりも、むしろあなたがあなたの役割を生きてこそ、世の中に大いに貢献できるはずですよ。

 

 

自分の心を自分で満たす

 

 

 

何をすると自分の心が満たされるのか知っている人は自立的です。

 

具体的なものを複数持っているともっといいですね。

 

おそらく、好きで得意なことの中から見つけることができるはずです。

 

それをすると集中できて思考が止まるような何か。例えば絵を描くとかランニングとかドライブ。

 

または、それをするとセルフイメージが上がって、誰かに認めてもらわなくても自分で自分を心からホメることができるような何か。

 

例えば、ピアノを弾くとかお料理とか。

 

 

本当は大好きでやりたいことがあっても、そんなことしてる場合じゃないような気がしているかもしれません。

 

しかし、それは間違い。

 

人生を複雑にせず、シンプルに自分で自分を満たすことは最優先事項なのです。

 

 

自分の機嫌を自分で取る

 

 

腹が立つことや悲しくなること、不安なことは生きていれば何度でも繰り返しやってきます。

 

実は、起こった出来事が不機嫌の原因なのではなく、捉え方や解釈が自分を不機嫌にしています。

 

このとき、私たちは「依存的な子どもの意識」になっています。

 

誰が悪いとか、自分のせいだとか。あるいは、誰も助けてくれないという絶望とか、すべて依存的な子どもの自分が感じている不機嫌です。

 

これを、自立的な大人として捉え直すことで自分をご機嫌にすることができるのです。

 

子どもの解釈を大人として捉え直すためのコーチングは、エミークコーチングシートでおこなうことができます。

 

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自分の機嫌を自分で取れる人だけが成功する理由 まとめ

 

 

 

批判的な状態も犠牲的な状態も、そして人のご機嫌取りをしているいい子の状態も、依存的な子どもの自分の意識が大きくなっているといえます。

 

この状態は、自分の人生を複雑にして疲弊するだけじゃなく、自分の本来の役割をおろそかにしてしまいます。

 

また、周囲を巻き込んでしまうので巻き込まれた人も時間とエネルギーを使う必要があります。

 

反対に自立的な大人の自分として生きるということは、シンプルで合理的な在り方です。

 

本来の自分の大切な人、モノ、役割に集中すれば、自己実現、成功までの道のりもシンプルにすることができるわけです。

 

もちろん、この自立的な大人の自分で生きることは決して簡単なことではありません。

 

わたしも、批判的な状態や、犠牲的な状態、いい子のご機嫌取り状態、それぞれに陥るときもあります。

 

そんなときは自分の感情がざわざわして知らせてくれます。

 

自分がそのような状態になっていると気づくことで、1分でも1時間でも1日でも早くその状態を抜け出して、大人の自立的な自分に戻ることができれば、じゅうぶんなのかなと思います。

 

自分を自分でご機嫌に戻す方法はエミークコーチングでトレーニングすることができます。

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