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【モラ夫・クレーマー】ひどいことを言う人の心理と対応法

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

 

ひどいことをする人、あなたの身近にもいますか?

 

クレーマーとか、いじめっ子、パワハラ、そして犯罪者もそうですが、なぜそんなことをするのかを客観的に見てみると、実はみんな根っこには「甘え」があるのです。

 

この記事では、ひどいことをする人がなぜ、そうなってしまうのかを解説し、対応方法について提案していこうと思います。

 

クレーマーはかまってもらいたい

 

 

サッカー教室のコーチをしているAさんは、保護者の一人に「うちの娘だけ上手くならないのは目を配ってくれていないからだ」というようなクレームを受けて、困っていました。

 

選手に選ばれないのは、指導者に問題があるからだなどなど、色々と言われたそうです。

 

これはつまり、「我が子はじゅうぶんにかまわれていない」とか「大切に扱われていない」「うちの子が悪いんじゃなくて、悪いのはコーチだ」と言いたいわけです。

 

このようなクレーマーに遭遇したら、この方のインナーチャイルドは何を訴えているんだろうと考えてみるといいです。

 

インナーチャイルドは傷ついている小さな子どもなので甘えんぼちゃんです。

 

この保護者の場合、「もっと大事にして!」「もっとかまって!」とインナーチャイルドが泣いています。

 

そして、「できない私を許してほしい」とも聞こえてきます。

 

こう考えると、どのように対応してあげたらいいかわかってきますよね。

 

ちょっと大変ですが、まずはじゅうぶんに話を聴いてかまってあげる必要があります。

 

そのうえで、まだ成果がでていないけど、日に日に娘さんは成長していること、それはまぎれもなくお母さんの応援と理解のおかげだと、認めてあげる必要があります。

 

毎回、お母さんに声を掛けたり、娘さんの今日できたことを伝えてあげるといいですね。

 

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モラ夫は認めてもらいたい

 

 

Bさんは、夫に「おまえは母親失格だ」とか「おまえのようなブスは安い服でじゅうぶん」のような言葉でののしられることが多く、不満がたまっている状態でした。

 

Bさんは子どもが成人するまでは離婚しないと決めてはいるものの、このさき夫とどう関わったらいいものかと悩んでいました。

 

このようないわゆる「モラ夫(モラハラ夫)さん」は劣等感のかたまりです。

 

だから、いつも自分を責めています。

 

つまり、自分自身に「オレは人間失格だ」「オレのような奴は安物でじゅうぶん」と自分を責めているのです。

 

痛々しい。

 

私がBさんにご提案したのは、ご主人から言われる言葉は、すべてご主人がご主人自身に言っている言葉だと解釈して過ごしてみるという在り方。

 

「おまえは」を「オレは」に翻訳してみる、という方法です。

 

その後のBさんは、愚痴を吐き出しつつではありますが、

 

「主人は親にも認められることがなくて、とにかく自信がなくて認められたくて仕方がないんですね」とおっしゃっていました。

 

ご主人のことが理解できてきたようです。

 

犯罪者だってただ認められたかっただけ

 

 

無差別殺傷事件って、なぜ起こってしまうか知ってますか?

 

事件を起こす犯人たちは、幼少期から親にしいたげられ、社会に出てからも努力が認められず、苦しんでいる人です。

 

わかってもらいたい、認めてもらいたいと思うんだけど、幼少期に愛のある関りを得られていないから、上手く周囲とコミュニケーションが取れず、

 

SNSとか掲示板にも書き込んだりするんだけど、みんなも関わらないほうが良さそうだと思っちゃう。

 

やがて、「だったらもういい!やってやるから見てろ」ってなるのです。

 

認められるための最終手段みたいな。

 

人って、甘えを満たされることを容易にはあきらめられないのです。

 

甘え、つまり「愛」です。

 

人は愛をあきらめない。

 

誰かがひとりでも「すごいね」「がんばってるね」って言ってあげていたらと思わずにいられません。

 

ひどいことを言う人の心理と対応法 まとめ

 

 

こんな風に犯罪者もクレーマーもモラ夫も、そしてパワハラ上司も毒親もみんな「甘え」が満たされないままの大人です。

 

私もビジネスパートナーにイライラして、LINEにメッセージを書いて、読み返して送らずに消すみたいなことをしますが(笑)

 

これも、相手を思い通りにしたい「甘え」だったり、期待に応えてもらえない悲しみだったりします。
 
これを掘り下げてみると、4才くらいのときに父と遊園地へ行くことを楽しみしていたのに、「明日は仕事になった」といわれ、長時間にわたり癇癪を起こした末、

 

怒られ、押し入れに放り込まれ反省させられるという体験を思い出したりします。

 

このような幼少期に満たされなかった想いを持ったまま、誰もが大人の顔を装って必死で生きているわけです。

 

クレーマーの訴えなんかは、つくづく理不尽なのですが、小さな甘えんぼちゃんの子どもなのだから当然といえば当然です。

 

どんなひどいことをしてくる人も、その根っこには満たされないままの「甘え」があるのです。

 

もちろん、ひどいことをしてくる人や、言ってくる人からは、なるべく早く離れるべきです。

 

でも、もしも離れられないのならば、その人の内側で泣いて訴えているインナーチャイルドを観るようにしてみてください。

 

小さな子どもが見えてくると、怖さや怒りも減ってくるかもしれません。

 

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