「親がいない＝不幸」はホント？ありがちな思い込み3選！！

こんにちは！井上ききです。

 

私たちは本当は関係ないことを結び付けて、それを事実と思い込んで生きていたりします。

 

例えばこんな方がいました。

 

いつもお金の不安に見舞われていて、毎月カツカツで苦しいけれど、これは７才のときに母親のお財布からお金をくすねて使ってしまったバチが当たっている。

 

とおっしゃるんです。そう完全に思い込んでいたんです。

 

冷静に考えてみたら、そんなはずないし、母親のお財布からお金を盗んだり、近所の商店で万引きしちゃったって話はたくさん聞きますが、

 

そんな方も豊かに生きていらっしゃいます。

 

この方は、お母さんのお金を盗んだ罪の意識が強すぎて、その罪悪感を抱えて生きて来たんですね。

 

それによって、「私はバチが当たって一生お金持ちになれない」と小さなころに思い込んでしまったんです。

 

人は思い込み通りに人生を作ってしまうので、実際に毎月カツカツ、生きるのに精一杯、という現実を作ってきたんです。

 

このような事例は他にもたくさんあります。

 

３つ例を挙げてみますね。

 

母が死んじゃったから私は不幸になった（母が生きてさえいれば幸せだった）

 

 

子どものころにお母さんを亡くした方、お父さんを亡くした方、それだけじゃなく、両親が離婚したケースもそうです。

 

自分の人生が上手くいかないときに、親がいないことと自然と結び付けて来た方は少なくないですよね。

 

私も両親が離婚しているので、「父がいないから私は不幸だ」と思い込んでいました。しかも、そんな思い込みをしてきたことに気づいたのは大人になってからでした。

 

でも、果たしてそれは真実でしょうか？

 

母親がいなくても、父親がいなくても、あるいは両親ともいなくても、幸せに生きてる人はたくさんいます。

 

反対に、両親がそろっていても、「自分は不幸だ、人生が上手くいかないのは親のせいだ」なんて言いながら生きている人がたくさんいますよね。

 

不幸であることや上手くいかないことがあるのは、親がいないってこととは、実際なーんも関係ないのです。

 

長女は得で、次女は損だ（末っ子は得で、長女は損だ）

 

 

「お姉ちゃんはいつも新しいお洋服を買ってもらえるのに、私はいつもおさがりばかりだ」

 

こんな風に思って生きてきた方も多いですよね。

 

もうずっと「お姉ちゃんばっかりズルい。私は損してる」という世界を生きていませんか。

 

反対に、長女は長女で、「いつも妹はすべてのわがままが許される。私はお姉ちゃんだからといつも我慢させられる」なんて思っていたりする。

 

これも、「自分は損をしている」などの不満や不足を感じると、それを「長女だからだ」とか「次女だからだ」ということと結び付けてしまっているだけなんです。

 

これもしも、「自分は得をしている」と「次女だから」を結び付けたら、「生まれたときからいつも傍にお姉ちゃんがいて、寂しくなかった。圧倒的に得してる！」なんて話になり得ますよね。

 

「私はラッキーだ」と「長女だから」を結びつけたら、「両親を独り占めで愛された時間があったのはラッキーだった」ってなります。

 

実はね・・・「損することも、得することも両方あった」というのが真実なんです。

 

両方あったのに、「いつもお姉ちゃんばっかり」のように「いつも」とか「ばっかり」って思い込む。

 

何度も「やっぱりそうだ」と確認作業をする。

 

そして、100%の法則だと思い込む。

 

そう思い込んでいるときは、80%の確率で損をする。20%は「たまたまだ」なんて例外としたり、あるいは見なかったことにする。

 

こんなことになっている方、めちゃめちゃ多いよ。

 

背が高いと可愛くないから愛されない（背が低いだけで無条件に愛される）

 

 

「私がモテないのは大きいからだ」とか「あの子がチヤホヤされてるのは小さいからだ」のような思い込みもありますよね。

 

でも、これも幼少期に自分が可愛がられない体験をしたときに、自分の悲しみを乗り越えるためにした解釈からきています。

 

彼氏ができないときや、承認が得られないなどの体験をするたびに、何度も繰り返し身長のせいにして、

 

「可愛がられないこと」と「身長が高い」との結びつきをみずから強化し続けてきたのです。

 

だって「顔が可愛くないから」とか「性格が可愛くないから」という原因とだけは結びつけたくないですもんね。

 

「身長」のせいなら、まだ救いようがある。

 

もしも・・・本当に可愛がられないという現実が起こっているのだとしたら、その原因は性格でも見た目でも、身長でもなく、

 

「自分は可愛くないんだ」という思い込みのせいですよ。

 

なんでも結び付けないで　まとめ

 

 

わたしたちは、こんな風にして「自分に起こるネガティブな事象」を何かと結び付けてしまいます。

 

それは、まだ思考をじゅうぶんに使えない幼少期に握ってしまった間違った解釈です。

 

そして生きてくる中で、そのX＝Yを「確かにそうだ」「やっぱりそうだ」と繰り返し強化して信念とします。

 

しかし、間違っているんです。

 

本当はまったく関係ないんです。

 

何のせいであれ、「〇〇のせいで私は不幸だ」って思い込んでいたら、「不幸だ」が実現するし、「〇〇だから愛されない」と思い込んでいたら「愛されない」が実現しちゃいます。

 

全部、思い込み次第なんです。

 

エミークオンライン・コーチングコースは間違った思い込みを真実に変えて、「愛されない」を「愛されてきた」、「不幸だ」を「豊かで幸せだ」に変えて行きます。

 

そうすると、人間関係もお金の問題も改善していきます。

 

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