40代起業女性のためのQOL(クオリティオブライフ)向上の秘訣とは?
こんにちは!井上ききです。
ぼちぼちアラフィフの仲間入りをしようという井上ですが、折り返し地点を過ぎたころからなんとなく人生のゴールを意識するようになりました。
あと何年 元気に遊んだり仕事をしたりできるのか。
そうすると、早く夢を叶えたいとか自己実現をっていう気持ちにもなったけど、私の場合は、1日1日大切に良い気分で生きたいとも思ったの。
あくせく仕事ばかりでもなく、疲れていたり落ち込むことは最小限に、何かに急かされたり、誰かに煩わしさを感じることもなく。
ちゃんとQOLを確保しながら良い気分で生きたいのです。
※QOL=クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)
そんなわけなので、今日の記事は井上が「QOLの高い毎日」と「起業家としての自己実現」のちょうどいいバランスを模索する記事にしようと思います。
ぜひお付き合いくださいね。
この記事はこんな方におススメです。
・毎日必死で頑張っているけれど、あんまり満たされない方
・40代の起業家やフリーランスの女性
ワークとライフを分けられない
ここでは、あえて「ワークライフバランス」という言葉は使わないんだけど、
それはね、自分でビジネスをしていると、「ワーク」と「ライフ」ってきっちり分かれているわけじゃないと思うの。
もちろん、人によるけど、私にとってはこの仕事は「ライフワーク」だし、もはや仕事をすることは人生そのものって感じ。
一見、仕事をしているように見えても、ほぼやりたいことをしているわけなので、私はあまり働いてる意識はなかったりします。
しかも、「学び」に使う時間も大きいわけで、この「学び」はいったい「ライフ」なのか「ワーク」なのかとか考え始めたら、もうめんどくさいです。
まあ、そんなわけでワークライフバランスとかはなんかちょっとピンと来ないわけです。
つまり、ワークとライフのバランスを取りたいという話題ではなくて、QOLのために色んなことのバランスを取っていきたい、という話です。
もっとやりたいな、と思える仕事量
わたしが大切にしている在り方の一つに、「忙しくしない」というものがある。
2017年頃のこと、まだ比較的低料金でカウンセリングをしていて、お客様をお待たせするほど予約をいただいてたんだけど、
とにかく忙しくて、観たい映画も見逃しちゃうし、子どもの授業参観の案内をもらっても、すでに予約が入ってることもあった。
リスケをお願いしたくても、リスケ先がない状態で仕方なく息子に謝った。
当然、わたしは仕事が嫌いになっていきました(笑)
その頃、仕事を好きでいるためには「もうちょっと働きたいのに」って思うくらいがちょうどいいんだと学んだし、
私がお母さんとして子どもたちにしてあげたいことをするためにも、忙しい私でいるのは辞めることに決めたのです。
行きたいところに行きたいときに行くことができる私。やりたいことをやりたいときに、やりたい分だけやる私。
これが私のQOLにはとっても大事。
忙しくはしないけど、自己実現はしたい
忙しいか忙しくないかは、実は自分で選べるんだ、ということに気づいたことは、大きな転機でした。
忙しくしなくても、夢は実現できたし、むしろやろうと思っていた以上の現実がやってきたのを記憶しています。
忙しくあくせく働かずに、確実に自己実現するには、
・自分にしかできない仕事だけをする
・やらないことを決める
という仕事の選定が大事だなって思っています。またこの辺りについては、別の記事で詳しく書こうと思います。
子どもたちと一緒に居たい
確かに私のスケジュールには比較的ゆとりがあるんだけど、最近モヤモヤすることがひとつある。
うちは子どもたちも大きくなったし、ふたりとも男の子なので、それほど一緒に過ごすこともなくなりました。
一緒にお買い物に行くためにも、それなりの理由が必要です。
男の子なので幸い、駅まで迎えに行くとかもないので、そうなると夕食の時間は大事なコミュニケーションの時間なんだけど、実際は長男がバイトでいないことも多い。
そんな夕食どきに私は勉強会とか食事会で家を空けることがあるの。
夕食を作って、好きなときに食べなさいって伝えて、出かけるんだけど、これが週に3回とかになるとさすがにモヤモヤするわけです。
最初は、「こんなに不在がちな母親で子どもたちへの悪影響はないかしら?」という罪悪感かと思ったんだけど、
どうも、そうではなく、シンプルにわたし自身が子どもたちと一緒にいたいのです。
残り少ない子どもたちとの時間をただただ大事にしたいという想いだったのです。
かつては、あんなに一人になりたかったのにね(笑)
とはいえ、男の子なんてとっとと夕食を終えて部屋に行っちゃうんですが、だからこそ貴重な時間とも言えるわけで・・・
一方で子どもたちが大きくなってやっと訪れた夜の自由、フリーダム!
「学びたいし遊びたい私」VS「子どもたちと一緒に居たい私」の葛藤はしばらく続きそうなのです。
家を整える時間とモチベーション
基本的に家で仕事をしている私は、例えばガスコンロとか汚れていたら、それを一日に何度も目にすることになる。
「あ、掃除しなきゃ」と何度か思うことになるんだけど、その思考の奥には「掃除しなきゃいけないのに、できていない私」という自己否定も当然混ざる。
いい気分では居られなくなるわけです。
だからこそ家を整えておくことはQOL向上のために必須です。
あえてスケジュールに隙間を作って、zoomセッションの合間だったり、こうして文章を書く息抜きに、気分転換も兼ねてちょこちょこ掃除をするんです。
ということは、そのちょこちょこ動ける自分でいたいって話になってくる。
もしも、疲れていたり、二日酔いだったら、隙間時間があったとしてもお昼寝するか、YouTubeを観るくらいしかできないです。
しかも、仕事が忙しくて気分的に焦っていたり、何かに悩んでいても同じ。1分でも仕事を前へ進めようなんて思っちゃう。
そんなわけなので、気分よくちょこちょこ動ける自分でいることがQOL向上に欠かすことができないわけです。
それでも家はピカピカにはなりませんけどね(涙)
動ける自分でいるために
遊んで働いて学んでお母さんをして、家の中も整える!?
まるで「VERY」とかに出てくる意識高い系のおしゃれママみたいじゃないか。
いえいえ、決してすべてを完璧にやりたいと言っているわけではないんです。
どうせどれもじゅうぶんにはできまい。
さて、ちょこちょこ動ける自分でいたいし、旅行に行っても疲れない自分でいたいと思うと、多少のトレーニングは必要かななんて思う。
こんなこというと、またまた意識高い感じだけど。
でもこれも、”毎日30分”なんて決めるつもりもないの。そんなものは続くわけがないと知っているからです。
幾度かの挫折を経てようやく学習しました。
だから、お家でできるトレーニングの手段をいくつか仕入れておいて、やりたい気分になったらやる。
むしろカラダが「今日は違うかな」って言ってるときはしない方がいい(と整体院の先生も言っていた)。
40代働く女性のためのQOL向上の秘訣とは? まとめ
誰かに評価されたり認められるための努力を手放したら、自分の生活の質をキープするために”ちょうどいい”を大事にしたくなりました。
・ちょうどいい睡眠時間
・ちょうどいい酒量
・ちょうどいいトレーニング
そうすると、ちょうどいい仕事量って週に何時間かとか、1日何分トレーニングするかとか、つい数値で決めたくなるものです。
そんな本も書店に行くとけっこう見かけます。
でも、数字で自分を縛っちゃったら、むしろ気分が下がるわけです。
私たちは幼少期から何かと決められたことをこなす必要があって、そういうのからもう解放されていいはずです。
本に書いてあったことでもなく、誰かと比べるでもなく、常に自分軸で生きて、内側に意識をつなげていれば、
「今日はそろそろ帰って早めに寝たい」とか「来週はもう少し予約を入れたい気分」「これ以上飲んだら明日のパフォーマンスが落ちるな」という勘はだいたい働いてくれるもの。
もちろん、これも完ぺきではなくだいたいでね。
「QOLの高い毎日」と「起業家としての自己実現」のちょうどいいって難しいけれど、自分をちゃんと大切に出来てるときに勝手にバランスが取れてくるようです。