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繰り返してしまうイライラを10分で解消するかんたんワーク

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

子育て中のイライラや、夫とのやり取りで感じるイライラは、ふて寝とかしてやり過ごしても、一時的に治まったように見えるけど、再びやってきますよね。

その自分のイライラや強い怒りで、家族の空気が凍り付いて、本当は楽しい一日になるはずだったのに、台無しになることもある。

でもそれって、本当は私たちにとっても残念でならないこと。

怒らずに済むならそうなりたいけど、それが難しいんですよね。

そこで、そんな方におすすめの「怒りの解放ワーク」を紹介します。

誰でもかんたんにできて、短い時間で行えるので、イライラしやすいときにやってみてくださいね。

動画で観たい場合はこちら↓

 

 

治まらない怒りの原因は幼少期のあるしつけのせい

 

怒りが治まらない・・・イライラしっぱなし・・・そんなあなたは、怒りのエネルギーが体に滞っている状態です。

子どものころ、グズグズ言っていると怒られたり、見放されそうになった体験を持つ方は多いんです。

納得できないことがあって、ふくれていると怒られたり、「勝手にしなさい」と見放されたり。

このように、幼少期の私たちは怒ることを許してもらってないんです。

そのため、怒りのエネルギーが体にくすぶってしまっているのです。

 

怒りは体のどこにあるのか?

 

幼少期に解放されなかった怒りのエネルギーは私たちの体の中のとくに、胸や肩、上腕、頭のような高い場所に滞っています。

先日、整体院の先生が、背骨の5番目と~7番目あたりを緩めるとイライラしなくなるとか言ってたので、本当にまさにその辺から怒りは出現してるんじゃなかろうかと思ったりする。

上腕なんかがむずむずしちゃうから、思春期に壁に穴をあけたりするし、

怒ったオヤジがちゃぶ台をひっくり返す、みたいなのも、衝動的に上半身にある怒りのエネルギーを解放させるためだったりするのです。

この怒りのエネルギーはしっかりと解放してやらなければ、永遠になくなりません。

 

怒りの解放ワークとは?

 

そんな方のためにあるのが、「怒りの解放ワーク」です。

このワークは怒りを人以外のものにぶつけて、強制的に解放するものです。

たとえば、ソファーやクッションなど柔らかいものをグーで殴ったり、枕をおふとんに叩きつけるなどしながら、「ばかやろーーーー!」と叫ぶ、というのが超基本的な方法です。

殴るのもたたきつけるのも、叫ぶのも、思いっきりおこないます。手加減なしで。

 

今、腹が立っている相手、例えば夫や子ども、義理の両親、自分の母親、上司、友人など、具体的に怒りをいつも感じてしまう相手への気持ちを感情のまま解放します。

「なんで、いつも否定するんだーーーー!」

「なんで話を聴いてくれないのーーーー!」

「なんでわかってくれないのーーー!」

「いい加減しろーーーー!」

「ばかやろぉぉおおおおおおーーー!」

など、想いのすべてを、ソファやクッション、あるいはぬいぐるみなどにぶつけます。

布団たたきなどの道具を使うのもアリ。

とにかく、自分がやりやすい方法を選んでください。

注意する点はこのふたつ。

・誰もいないところで行います(赤ちゃんだから大丈夫と思わないでください)
・ケガをしないこと、モノを壊さないこと

大切なあなたがケガをしたり、大事なモノを壊してしまっては本末転倒です。気を付けてくださいね。

 

 

例えば、日頃、夫に対しイライラしやすいという方は、夫への怒りを解放していくんですが、

そうしていると次第に母親へのバカヤローが出てくることもあります。

もしかすると、最後には「私のバカヤロー」になる場合もあります。

怒りはほとんどの場合、本来ぶつけるべき相手ではなく、投影された相手にぶつけられてしまうことが多いため、相手を理不尽に傷つけてしまうことも多いです。

だからこそ、あなたの内側の怒りは、安全に解放してほしいのです。

 

ひとりになれる時間がない!

 

ひとりになれる場所やタイミングが作れない方もいると思うんです。

そんな方は、車の中やカラオケボックスなどの適当な場所を探してみてください。

大きな声を出せることと、上半身にくすぶるエネルギーを何かに叩きつけることができる場所を確保しましょう。

最悪の場合、どちらかでも大丈夫。やらないよりは絶対やったほうがいい。

 

怒ること自体に罪悪感がある

 

怒りを表現するという行為をひどく悪いことと思っていて、たとえ相手がソファーであっても、子どもや親への怒りを表出させることに罪悪感を感じるという方がいます。

そのため、わたしのクライアントの中にも、このワークをなかなか実行しない方がときどきいらっしゃる。

しかし、愛する我が子に繰り返しイライラしてしまうという現実よりはマシだと気づかれて、結局は「怒りの解放ワークやりました…少しイライラが治まった気がします」とおっしゃるのです。

しぶしぶやっても、ちゃんと効果はあるので、大丈夫(笑)

あの「クレヨンしんちゃん」のクラスメートである桜田ネネちゃんだって、上手に怒りの解放ワークをやってます。

ときどきウサギの縫いぐるみを殴ってますよね。

こんな商品だって売ってるのです。

 

ひとりになれた!でもイライラしてない!

 

もしも、ひとりになれる時間にイライラしていなかったら、タイミングが合わなかったと思ってあきらめるしかないのか?

そんなことはありません。

ひとりになれた時間に、いつも腹が立つ相手に「出さない手紙」を書きましょう。書きなぐってください。

書いているうちに次第に怒りが湧いてくるはず。そうしたら、怒りの解放ワークをするのです。

 

怒りの解放ワークまとめ

 

怒りの解放ワークを実際にやってみるとわかると思うのですが、私たちは思いっきり怒ってみると、意外と長くは怒り続けることはできません。

せいぜい10分か15分です。疲れてしまうのです。

思いっきり感情を出せば出すほど早く終わるはず。

かんたんワークってタイトルに書いたけど、本気でやればやるほど効果があります。

わたしは、最初にこれをやったとき、筋肉痛になりましたもん。

イライラが強いときは、これを週に1回くらいのペースでやっていくといいですね。

 

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