子供や母親・大切な人を幸せにするたったひとつの方法とは?
こんにちは!井上ききです。
大切な人を幸せにしようとすることは一見、良いことのように見えますが、これ実は非常に危険なことなのです。
優しい方がついやってしまう、他者へのお節介。
3つのケースに対して、どのように対応するといいのか解説します。
夫の食生活をなんとかしたい
「夫のメタボを直したいけど、夫が食生活を改めてくれない。どうすれば、夫は変わってくれますか?」
というお悩みを持つ方は多いですよね。
夫の健康のために野菜や魚のお料理をするけれど、物足りないといって、ウインナーを自分で焼いて食べちゃうとか、
薄味に料理しても、調味料をジャバジャバかけちゃうとか。
あるいは、栄養補助食品みたいなものを買っても飲んでくれないとか。
このようなお悩みの方は、頑張っているのにわかってもらえない、夫のことを思っているのに伝わらないと訴えます。
そんな場合、どうすればいいのでしょうか?
夫に健康になってもらいたい理由は人それぞれあるので、そこを掘り下げて、執着の根本原因を知る必要があるのですが、
対応方法はひとつです。
夫はひとりの立派な大人であると認め、信じて見守る、という方法です。
もっというと、放っておくってこと。
夫の健康は夫のモノ。夫のカラダは夫のモノ。
妻がアレコレと健康管理をすると、夫は自分の身体のことなのに、自分で責任を持てなくなってしまいます。
だから、ますます不健康な方向へ進んで行ってしまうのです。
「ダイエットしたいから協力して欲しい」って言われるまで待っててあげればいいんです。
母親にもっと楽に生きて欲しい
心理学や自己啓発を学んで自分自身が楽に生きられるようになると、今度は「母親ももっと楽になるべきだ」みたいな想いが湧いて来る方が多いです。
しかし、なぜか
もっと遊びに行ってほしいと思って旅行に連れて行ったが、感謝されなかったとか、
楽に生きるための方法をいつも話しているのだけど、相変わらず愚痴ばかり言っているとか
ききさんの本を母にも買いましたが読んでくれませんとか(ありがとうございます笑)
そんなことになっているのです。
さて、このケースも同じく、頼まれてもいないのなら「放っておけ」が正解です(笑)
これは、例外なく「お母さんは可愛そうな人」「お母さんは不幸な人」という前提でお母さんを見ています。
そして、お母さんは「可愛そうな人を演じていると生きやすい」とか「不幸なフリをした方が安全だ」とか思い込んでいます。
娘も母も無自覚にね。
娘が「私が幸せにしてあげなくちゃ幸せになれない人」という大前提で関わってくるから、「やっぱり可愛そうな人を演じた方がいいんだな」とますます可愛そうで不幸な人を演じる。
あの不幸そうな感じ、演じてるだけだからね。
それどころか、すでに十分に幸せかもしれませんよ。
子どもの自己肯定感を上げてあげたい
子どもが引っ込み思案で、心配性で、自信もないようなので、何とかしたいのですが、どう関われば自信がつきますか?
子どもの自己肯定感を上げるには、やっぱり何でもやりたいことをやらせてあげるべきですか?
自己肯定感の高い子に育てたいけど、やっぱり怒らないほうがいいですか?怒るとしたらどんな怒り方がいいですか?
このようなご相談についても、やはり同じで、お子さんに対してするべきことはないです。どんな怒り方でも大丈夫です。
お母さんにできるのは、自分の自己肯定感を上げて、幸せでいることだけ。
我が子の自己肯定感とかどっちでもいいし。
何があっても、どんな子に育っても、私はあなたの一番の味方でいられるし、どんな問題にも対処していけると、お母さんが自信を持てればいいのです。
そうなれると、子どもにどう関わるべきかではなく、何をしてあげたいのかで関われるようになりますよ。
大切な人を幸せにするたったひとつの方法 まとめ
大切な人に幸せでいてほしいとか、何かしら良くなって欲しいと願うことは、まったく問題はないし、それは普通のことです。
しかし、幸せにしようとコントロールしているとしたら、それは依存です。
あなたが健康で居てくれないと、私は安心できない。
このように自分の幸せや安心が他者に依存している状態だと、相手も苦しくさせてしまいます。
これでは、本末転倒ですよね。
でも、多くの方がこのようなことになっているのです。
だからこそ、自分を自分で安心させて、幸せにできる方法である「エミークコーチング」を伝えているのです。
安心や幸せは誰か他の人がくれるものではありません。
自分を幸せにする力がなければ、他者によって運ばれてくる安心や豊かさや愛に気づかないし、受け取れないんです。
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