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子供のことを10倍愛せるようになるには〇〇との関係を改善せよ!

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

お知らせ

※終了しています

6月25日(月)はお茶会です。

お気軽に遊びに来てくださいね。

日時 : 6月25日(月)10時~12時

場所 : 名鉄グランドホテルスカイラウンジ「203」

料金 : お茶代実費

人数 : 限定6名様

お申込み方法 : こちらの申込フォームからお願いします
      
※お子様連れ大歓迎です。

 

さて、前回の「長男だけを上手く愛せない可愛くないの原因とは?」のつづきです。

たいへんお待たせしちゃいました。

インナーチャイルドセラピーとの出逢い

完璧主義で心配性、そのうえ長男を上手く愛せなくなっていた私は、追い詰められていき、外出も億劫になっていました。

さらに、体調も不安定になっていたころ、インナーチャイルドセラピーに出会うのです。

いまから、6年ほど前のことです。

 

インナーチャイルドセラピーを受けつつ、カウンセリング心理学の講座を受講していたのですが、わたしは自分の内側の問題をようやく突き止めました。

わたし自身の内側の問題

それは、私自身が育てられた環境で握った、「お母さんは可哀そうだから、わたしが幸せにしなくちゃ」という間違った思い込みにあったのです。

「わたしは、母を幸せにしなくちゃ愛されない」という想いを握りしめて頑張りすぎていたのです。

自分自身や子どもたちを幸せにするよりもまず、母親を幸せにするために生きていました。

完全に無意識に、さも当たり前にそんな人生を生きてきたことに気づき、しばらくは立ち直れない想いでした。

 

母はわたしが5才の頃から鬱で、しかもその頃からは父親との関係も悪く、決して幸せそうには見えませんでした。

その上、いつも不機嫌に怒鳴り散らしたり、責めたりしていたので、そんな母の顔いろをうかがって過ごしていました。

そんな母を幸せにすること、そんな母の自慢の娘になることが私の人生の課題になってしまっていたのです。

したがって、わたしはこの「母を幸せにする」という生き方を手放し、自分の人生を取り戻す必要がありました。

 

そのために、やったことがあります。

わたしが自分を取り戻すためにおこなったこと

ひとつは、母親としばらく距離を置くこと。

もうひとつは、距離を置きつつ、自分の心としっかりつながって、母の為ではない自分自身の願いや思いを感じ、取り戻すこと。

そして、自分でしっかり自分を愛すことでした。

 

それまで私は、月に1度は子どもを連れて実家へ行き、母に孫を会わせていました。

そうして欲しいと言われたわけではなく、わたしがそうしてあげることで母を幸せにできると思ってやっていたことでした。

しかし、きっぱりと母に会いに行くのをやめました。

電話をかけるのもやめました。

意外なことに

すると意外なことに、母からもまったく電話はかかってきませんでした。

母も、毎月会いに来る娘に、「そんなに来なくていい」とは言えず、せっかくの仕事が休みの日にやってくる娘と孫に付き合ってくれていたのです。

つまり、母でさえも望んでいなかったのですが、これを知るのはまだまだ先のこと。

 

わたしは母から連絡がないことに多少 違和感を感じるものの、日に日に楽になっていく自分にも気づいていました。

母に会わないことで、ずいぶん気が楽なんだ・・・ということは、わたしは母に会うのがしんどかったのか・・・

確かに・・・実家に行く前日は、原因不明の頭痛に見舞われてたな・・・

そんな風に見えていなかった自分の内側のことが日に日に解明できるようになりました。

さらに、自分の心が今この瞬間になにを望んでいて、なにを望んでいないのかが、母親軸ではなく自分軸でわかるようになっていったのです。

 

そしてもちろん、子どもたちにヒステリックに怒鳴ることも日に日に減っていきました。

長男との関係もずいぶん良くなっていました。

 

もう、母に認められなくても大丈夫。母に責められても私は大丈夫だ。

そう感じるようになっていました。

1年が経過したころに

母と会わなくなって1年が経った頃でした。

そのころ不思議なことに私は母に会いたくなっていました。

理屈ではなく、なんとなく無性に。

 

そして、久しぶりに子どもたちと遊びに行くと、実家の離れに弟家族が引っ越してきていました。

そういえば、そんなことを話してた。弟もそろそろ落ち着いてきたから、遊びに来るようにって連絡しようと思っていたところだったらしい。

母は甲斐甲斐しく孫ふたりの面倒を見ていました。とても幸せそうでした。

母はまだ小さい孫たちにぞうきんの縫い方を教えていました。

 

白いタオルに赤い糸で縫って見せていたので、「お母さん、それって見やすくていいねー」って言うと、母は・・・

「あんた達が小さいころに、こうやって色々教えてあげたかったんだけどね」って言ったのです。

 

そうなんです。

わたしは、ちゃんと愛されていたのです。

母も、上手く愛せなかった。

愛していたのに、そのときは上手にできなかっただけなのです。

 

そして、母は可哀想でもなんでもなく、とても幸せなんだとわかりました。

 

人生で1番の幸福感を感じた日

実家からの帰り道は、後ろの座席ですっかり眠る子どもたちがそれまでで一番愛おしく感じました。

そして、同時に人生で一番の幸福感も味わっていました。

 

自分を愛するって言うけれど、母に愛されている実感を持って初めて本当に深く深く自分を愛することができるんだとわかった瞬間でもありました。

そして、自分が幸せになると、母も幸せになるのです。

たとえ離れていても身近な人は変化する。

インナーチャイルド=潜在意識の力はそれほどまでに偉大なのです。

 

長い文章、読んでくれてありがとう。

 

 

 

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