あなたが認めてもらえないのは精神的に〇〇だからです。
こんにちは!井上ききです。
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「承認」も「お金」と一緒で、ひとりだけ儲けようとすると痛い目に遭うよって話を書こうと思います。
ひとりで儲けることはできないお金の法則
まず、お金の場合だとね、例えばわたしが化粧品を売る人だったとする。化粧品だから特にわたしがキレイだと周りにいる人は「ききさん、めっちゃ肌キレイだけど、化粧品なに使ってるの?」となる。
こうやって身近な人が関心を持ってくれて、「ききさんと同じ化粧品欲しい!」って言ってくれて、買ってもらえたら一番上手くいくよね。そして私は豊かになることができる。
でももしもね、わたしのまわりの人達のお財布がすっからかんになってしまったらどうなる?
「もう今月150円でやって行かなくちゃいけないの・・・」という状態だったら、わたしはどれだけ素晴らしい化粧品を売っていても、化粧品は売れないし、わたしは豊かになることはできないよね。
わたしのお財布もすっからかんになってしまうのです。
まわりの人が豊かじゃないと豊かにはなれない
そうならないためには、まわりの人も豊かにしてあげなくちゃいけないの。
これはお金の話だから、ここまで読むと、ネットワークビジネスの話しみたいになってきて、なんかアレだけど(笑)「承認」の話もうすぐだから、ちょっと経済の話をさせてね。
これって、個人で化粧品を売る話じゃなくても、みんなが知ってる大手の化粧品メーカーが儲かって行くためには、国民が化粧品という贅沢品を購入するだけの豊かさをもっていないといけないのよね。
もし難民だらけの国で化粧品メーカーが儲かって行くなら、まずはその国の人を豊かにしてあげる必要がある。たとえば化粧品工場を作って化粧品を輸出してそこでみんなを働かせて…みたいなね。これはシンプルな経済の法則だよね。
で、本題は「承認」の方ね。この承認にも経済の法則が成り立つの。
「承認」も自分だけもらうってことはできない法則
「承認」ほしいよね。認めて欲しいし、ほめて欲しい。この承認欲求はみんなが当たり前に持って生まれたもの。お金と同じように欲しているし、生きる上で同じくらい大事なものなの。
この承認を満たそうとするから頑張れるし、承認を欲するから人は人と共に生きていると言える。
でも、もしも自分一人だけ承認をもらおうとしたらどうなるか?ってことを考えてみて欲しいの。そんなこと思ったことないかもしれないけど、想像して欲しい。
例えばわたしが、自分だけ美しいと認められたいと思ったとする。「すごいね、ききさん、いつも美しいですね」って言われて、わたしはどんどん満たされていく。
「わたしって美しいんだわ~!わたしってすごいんだわ~!」とかってね(笑)
しかし、わたしはまわりの人のこと認めないし、みんなは誰にも認められていないとする。そんなことはあんまりありえないけど、極端な例としてね。
だからみんなの心はいつもカラカラのすっからかん。
さっきのお財布みたいに、ひとかけらの承認でなんとか生き延びてるって感じだったら・・・
こうなってると、私のまわりの人は、井上のことなんか認めてる場合じゃないよね。あまりにも承認されることがなく、自己否定だらけになると、他者を攻撃し始めたり、自分を自分で傷つけたりしてしまう。
心の病にもなる。
そして、わたしは「美しいですね」「すごいですね」って言われることがなくなるのはもちろんで、そんな次元ではなく、それどころか微笑んでもらうことすらなくなってしまうのだ。
なんならネタまれてSNSで悪口を書かれてしまったりする(笑)
こうしてわたしの心も、カラッカラのすっからかんになってしまう。これが承認も経済の法則と同じってことなんだよね。
「承認」はまず与えなければならない
ということは、つまり何を言いたいかって言うと、
私たちは自分が当たり前に持っている承認欲求を満たすために、周りの人の承認欲求も満たして行かなくちゃいけない。自分が満たされて「愛されているわ~」って思いながら生きるためには、周りの人の心も満たして愛してあげることは、必須なのだ。
自分だけが認められたいって思っていたり、自分だけが愛されたいなんて思うことは、自分だけが儲かりたいって思うことと同じで、成り立たない。
そもそもありえないことなのよね。
あなたを成長させるためには?
で、「自分だけが認められたい」とか、「儲かりたい」って考えが自分の中にあるって気づくのはとても素晴らしいことなの。
それはあなたが悪いわけじゃなく、今までの人生の体験が原因で、精神的に多少子どものまま大人になってしまっているだけ。
だからこそもしも、この承認の経済を理解して、まわりに与えていくことができたのなら、ものすごく成長するし精神的に大人にしてくれる。
今の日本で「自分だけなら何してもいいだろう」と思ってしまったり、自分だけ助かろうとして何かを買い占めたりしちゃうのも、精神的に子どもだからなんだよね。
助け合える人、与える人、認めてあげて、愛してあげることができる人しか幸せになれないし、豊かにもなれないということに、私たちは気づくときに来てるんだな~と思う。もちろん、これは私自身も人のことを言えるわけではなくて、自分に向けても言っているのです。わたしも「もっと私のことわかってよ!」って思って悲しくなったり「わたしの仕事を邪魔しないで!」ってイライラすることがちょうど昨日もあったし。
こんな閉塞感の中で暮らしているとね、どうしても自己中な考えになりやすいと思う。だから私自身にも、今の世界にもそういうメッセージが必要な気がして書いてみました。
ぜひ、一番身近な人にねぎらいを。話を聴いて、認めてあげよう。それは必ず自分を豊かに幸せにしてくれる。必ず。