毒親育ちさんが生きづらさを改善する3つのレッスン

こんにちは!井上ききです。
毒親さんに育てられた方が持つ生きづらさの特徴と、それを改善するための3つのレッスンをお伝えします。
この記事はこんな方におすすめです。
2・職場での人間関係が上手くいかない
3・自分の親もしくは自分はもしかして毒親なのかもと思っている
最後まで読んでいただくことで、こんな成果が期待できます。
まずこれができるとずいぶん楽になるよ、という3つのレッスンをお伝えします。
これを少しずつチャレンジすることによって、人間関係に自信を持てるようになります。
毒親さんの特徴とは?
まず「毒親」ってどんな親のことを言うのかその特徴についてお伝えしておきます。
私のところにカウンセリングに来るお客様はほぼ毒親育ちなんですが、その方たちのお母さまの特徴は様々です。
ただ、総じていうと不安が強くて心配性です。だからこそ、自分が少しでも安心することを目的に毎日を過ごしている、という特徴があります。
なぜ、心配性かというと被害者意識が強かったり、問題と向き合う力がなかったりすることが原因です。トラブルやストレスに弱いので、ときにパニックを起こしたりもします。
だからこそ、子どもをコントロールしちゃうし、心配をそのまま子どもにぶつけて過干渉になっちゃうし、理不尽なルールを押し付けたりもします。
私のお客様は優秀な方が多いんですが、その育てられた環境はやはりお母さんが教育ママだったケースも多く、
とにかくピアノを止めさせてくれなかったとか、東大に行きなさいと言われて育った方もいました。
また、食べて行けるように稼げるようにと何でも自分でできるように厳しくしつけを受けた方も多いです。
いずれにしても、そのような毒親さん達は自分の不安とか自分のコンプレックスを子どもを使って癒そうとしているだけですから、子どもは振り回されて傷ついていくわけです。
毒親育ちさんの傾向とは?
今度はそんな毒親に育てられた方の傾向をお伝えします。
私のところに相談に来られるお客様の多くは最初は自分の親が、まさか毒親だとは気づいてなくて「自分は割と普通のよくある家庭環境で育ちました」なんておっしゃいます。
なので、自分の生きづらさの原因がまさか育てられた環境によるものだとは気づいてない場合が多いです。
でも、人に自分の考えを言えないとか、人にどう思われるか過剰に気になってしまうとか、とにかく疲れやすいとか、あるいは片頭痛や不眠といった体の不調もあったりします。
そして子育てや夫婦関係に問題が生じたり、それだけじゃなく人が怖いとか人間関係がうまく作れないなど、さまざま問題や悩みを抱えていらっしゃいます。
さらにいうと、毒親さんに育てられた方のほとんどの方ががんばり屋さんなのですが、自分はまだまだ努力が足りない、なんて思っていたりします。
具体的な例をあげると・・・
小さな子どもを育てながら看護師として夜勤もこなして、家事もやっていて、まだまだ自分はダメだって思っている、という方もいましたし、
あるいは、結婚をして優しいご主人と子どもたちがいて、子育てを手伝ってくれる親も近くにいて、自身はキャリアを積んで収入もある。一見、不足はないように見えるのですが、
幸福感というのもをまったく実感できず、いつも周囲の人にイライラが止まらないし、お金の不安も強いという方もいらっしゃいます。
毒親育ちさんが生きづらさを改善する3つのレッスン
そんな毒親育ちさんが少しでも生きづらさを改善して、人間関係のストレスを少なくするために、まずこれが出来るようになるといいですよ、という3つのレッスンをお伝えします。
2.意思を伝える
3.イヤなことをやめる
1.わからないことをきく
毒親育ちさんって、親に何かをお願いすると、すごく迷惑がられて育ってるんです。
だから、迷惑をかけることを極端に避ける傾向が強いです。
そのため、分からないことを人にきくとか教えてもらうことがとてつもなく苦手な方が多いです。
そもそも、ダメな人だと思われることを恐れて、聞けない方もいます。
そうすると、分からないから前に進めなかったり、わからないことを聞けないがためにミスをしてしまったり、問題を起こしてしまうケースもあります。
また、質問するだけで膨大なエネルギーを使う必要があって疲れてしまうわけです。
実は、ほとんどの人が教えることが大好きなんです。この世の中は頼られて役に立てることに喜びを感じてくれる人がほとんどです。
分からないことを聴くことで迷惑がられるというのは、幼少期の思い込みに過ぎません。
ポイントはできるだけ、気軽に聴いてみることがおすすめです。
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2.意思を伝える
毒親育ちさんはとにかく我慢をしながら生きて来たので、意思を伝えることをほぼしない人が多いです。
でもね、意思を伝えないことで周りの人はいったいあなたをどう扱っていいやら、わからないんです。
それが原因で、あなたとの距離を縮められずに寂しい想いをしているかもしれません。
これが人間関係が深まって行かない原因にもなってしまいます。
意思を伝えるって少々ハードルが高いことかもしれませんが、最初のステップとして、会社で「今日は定時で帰りたい」と伝えるとか、
居酒屋で頼みたいものを頼むなどがおススメです。
でも大丈夫です。
何かモヤモヤすることがあったら、自分の意思を伝えていないことが原因かもしれません。
家に帰って一人になってからでも遅くないので『自分はあのときいったい、どうしたかったのか?自分の本当の意思や欲求はなんだったのか』を紙に書いて一度言語化してみてください。
少しずつ自分の意思がはっきりわかるようになってきて、次のチャンスで伝えられるようにもなっていきます。
3.イヤなことをやめる
先にも書きましたが、毒親育ちさんは我慢することが当たり前になっています。
だからこそ、イヤなことでも当たり前にこなしていたりします。
ストレスを感じていても、あるいは自分が苦手なことであっても、我慢してやるのが当たり前なんですね。
ぜひ一度、『本当はやりたくないけど仕方なくやっていること』をリストアップしてみてください。できるだけ細かくリストアップすることがおススメです。
例えば、
夫のお弁当作り
食器洗い
野球チームのお茶当番
水を買うこと
という感じでリストアップしてください。
そうすることで、家事は何もかも嫌いなわけじゃなく、たとえば洗濯物を干すのは好きなんだななど分かって来る方も多いです。
私たちには好きなことと嫌いなことがあります。得意なことと苦手なことがあります。
そのうえで、嫌いなことや苦手なことを出来ることから手放したり、少しでもストレスなく作業できるように工夫できますよね。
これは私の話なんですが、わたしはスーパーに買い物にいくのがずっとストレスだったんです。
そもそも優柔不断で大量のモノの中からひとつを選択することにとてつもないエネルギーを使うし、
重たいものを持つことも苦手です。
これに、雨や寒さや暑さなどの別のストレスが加わると、もう心が折れてしまいそうになっていました。
そこで、ある日これを食材の宅配サービスに外注したんです。
すると、人生のストレスが半減したんじゃないかというくらい、生活が楽になったんです。
こんな風に、たったひとつの苦手なことを手放すだけで、格段に生きやすくなることも少なくないんですよ。
これは、まずはリストアップすることからはじまります。やってみてくださいね。
毒親育ちさんが生きづらさを改善する3つのレッスン まとめ
毒親に育てられた方の傾向として、自分の意思がわからない、我慢強くてがんばり屋さん、といった特徴があります。
そんな毒親育ちさんが生きづらさを解消するためにおススメのレッスンは
2.意思を伝える
3.イヤなことをやめる
の3つでした。
できそうなことから、ひとつずつやってみるのがおすすめです。
例えば、こっそり「わからないことをきくキャンペーン」って決めて、1週間くらいキャンペーンをはってみるのがおすすめです。
ひとつずつ、慣れていくことができるはずですよ。
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