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ホンモノの自己肯定感を手に入れる20のメリットとは?

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

 

この記事は自己肯定感にはホンモノとニセモノがあるって話と、そのホンモノの自己肯定感を手に入れるメリットについてお伝えします。

 

こんな方におススメです。

・自己肯定感を上げたいと思っている方
・自己肯定感を上げようと思うとむしろそれがストレスだと感じる方
・自分は自己肯定感が低いと日頃から感じている方

 

最後まで読んでいただくと、自己肯定感の本質を理解できて、ホンモノの自己肯定感を手に入れることによる具体的なメリットがわかるはずです。

 

自己肯定感にまつわる勘違い

 

 

そもそも自己肯定感って何かというと、「ありのままの自分を受け入れる力」のことだと定義されていますが、いまいちピンと来ないと感じている方は多いし、実際、自己肯定感を勘違いして定義している方もたくさんいます。

 

「ありのままの自分」を肯定できれば自己肯定感は高いの?

 

そもそも「ありのままの自分」ってのがみんなわからないはずなんです。長年生きてきた自分の性格って実は、長いことかけて演じてきた自分です。

 

みんなそれぞれ、「こう思われたい自分」を実は演じて生きています。それが悪いとか良いとかではなく。

 

「ありのままの自分」っていうと、人によって様々な印象を持ってしまうのが現実。

 

ちょっと自分勝手でわがままな様子をイメージしちゃう人もいるだろうし、

能天気な感じ?喜怒哀楽とか自己表現激しい感じ?というように、みんな結局「ありのままの自分」がわからない。

 

ポジティブシンキングができればいいの?

 

 

これが割とよくある自己肯定感の勘違いですし、実際にわたし自身もココを勘違いしていた時代もあります。

 

今から18年くらい前にわたしがコーチングに出会ったとき、初めて自己肯定感という言葉を知りましたが、

そのとき私は迷うことなく自分は自己肯定感が高いと思っていました(痛)

 

私には取り立てて悩みもないし、落ち込むこともない。とても前向きで自己肯定感が高いと。

 

しかし、のちに気づくのですが、わたしは悩みがないのではなく、自分にすら悩んでいることを隠していなければならないほど、虚勢を張って生きていたのです。

 

本当は、怖がりで心配性だし、すぐ自分を責めてしまうのに、そんなネガティブな感情が自分にあることを認めていなかったのです。

 

それを認めることすら怖かったのです。

 

できないことがあってもできないって言えないし、自分の非を認められないし、ダメな自分を隠そうと必死だし。

 

こんな風に、自分の弱さを直視できず強がって、ポジティブシンキングをしてる人はむしろ自己肯定感が低いのです。

 

自分をホメて認めればいいの?

 

自己肯定感を上げるためには自分をホメましょうとか、自分を認めましょう、自分を大切にしましょうと、書かれていることが多いですよね。

 

確かに、それは大事なことなのですが、そもそもそれができる人は、自己肯定感が高いのです。

 

できないから困っているわけです。

 

本当は自分をホメて認めて大切にすることよりもまず先にしなくちゃいけないことがあるんです。

 

それは、自分をホメることができない原因を知ること。認められない原因を知ること。自分を大切にできない原因を知ることです。

 

それなりの原因があるからこそ、できないわけです。それなりの原因があるからこそ、自分を責めてしまうし、自分よりも他人を優先してしまう。

 

ここにそれなりの原因、つまり間違った思い込みやトラウマが存在します。

 

自己中(ナルシストで自信過剰)な人は自己肯定感が高いの?

 

 

あなたのお知り合いにもいるでしょうか?やけに自信過剰で、上から目線。自分がいつも正しくて、人を否定、批判する人。

 

このような人は決して自己肯定感が高いわけではありません。

 

自己肯定感の高い人は、人のできないところやダメなところに寄り添う力を持っています。許す力を持っています。

 

そして、目の前の人に勝とうとする必要がないので、マウントを取ることすら必要ないのです。

 

上から目線で人を否定、批判していつも自分の正しさを証明している人はむしろ、自己肯定感が低い人です。

 

ホンモノの自己肯定感とは?

 

 

では反対にホンモノの自己肯定感を持っている人とはどのような人なのでしょう?

 

自分のネガティブな感情にちゃんと向き合うことができる人

 

自己肯定感の定義として「ありのままの自分を受け入れる力」のことだと先に書きました。

 

この「ありのまま」とは、ダメな自分や悪い自分、弱い自分などを指しているのです。

 

人間だれしも、できないことがあるし、ズルい自分や、サボりたい自分、イヤなところ、弱いところを持っているもの。

 

このようなネガティブな自分を受け入れる力を持っている人がホンモノの自己肯定感を持つ人です。

 

ダメな自分、イヤな自分を隠さない人

 

ダメな自分やイヤな自分を隠さなければいけない理由は、それが他者にバレると嫌われるとか見捨てられる、拒絶される、あるいは一人ぼっちになってしまうという思い込みをしているからです。

 

この思い込みは真実ではないけれど、潜在意識にしまわれているので、頭ではそんなことはないと思っても、つい良い人を演じたり、できる人を演じてしまうのです。

 

ホンモノの自己肯定感を持っている人は、嫌われたり拒絶されることによって感じるマイナス感情、例えば悲しみなどをちゃんと受け入れることができるので必要以上に恐れません。

 

また、誰かから嫌われたとしても、ちゃんと自分のことを好きでいてくれる人に意識を向けることができるのです。

 

素直に謝ることができる人

 

ダメな自分を受け入れるということは、決して無理に正当化したり肯定することもなく、ただ、そのようなダメな自分を受け入れている。

 

だから仕事でミスをしたときに、「こうなったのは、課長が協力してくれなかったことが原因だ」と人のせいにするでもなく、

「いや〜、返ってミスしてみんな学べましたよね」などと正当化するわけでもなく、「あはは!雨降って地固まるなんてね!?」と茶化すこともなく、

 

「今回のミスは私の準備不足が問題でした」と素直に自分の非を認めることができる人はホンモノの自己肯定感を持っているといえます。

 

ホンモノの自己肯定感を手に入れるメリット

 

 

では、そのホンモノの自己肯定感を手に入れると、どんな未来が待っているのでしょうか?

 

1)行動力が高くなる
失敗を恐れる必要がなくなるので、二の足を踏む必要もなくなります。直観力もさえるので、思いついたらサクッと行動できるのです。

 

2)人にイライラしなくなる
ダメな自分や悪い自分を受け入れることができるので、相手のそれも受け入れることができるのです。

 

3)失敗を恐れない
自分のダメなところや弱いところを受け入れているので、失敗を避ける必要がありません。失敗したときにそれほど絶望を味わうこともなくなるからです。

 

4)クヨクヨしなくなる
クヨクヨの根っこは、ダメだと思われてないだろうか?嫌われてないだろうか?という自問自答に過ぎません。ホンモノの自己肯定感があれば、ダメだと思われることや嫌われることすら受け入れて生きることができます。

 

5)未来への不安が減る
どんな問題からも逃げずに向き合えるようになるので、向き合えばいいと思って生きられます。

 

6)人の目が気にならない
人に悪く思われる自分ですら受け入れて生きられます。

 

7)嫌われる不安が減る
嫌われる自分ですら受け入れて生きられます。誰かに嫌われても、誰かからは好かれてますから、そっちが大事。

 

8)人に合わせないでいられる
人につい合わせてしまう原因も、嫌われないためですから上と同じですね。

 

9)満たされて生きられる
ダメな自分や弱い自分を受け入れているからこそ、いろんなモノや人、環境に感謝して生きられます。

 

10)疲れにくくなる
未来の不安や過去の後悔に思考を持って行かれないので、リラックスして生きられます。不安疲労から解放されます。

 

11)共感力が高くなる
自分のネガティブな考えやマイナスの感情を受け入れているので、他者のそれも受け入れることができるのです。

 

12)優しくなる
ダメな自分や弱い自分を受け入れているので、そんな状態の他者に手を差し伸べます。

 

13)ホメることができる
強がっている人、虚勢を張っている人、完璧を目指している人はなかなか人をホメることができません。ダメでもいいし、悪くても弱くてもいいと思っているから素直に相手をホメて認めることができるのです。

 

14)人を頼ることができる
人を頼ったり、甘えると、ダメな人だと思われる。ホンモノの自己肯定感を持っている人は、それを恐れてはいません。

 

15)素直になれる
弱い自分やダメな自分を受け入れて生きるということは、虚勢を張る必要がありません。素直に「ありがとう」「ごめんなさい」「手伝ってください」「できません」など言えますよね。

 

16)意思や意見を伝えることができる
自分の意思や意見を伝えることが苦手な方は、相手に嫌われるかもしれないとか、相手を困らせるかもしれないと不安になるからです。ホンモノの自己肯定感があれば、嫌われる自分や困らせる自分すら受け入れることができるのです。

 

17)悪口を言わなくなる
悪口をいうのもマウントを取るのもそうですが、相手を下げることで自分をあげているのです。相手よりすごい自分になる必要がないので、悪口も必要なくなります。

 

18)嫌いな人苦手な人が減る
私たちが嫌いな人とはたいていの場合、自分をイヤな気持ちにさせる人です。しかし、自分のイヤな気持ちに向き合えるようになるので強い嫌悪感を抱くようなことは減ります。

 

19)人と比べなくなる
あの人よりマシだろうか、あの人よりダメだろうかと確認作業をする必要はなくなります。どんな自分でも大丈夫になるからです。

 

20)問題解決できる
問題とはつまり、自分を不快な感情にさせる何かですよね。しかし、ホンモノの自己肯定感とは、不快な感情から逃げずにいられる力です。そしてその感情の根本的な原因から解消することもできます。

 

ホンモノの自己肯定感を手に入れる方法とは

 

自己肯定感を手に入れるためにはインナーチャイルドセラピー、とくに【エミークコーチング】がおすすめ。

 

実は【エミークコーチング】によって親との間にあるわだかまりや憎しみを解消することができます。

 

親に対して良い印象がない方は、親のネガティブな側面しか見れていません。反対に親を素晴らしい人だと思っている方は、親のいい側面にしか意識が言っていません。

 

つまり、親をありのまま見ることができないのです。

 

こうなっていると、自分のこともありのまま見ることができません。これが自己肯定感を低くしてしまいます。

 

【エミークコーチング】によって、親に対して握っている解釈をポジティブでもネガティブでもない、ただそういう出来事があった、ただそういう人だ。という判断のない状態にするのです。

 

これによって、自分のありのままを見る力を取り戻すことができるのです。

 

父親をありのまま見ることができるようになると、お金の自己肯定感が上がる方が多いですし、母親をありのまま見ることができるようになると、人間関係の自己肯定感が上がる方が多いです。

 

ホンモノの自己肯定感とニセモノの自己肯定感 まとめ

 

 

ホンモノの自己肯定感とは「ありのままの自分を受け入れる力」のこと。つまり、ダメな自分、悪い自分、弱い自分ですら受け入れて生きることができるので、常に自分をオープンにできている状態です。

 

強がっていたり無理なポジティブシンキングをしている状態はニセモノの自己肯定感です。

 

そして、ホンモノの自己肯定感を手に入れることで、誰かよりもすごい自分になることや、誰よりも成功することから解放されて、

自分の役割に集中して満たされて、そして楽に豊かに生きることができます。

 

もしも、今、自分は自己肯定感が低いと感じているなら、それはラッキーなことです。

 

なぜなら、このことに気づいていない自己肯定感が低い方はたくさんいるからです。

 

以前の私のように、ニセモノの自己肯定感にしがみついている人は、スタート地点にすら立てないまま必死で自分を大きく見せながら、

自己肯定感の高い自分を演じながら窮屈な想いをしなければいけないのです。

 

もし自己肯定感の低い自分をオープンにすることができれば、それだけで自己肯定感がグッと高くなりますよ。

 

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