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言いたいことを確実に伝えるけどギスギスしない会話術

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

 

なぜか気が付くと言い合いになっていたり、ギスギスした会話になってしまうとおっしゃる方も多いです。

 

言おうと思っているわけじゃないのに、イヤミや文句が会話の癖になってるのかもしれません。

 

この記事では、比較的、口癖のように言いがちなフレーズを、どうすれば角が立たず相手が受け取りやすい形で伝えられるのか、具体的な事例を用いて解説します。

 

この記事はこんな方におススメです。

・つい文句みたいな言い方になってしまう方
・身近な人ともっと円滑にコミュニケーションを取りたい方
・人間関係がギスギスしてしまっている方

 

 

肝心なことを伝えていない

 

 

実はイヤミや文句を言っているとき、わたしたちは肝心なことを伝えていません。

 

その代わりに相手に届いているのは「トゲ」のようなもの。

 

結果的に相手は「責められた」「文句を言われた」「否定された」と感じます。

 

そして責められたり、文句を言われた相手は、負けたくないので、「トゲ」を返してきます。

 

こうなると、ケンカや揉め事になるし、離婚に発展したり、会社だったら退職という結末だってありえます。

 

 

気づかずに使っているイヤミや文句とは?

 

 

わりと頻繁に会う関係、つまり慣れている人との会話ではついやりがちです。

 

いつも、何気なく始まる会話なんだけど、いつの間にかイラっとしてきて、最後はどちらも怒っているとか、

怒っていなくても何ともイヤな気持ちになっている。

 

また、子どもや後輩、スタッフ、部下といった自分よりも立場が下の人が相手となると、今度はいつの間にか怖がられてて「え、なんで?」って悲しくなったり。

 

なぜか、会話で角が立ってしまう、いつも同じことが起こるのはいったいなぜなのでしょう?

 

会話の中にうっかりあなたが忍ばせているかもしれない「トゲ」について4つの事例を挙げてみます。

 

会話の中の「トゲ」事例集

 

 

事例その1

 

日曜日に夫が車でゴルフに行きました。翌日の月曜日にあなたはママ友とのランチに行こうと車に乗ると・・・。

ガソリンがほとんど入ってなくて、エンプティランプが点灯していました。

「もー!時間ないのに!給油しなくちゃいけないなんて!カンベンして!」と腹が立ちました。

そして、その夜、夫が帰って来たときに、あなたは努めて冷静にこう言いました。

「普通、ガソリン入れておくのが常識じゃない?」

 

実は、これイヤミなんです。

 

事例その2

 

あなたが事務所に帰ると、部屋が蒸し暑いと感じました。

そんな中でスタッフたちは仕事をしていたので、冷房つけたらいいのになと思い、あなたはこう言いました。

「ねえ、なんで冷房つけないの?」

 

実はこれ、責められたと受け取られます。

 

事例その3

 

残業が3日続いたので、上司にあなたはこう伝えました。

「残業多すぎません?」

 

これも文句なんです。

さらに・・・

「3日も続いちゃうと、家がくちゃくちゃになっちゃうんですよー」なんて言ったら、もちろん文句です。

 

事例その4

 

3年付き合ってる彼氏と結婚したいとあなたは思っていますがなかなかプロポーズされません。じれったい想いを伝えようと決意し、あなたはこう言いました。

「ねえ、将来のことって考えてる??」

 

これも責めているんです。

 

 

受け取りやすい伝え方とは?

 

 

えー、それがイヤミなら、もう何も言えなくなります。って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。

 

イヤミでもなく責めるでもなく、そして文句でもなく、ちゃんと相手に伝わって、今までよりももっと相手が受け取ってくれる伝え方があるんです。

 

しかも、それってけっこう簡単なことなんです。

その伝え方というのは、

意思だけ伝える

というシンプルな方法です。

 

意思つまり「して欲しいこと」だけを伝えるのです。

 

例えば、前に挙げた事例についてそれぞれ意思だけ伝えるフレーズに変えてみると・・・

 

【事例1】

「普通、ガソリン入れておくのが常識じゃない?」
  ↓  ↓
「今朝、ガソリン空っぽだったよ。今度から入れておいてね」

 

【事例2】

「ねえ、なんで冷房つけないの?」
  ↓  ↓
「冷房つけてもらっていいかな?」

 

【事例3】

「残業多すぎません?3日も続いちゃうと、家がくちゃくちゃになっちゃうんですよー」
  ↓  ↓
「残業が連続しないように業務改善していただきたいです。家のこととのバランスを取りながら仕事したいんです」

 

【事例4】

「ねえ、将来のことって考えてる??」
  ↓  ↓
「早く私をお嫁さんにして欲しいな♡」

 

「意思だけ伝える」というコミュニケーションには一切トゲがないんです。

 

して欲しいことをシンプルに伝えるだけで、相手は気持ちよく受け取ることができるはずなのです。

 

が、しかし・・・

この「意思だけ伝える」というコミュニケーションでは、なんだか物足りないと感じた方もいるのでは?

 

そんなあなたは、相手にあえてトゲを刺したくてコミュニケーションを取っているかもしれません。

 

コミュニケーションの目的が相手の間違いを指摘する、相手のダメさを攻撃するという目的になっていませんか?

 

その場合、揉め事に発展したり、ケンカになったり、言い合いになって当然かもしれませんね。

 

 

言いたいことを確実に伝えるけどギスギスしない会話術 まとめ

 

 

ついトゲのある言い方になってしまうとか、コミュニケーションを取るとなぜかギスギスしちゃうという問題は、

シンプルに「意思だけを伝える」という方法で解決できます。

 

わたしも家族に「もー、なんで誰も手伝ってくれないの!?」というのをやめて「ごはんの配膳手伝ってー」と意思だけを伝えるようになりました。

 

次の日も、また次の日も「何回言ったらわかるの??」ではなく「ごはんできたよ、配膳手伝ってね」と繰り返し意思だけを伝えています。

 

そうしたら、家族みんながイヤミや文句を言わなくなりました。

 

もしも、どうしても意思だけでは足りず「トゲ」を刺さないといられない、という場合、問題はインナーチャイルドにありそうです。

 

本当に文句を言いたい相手は、幼少期にあなたを傷つけた誰かかもしれませんよ。

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