稼がなきゃは思い込み！不安を豊かさに変える方法とは？

 

こんにちは！井上ききです。

 

起業家さんのコーチングをしていると、「お金をたくさん稼ぎたいのに稼げない」というようなご相談がよくあります。

 

普通のコーチングの場合はこんなとき、お金をたくさん稼ぎたい理由、稼がなきゃいけない理由を質問したりするのかもしれないけど、

 

わたしはあえてそこには触れません。

 

あんまりそこを質問しても本当の声は聴けないからです。

 

それよりもまず、お金をたくさん稼げないことが問題だ、苦痛だ、と感じている原因を探っていきます。

 

ここを掘っていくと、ご本人でさえも気づいていない稼がなきゃいけないと思い込んでいる本当の原因が見えてきます。

 

実は、わたしたちが「稼がなきゃ」と思っているのは思い込みであることがほとんど。

 

つまり、稼がなきゃいけないのに稼げない、という不安もなくていいのです。

 

この記事では、お金を稼がなきゃいけないという思い込みの事例をいくつか挙げてみます。

 

ぜひ、あなたの「稼がなきゃ」の原因を深めてみてください。

 

お金はつながりのために必要だ

 

 

「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉を信じているタイプ。

 

このタイプの方は、お金があれば、誰かと一緒に遊びに行けたり、何か行事に参加できるし、誰かにプレゼントしたりできるけど、

 

お金がなくなると、そのようなつながりが、すべて絶たれてしまって、一人ぼっちになってしまうと心の奥で不安を感じている人です。

 

 

自分は無条件では愛されなくて、条件付きでなければ愛されない、という思い込みが根底にあります。

 

だから、気前よく仲間にご馳走したり、プレゼントしたり、起業家さんならスタッフにたくさんお金を渡さなきゃと思ったりします。

 

しかし、すべてただの思い込みです。

 

 

自分から閉じこもらない限り、本当に孤独になったりしないのです。

 

あなたがつながっていると信じていれば、つながっているんですよ。

 

お金は価値の証明のために必要だ

 

 

いつも自分はどうせ価値がないと心の奥で感じているタイプ。

 

だからこそ、自分の価値を証明しなければ不安で仕方がないのです。

 

 

お金を稼いで大きな家に住むことやカッコイイ車に乗ることなどで価値を証明して認められようとしますが、これ、終わりがなくてしんどいですよね。

 

でも、そもそも価値のない人間なんて本当はいません。

 

 

人の価値はお金で買えるもので高くなったり低くなったりしないですし、持っているお金の額もあなたの価値とは無関係です。

 

まずは自分の価値を自分が認めることからスタートです。

 

お金は自由のために必要だ

 

 

この世は思い通りにならないことばかり、と心の深いところで感じていて、制限されることや我慢しなくちゃいけないことを恐れています。

 

だからこそ、お金がたくさんあれば好きなことができるし、我慢しなくて済むと思っています。

 

 

このタイプ、お金がないと好きなことができないと思ってるけど、そもそもやりたいことをしていません。

 

たいしてお金のかからないことまでも自分で制限をかけているかもしれませんよ。

 

そもそも自分の自由を奪っているのは自分です。

 

思い通りにならない、という世界を信じている限り、お金だって思い通りにならないのです。

 

 

お金は不測の事態のために必要だ

 

 

人生は問題トラブルがわんさかやってくる危険なもので、誰も助けてくれないと信じています。

 

 

そもそも、この世界は安心できないと感じていていつも不安です。

 

ちゃんと保険に入って、こんなことやあんなことが起こっても大丈夫なようにと備えます。

 

しかし、これまでの人生、そんなに問題やトラブルばかり起こってますか？

 

しかも、あなたを助けてくれるのは、果たしてお金だけでしょうか？

 

このタイプの方は、お金よりも人とのつながりこそが、自分を助けてくれることを信じてみること。

 

 

人とのつながりや、お金じゃないものを与えたり受け取る世界にこそ、本当の安心がありますよ。

 

まとめ

 

 

つながりがない。価値がない。愛してもらえない。認められない。自由がない。安心がない。助けてもらえない。

 

そして、お金がない。

 

 

欠乏の世界を生きている状態だから生きづらいに決まっているんです。

 

お金の不安や、お金への執着を減らして楽に生きるためには、「ある」に意識を向ける必要があります。

 

私たちが「ない」と思っているものは、本当は「ある」のです。

 

ずっとあったのです。

 

愛もあったし、ありのままで価値もある、承認も自由も安心も豊かさも、「ない」と思い込んでいただけで本当はずっとあったし、これからもずっとあるのです。

 

母親に怒られて、締め出されたことがあるかもしれないけど、実際は見捨てられてないし、ちゃんと育ててもらえた。

 

一度も認められてないと思ったけど、そう言葉で表現しなかっただけで、お父さんは本当はあなたを認めていた。

 

コントロールされているようで、そのコントロールを受け取ってきたのは自分だったのかも。そっちの方が楽だったから。

 

そして意識の向け方次第で、たくさんの豊かさが絶えることなく与えられてきたことにも、気づくことができます。

 

「ある」に意識を向けるだけで、お金への執着はずいぶん軽くなるはずです。

 

そうするとお金のために仕事をするのではなく、自分の喜びのために仕事をする、というステージが待っているはずです。

 

これは特別に収入がたくさんある人だけが体験できるステージというわけではなく、ずっとカツカツで、今月もカツカツだという人も、

 

今日から「ある」に意識を向けるだけで、喜びのために仕事をするステージに行くことができるのです。

 

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