子どもの交渉力を育てたいと思った心理カウンセラーの日記
こんにちは!井上ききです。
最近ね、うちの子どもたちを見てて、ちょっと気になったことがあったのよ。
彼らったらね、一度「だめ」って言われたり、嫌な顔をされるとすぐあきらめるの。
先日、長男(高1)が「もう今月お金使っちゃったから、フェスでグッズ買うお金ないー」って言ったの。
ひとまず私は「で?」って言ったわけ。
そしたらば長男が「2000円ちょうだい」とか言ってくる。そこでわたしは「お小遣いあげたじゃん。何に使っちゃったのよ」とか普通に言ったわけです。穏やかにね。
わたし、この時点ではぜんぜん2000円ぽーーんとあげちゃうつもりでいたわよ。だって私は子どもにあまあまなかーちゃんだからさ。
なのによ!なのに!うちの長男たら、そんだけで、「じゃあ、いいわ」だって(笑)
こっちが拍子抜けして、なんだかずっとモヤモヤしちゃって、なんか自分が悪いのかと一瞬思っちゃったけど、
「彼らは何か足りないぞ」って気づいてさ、次に同じようなことがあったら言ってやろうとずっと思ってたことがあった。
そしたら、今日ようやくチャンスがやってきた。
長男がね、次男と部屋を交代したいとか言い出したのよ。わたしは「そっか~」って聞いてんだけど、長男がね、また例のごとくすぐに諦めようとした。
「でもなー、どうせアイツ、やだって言うからなー。お母さん説得してくれないしなー。まいっかー」だって!!!!!
おいおいおいおいおいおいおぉぉぉぉーーーーーい!!!!!
そーーーゆーーーーとこだぞーーーーーぉぉぉぉーーー!!!!!
って思った私は長男に言ってやりましたよー。
「あなたは、かんたんに諦めすぎだよぉ。いいから、まずは交渉しなさい。それをしたい理由を伝えて、さらに追い打ちをかけるように、相手にとってのメリットも伝えるの!NOって言われても、何度でも言うの!そうしないと、成果を作れないし、やりたいことなんてできないよ!」
と、いつになくアツく伝えてみた。ちょっと興奮しちゃった。ずっと待ってたチャンスがやってきたからね(笑)
そうしたらさ、長男たらここぞとばかりにいきなり、2000円の話を持ち出して来たわよ。あの2000円あきらめてなかったのね。
あっちはあっちで、チャンスをうかがってた。わたし、2000円渡した。
あれ?これで良かったのかな?
論点ズレてないか?ズレてないのか?子育てって難しいね。あはは。