人のことをすぐ嫌いになって人間関係が続かない原因はアレです。
こんにちは!井上ききです。
この人、気が合うなーと思っても、すぐに嫌いになっちゃうし、大好きになっても親しくなっていくと、そのうちに幻滅してしまう、という悩みを持つ方は多いです。
そのせいで、人との関係が長続きしないので、友達と言える人がいないとおっしゃいます。
この記事では、その原因を解説し、さらに人と親密な関係を長く続けるコツをお伝えします。
人をすぐ嫌いになっちゃう原因とは?
実は、人をすぐに嫌いになっちゃう原因のほとんどは、人の粗や欠点ばかりを無意識に探してしまうからなの。
人と一緒にいても、「あの人、ひと昔前のファッションね」とか「あの人、ひとりで話してるわ」などと、声に出さなくてもいつも人の批判をしているのです。
もちろん、声に出して言っちゃう人もいるのですが、その方は自分から嫌いになる前に嫌われてしまうことは言うまでもありません(笑)
人をホメることが苦手
セミナーや講座でよくある、みんなでホメ合うワークとか、順番にいいところをみんなで伝えあうようなことがある。
これって、本当によくあるよね(;´∀`)
ちなみに、私の講座ではしてませんが(笑)
で、いつも人の欠点ばかり探している方は、本当にホメるのが苦手なわけです。
いいところを伝えましょうって言われてるのに、マイナスのところしか見えないから、とても難しいワークだと感じるはず。
シドロモドロになりながら、「暗い人に見えるけど、意外とそこが素敵だと思います」とか言っちゃったりして、もう、控えめに言っても、へたくそです(笑)
ただ、このタイプの方にも素晴らしいところがある。
それは問題を発見する能力です。
これ、業種によってはとても重宝する。
いち早く問題を発見して、大きな問題に発展するのを防ぐ力は誰よりも高いのです。
こんなふうに、決して悪い側面ばかりではないんだけど、誰かをずっと好きでいることに価値を置くなら、この先もぜひ読んでくださいね。
習慣は3ヶ月で変えられる
人の欠点や失点、そして粗ばかりを探してしまうというのは、
これ、要するに「習慣」なんです。
あなたが悪い人だから人の欠点しか見られないってことでもない。
生まれつきの性格でもない。
ただのクセです。つまり、右利きの人、左利きの人ってのと同じ。
そして、右利きの人は一生ずっと右手しか使えないってわけじゃない。
野球で例えるとね、少年野球のクラブチームに入ってくる子どものほとんどは、右打ちなんだけど、その中で左打ちって圧倒的に有利だから、無理やり左打ちに矯正するってことがよくあるのね。
そうするとだいたい、3ヶ月で左打ができるようになる。
で、その時点では右も左も同じくらいの打率。
でもさらに、3ヶ月左打を練習すると右よりも圧倒的に左の方が打てるようになるわけです。
これと同じで、人の欠点ばかりを探すクセのあるあなたも、人の長所や強み、魅力を探すようにトレーニングすれば、3ヶ月でプラスとマイナスが同じくらいになる。
そしてさらに3ヶ月で、圧倒的に人の魅力を見つける名人になるわけです。
人をずっと好きでいるためのトレーニング方法とは?
そして、ここがこの記事の一番のポイントなんですが、
人の欠点ばかりを探してしまう方は同時に、自分の欠点もそれ以上に探して生きています。
起きている間中、いやもしかすると寝てるときも、無意識の自分へのダメ出しが止まらないはずなのです。
まずここに気づいて、これをできるだけ止める必要があります。
そして、自分をホメて、認めて、他者をホメて認めること。
一日の終わりに、自分のいいところ、今日会った人のいいところを順番にリストアップするのもおススメです。
まずこれを習慣にして、慣れてきたら、周りの人にそれを伝えてみるといいですね。
「〇〇さんって、いつも仕事が丁寧だね」とか「〇〇さんのお洋服のセンス、大好きです」とか。
そうすれば、あなたは人をずっと好きでいられるだけじゃなく、あなたが好かれる人になるわけです。
こうなってしまえば、友達もたくさんできるはず。
くれぐれも、焦って先に人をホメないでね。まずは自分をちゃんとホメることが先ですよ。
自分にダメ出しばかりしている人が誰かをホメても、それは媚びを売っていることがバレバレですからね。
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