なぜ夫は妻をバカにするのか?夫を変えるための4つの方法とは?
こんにちは!井上ききです。
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夫が何かとバカにしてくるというお悩みを持つ方に書こうと思います。
この記事を読んでいただくことで、バカにしてくる人は、なぜバカにしてくるのかその目的、そして、男女の会話がすれ違うその理由、さらにどうすれば、バカにされなくなるのか?がわかるはずです。
夫が何かとバカにしてくるのですが…
バカにされて、いつも腹が立つけど何も言えません。なぜ、そんな言われ方をしなくちゃいけないのかと・・・。これはモラハラですか?
このようなご相談はカウンセリングでも多いんです。クライアントのHさんは、何を言ってもバカにされるので、もう自分から話をすることもなくなったそうです。
たとえば、「お風呂入った?」ときくだけで、「入ったに決まってるだろ?そんなことくらいわかるだろ?」と鼻で笑われるそうです。毎回悲しくなり、話をするのもイヤになるとおっしゃいます。
実は、人を馬鹿にしている方は、自分をバカにしています。
「本当に俺ってバカタレだな・・・」「もーー、俺って本当にダメだな・・・」と、こんな風に、自分のことをけちょんけちょんにバカにしている人が、他者のことをバカにしてしまうのです。
他者を責めている人は自分を責めています。他者を否定している人は自分を否定しています。
夫があなたをバカにする目的とは?
バカにされている側は非常に苦しい思いをしているにも関わらず、バカにする側はそのことに気づいていないことがほとんどです。
妻をバカにしている自覚がないのです。
そしてもちろん、自分をバカにする内側の声にもまったく気づいていないのです。自分をバカにしているということはセルフイメージも低く、自信がないのに、虚勢を張って自信ありげに振舞っている人と言えます。
で、ここがこの記事で最初のポイントです。
ということは、夫は妻に認められたくて仕方がないので自分が上に立つためにバカにしているわけです。
妻をバカにすることで一時的に下げて、そうすると自分が上がったような気がする、という無意味なことを無自覚に行っています。
自覚がないがゆえに、「バカにしないで」と妻が訴えても「バカになんてしてない、お前は何を言ってるんだ」と本気で思っていますし、逆切れして「お前こそ・・・」と言って来ることもあります。
男性と女性ではそもそも会話の目的が違う
さて、男女の間でコミュニケーションを取ると、すれ違ってしまうのはあなたが悪いわけではありません。これはそもそも男性と女性では会話をする目的が違うからなんです。
女性の場合、「共感」を求めて会話をします。「雨、やまないね」と話す目的は「うん、やまないね」と答えてほしいだけなのです。しかし、男性にとってはこんな会話をなんのためにするのか、さっぱりわからないという感じ。これは恐らく細胞レベルで意味不明なはずです。
男性は「解決」を求めて会話をしているからです。「雨、やまないね」とあなたが言ったのなら、ここは当然 優れた男であることを示さなければならない。だから、男性は問題解決をしようとします。
「それは、梅雨だから仕方がないね。雨でも楽しめることを考えるべきだよ」とか、「梅雨前線が明日には東に移動するって予報だよ」なんて言うかもしれませんね。
女性に認められる優秀な種であることを示す。これは生物学的に仕方がないといえます。
ここが男性がつい上からモノを言う感じになる原因です。
Look!
女性は「共感」を求めて会話をしているが、男性は「解決」や「承認」を求めて会話をしている。
そもそもすれ違うのは当然なのです。
夫にバカにされた!イライラの解消法
男性が上からモノをいいがちである原因がわかったとはいえ、いちいちバカにしてきたら腹が立つのは当然です。
はらわた煮えくりかえって、一睡もできなかった、とおっしゃる方もいます。
この記事で「怒りの解放ワーク」の方法を紹介しています。
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怒りは放っておいて自然となくなるものではなく、一時的に治まっているだけ。感情の処理をする必要があるのです。
夫にバカにされたときの対応法【レベル1~レベルS】
夫にバカにされて腹が立つ、と訴える方の多くは、ご主人に反論したり話し合ったりすることが苦手な方が多いです。
そのため、バカにされたと感じたときに、シュンとするとか、黙り込むなどの反応を見せがち。つまり不幸せになっちゃう。
これは、バカにした側にとっては、まさに欲しかった反応なんです。
さっきも書いたけど、妻を下げて一時的に自分を上げることが目的なので、この反応をすると、ご主人の潜在意識がちょっと満足しちゃう。
そうすると、また同じことを無意識にする。
ここがこの記事の2つめのポイント。
ということは、この問題は妻側がちょっとしたコツをつかむと解消します。
それは、「反応しない」ってこと。
反応しないっていうのは具体的にどういうことかというと・・・
レベル1:無視して穏やかに堂々とした佇まいでほほえんでいる
レベル2:「どうしてそう思うの?」と質問する(できるだけ、明るい声のトーンや表情で)
レベル3:「あはは!」と笑う
レベルS:「ほんとそうだよね(笑)」と同意しちゃう
「レベルS」というのはスーパー級の技ですので、これができる方はスペシャリストです。
このS級の対応は負けてあげる、という選択です。
これができると言うことは、けっきょく、夫のことを認めることもできるはず。ホメて認めてあげられれば、ご主人のセルフイメージがあがっちゃうのです。
そうすれば、バカにされることはもうなくなります。
まあでもね、S級は無理でも大丈夫ですよ。これは女神級の技ですもの(笑)
ぜひ、レベル1からチャレンジしてみてくださいね。
悲しみを癒す
ご主人は意識的にバカにしているのではなく、無意識にバカにして妻が不幸になっているのを無意識が受け取ってしまっている。
ということは、上に書いたような方法だけでなく、合わせてやっておきたいのが、あなたの無意識を癒すということ。
ここ、この記事の一番大切なところです。
夫にバカにされたときあなたが「怒り」という感情を感じているはずですが、その怒りは実は悲しみから生まれてきた感情です。
強い悲しみを感じると人は、強い怒りの感情を感じるようにできています。
なぜなら、自分をそんなにも悲しませる相手は脅威の存在だからです。
そして、その悲しみの感情は、ご主人に対して初めて感じた感情ではないんです。
もっと私たちが幼いころ、おそらく4才~10才くらいの間に、同じ悲しみを味わった体験があるの。
例えば、お父さんに小さなあなたは繰り返しからかわれていたかもしれない。お兄ちゃんかもしれない。
あるいは、小学校のころクラスの男の子にバカにされた悔しい体験があるかもしれない。
その幼いあなたが受けたこと、そして悲しみの感情を、わかってあげてほしいのです。
「そっか、そっか。あのときは嫌だったよね。悲しかったよね。ほんとは認めてほしかったよね」って。
あのころの小さなあなたをイメージして、抱きしめて、そしてあなたが誰よりもわかって、認めて、ほめてあげてください。
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