自粛解除に不安を感じるあなたを救うたったひとつの方法とは?
こんにちは!井上ききです。
コロナが落ち着いてきて、一部の地域で自粛が解除されたよね。まだまだ気を付けながらではあるけれど、わたしはさっそく居酒屋にいっちゃって、もちろん飲みすぎちゃったわよ(;´∀`)
でもね、そうやって自粛解除や世の中の再開に喜んでる人ばかりじゃないの。だれもが待ちわびていたわけじゃない。
実はね、むしろ苦しくなっている人がたくさんいる。そう、“たくさん”なのよ。そんな方たちのために、ちょっと慌ててこの記事を書きます。
自粛解除で強い焦りを感じる人たち
その中のひとりがクライアントのAさんです。Aさんはセッションの中で、こんなことを話してくれました。
実は・・・こんなことを言うと不謹慎かもしれないのですが・・・
コロナ自粛が解除されるニュースを見て、動悸がしてきてしまいました。
コロナで亡くなった方もいるし経済的にも大変な方がたくさんいるから、こんなこと言っちゃいけないんですけど・・・
実はコロナ自粛中、世の中が止まっている感じがして、いつになく気持ちが楽でした。のんびりできて、心地よさを感じられて、すごく快適だったんです。
本当に動き始めなきゃいけないのかな?
これ、けっこう共感する方は多いと思うの。
Aさんだけじゃなく、他のクライアントさんも共通して同じことを言う。世の中が動き始めて焦ってきたと言うのです。
そして、わたしはこんな質問をします。
わたし:「世の中が動き始めたら、自分も動き始めなくちゃいけないと思ったのかしら?」
Aさん:「そうです」
わたし:「Aさんも動き始めなくちゃいけないの?それ本当?」
Aさん:「確かにそうですよね。わたしも付いて行かなくちゃいけないわけじゃないのに」
勝手に響いてくる心の声
自粛解除に焦りや不安を感じたあなたは、「みんなに遅れちゃいけない!」という心の声が聞こえたんじゃないかな。
「うっかり出遅れるな!」「流れにのれ!」「もたもたしてちゃだめ!」「急いで!」って。
でも、そんなこと誰も言ってないよ。これは、あなたの内側で響いているだけ。
あるいは「また、ちゃんとしなくちゃいけない日々が始まる」と思った方もいるかもしれないね。
本当は好きなだけ自粛をしてていいのに。動きたくなったときに動けばいいだけだし、好きなだけリラックスしてていいはずなのに。
本来の自分の心地よさを知る
講座の卒業生のペコリンは、自分がこんなにお家時間が大好きだったと気づいたと報告してくれたの。そのことを喜んでた。
いっぽうで、うちの主人は一日たりともステイホームできない自分に気づいたの。でも、それも強みだと伝えたの。
そしてわたし、井上の場合は、そもそも家が仕事をする拠点だから、逆に家にいると、まったく休まらないことに気づいた。そして、自分の休み方がわかった。
コロナ自粛はこんな風に、それぞれの心地よい生き方をつかむための時間だったの。本来の居場所とか、本来の自分の速度を取り戻す機会だったんだよ。
だからここはあえて、内側に響く「急いで!」「おいて行かれないように!」って声に対してきっぱりとこういい返してほしいの。
「大丈夫!わたしはゆっくりいくから」って。
あなたがいま感じている焦りや不安から解放される方法は、これだけです。
学校再開で子どもたちにも「焦り」
同時にね、これから学校が再開されるでしょ。おそらく、子どもたちの多くも同じような焦りや不安を感じているはずなの。学校再開を喜ぶ子どもばかりじゃない。
本来の自分の居場所で本来の自分でいられた子どもたちが、またみんなに合わせていかなくちゃいけなくなる。
ある日突然、休校になったり、急に再開したり。大人が決めることに振り回されて、そして残酷にも「みんなに置いて行かれないように、がんばりなさい!」なんて言われてしまうとしたら・・・それはあんまりだ。
しばらくは、うまく付いていけない子がいっぱいいるはずだし、それでいい。むしろそれが普通!
コロナ以降はこう生きよう!
コロナ以降は、自分の本当に在りたい在り方で生きることの価値が必ず高まっていく。心地いい自分の居場所や心地いい自分のペースをわかっていて、どうすれば自分を幸せにすることができるのかわかっている人が上手くいく。ぜったいに。
大人も子供も。
「みんなのペースに付いていかなければいけない」「流れに乗らなくちゃ」というのは思い込みです。そもそもみんなもそれぞれのペースで生きてるし、流れなんてものはないのです。
私たち一人ひとりの在り方が正解です。
もう一度あなたを不安や焦りから解放するための“おまじない言葉”を書くね。
「大丈夫!わたしはゆっくりいくから(´▽`)」