嫌われる恐怖を克服して楽なママ友づきあいを手に入れる方法とは?
こんにちは!井上ききです。
さて、この記事では嫌われることへの恐怖を持っていると、どのような生き方をすることになるのか、さらに嫌われる恐怖から解放されるためのおススメの在り方について書いていきます。
読み終わったあと、そもそも嫌われるかどうかにとらわれることがバカバカしくなって、気持ちが楽になっているはずです。
自分の本音すらわからない
嫌われることを恐れていると、何か失言をしちゃって相手の地雷を踏まないかどうか気になって言いたいことがぜんぜん言えなかったりする。
嫌われないためには何を言うべきで、何を言ってはいけないのか。そんなことを考えてばかりで、ランチ会も楽しめないなんて声も良くききます。
しかしもっと重症なのは、長いこと本音を言わずに生きてるから、もう自分の本音なんてわからなくなっていて、相手に合わせる方がむしろ楽で、自分の本音を話す方がずっと難しいと感じる人もいる。
ただ、無意識に押し殺した自分の本音は消えてなくなるわけではなく、自分の中にくすぶり続けてネガティブな感情になってしまいます。
また、建前で人間関係を作っていると、人との関係は非常に複雑になっていく。
PTAで嫌われるのが怖い
「PTAの役員になっちゃった、どうしよー」というご相談もたいていは根っこには嫌われる恐怖がある。
PTAの行事で関わるママたちに嫌われないかどうか怖くてしかたがない。バザーでも「気が利かない」と思われないためにがんばりすぎて、疲れて熱を出したとか。
あるいは、嫌われたらどうしようと3日前から緊張で眠れず、プレッシャーでお腹が痛くなってしまう人もいるほど。
熱が出たりお腹痛くなったり、体に症状が出ちゃうって、ただ事ではない。強い恐れを感じ続けることで体が悲鳴をあげてる。
先に自分から嫌っておく
実は、嫌われないために頑張っている人ばかりではない。嫌われないための努力すらあきらめて、どうせ嫌われるなら、先に嫌ってしまおうと無意識に人を遠ざけてしまう人もいる。
あえて目を合わさず、あえて他者と交流しない。あえて笑顔を見せず、ときにはトゲトゲしい発言をしてしまう。
みんなのことを先に嫌いって自分に思い込ませることで、嫌われたときに傷つかないようにしているのだ。
これでは、嫌われることはないかもしれないけれど、誰かを愛して愛されるという豊かな人間関係をつくることは絶対にできない。
なぜ嫌われるのが怖いのか?
こんな風に、嫌われることを恐れて生きていると、ときに体に症状が出ちゃったりするし、無意識に人を遠ざけていたりする。
人に嫌われることって、だれにとっても避けたいことだけど、生きづらいレベルになってるなら改善するべきです。人生は一度きりですから。
ところで、なぜそれほどまでに私たちは嫌われるか嫌われないかにこだわっているのかと言うと。
それはね、私たちは「嫌われたくない」と思っている以前に、そもそも「自分は嫌われるような人間なんだ」というセルフイメージをもっているからなの。
筆者の場合は、幼少期から「自分は冷たい人間だから嫌われるんだ」という思い込みを強く持っていた。みんなそれぞれ、そうやって嫌われる理由までもくっつけて、自分は嫌われてしまうと思い込んでいる。
たとえば、「私は可愛くないから嫌われる」とか「私はみっともないから嫌われる」「私はみんなと違うから嫌われる」など。
私たちは無条件に嫌われる
私たちは先に書いたような条件をつけて嫌われると思い込んで生きてきたわけですが、実は、本当は無条件に2割の人から嫌われるようになっているんです。。
そして、同時に無条件に2割の人に好かれると決まっている。なぜなら、これは自然界の法則だから。
これはいわゆる「2:8の法則」とか言われるものと同じで、私たちは、どれだけ気を付けていても必ず2割の人から嫌われてしまうのです。
もしも、私を嫌いな2割の人にせっせと媚び(こび)を売って好かれたとしても、別の2割が私を嫌うのです。
そして、6割の人は日和見、つまりみんな次第で自分の立場を決める人なので、私のことを好きな人のパワーが大きければ、そちらに流され、嫌いな人のパワーが大きければ「私もきらい」とか言う。
そんな日和見族をあなたもどこかで見たことがあるかもしれません。
この法則は、テレビに出てくるような人気者にも当てはまって、吉沢亮だって菅田将暉だって無条件に誰かに嫌われている。「生理的に受け付けなーい」とか言われて。
有名だから、6割の日和見な人が「私も好き」となることで人気者はできあがる。しかし、不祥事やスキャンダルなどでその6割はあっさり裏切ってしまう。
嫌われることが怖くなくなる方法
嫌われることを恐れていても恐れていなくてもどっちみち嫌われる。
それならば、自分を好きと思ってくれる2割の人と人生を作っていればいい。その2割の人を大切にしてますます良い関係を作っていけばいい。
そうやってご機嫌でいれば、6割の人もあなたを好きになります。
反対に、嫌われることを恐れていると自分を嫌いな人にばかり意識をつないでしまうんです。人の顔色見て、後悔して、モヤモヤしての繰り返し。
こうしてネガティブになっているとき、私たちは自分を好きでいてくれる人へ愛を注ぐのをうっかり忘れちゃってるのです。
意識を向けるべきは、自分を嫌う人ではなく、自分を好きな人。そうやって自分を好きでいてくれる人にしっかりつながって過ごしていると嫌われることなんてぜんぜん怖くなくなるのです。
スヌーピーも同じことを言っています。
I don’t have time to worry about who doesn’t like me.
I’m too busy loving the people who love me.
僕のことを好きじゃない誰かのことでくよくよする時間はないんだ。
僕は、僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから。