嫌いなあの人との関わり方「考えない」ってどうやる??
こんにちは!笑み育カウンセラーの井上ききです。
悩んでる人に「考えすぎだよ」とか、「もう、そんな人のことを考えないようにしなよ」とか言いますよよね。
しかし、それが簡単に出来たら、だれも悩んでいません。
「考えちゃう」をやめられないから悩んでるわけです。
しかし、わたしもこの「考えない」をおススメすることは多いです。
「もっとこうするべきだった・・・」 とか、「あの人はあんなことを言うべきではない」とか、グルグル頭が働いている状態は苦しいです。
自分を責めたり、誰かを責めながら幸せを実感できるということはありえませんから、できるだけ早めにその思考を終わらせる必要があります。
とはいえ実は、「考えない」という行動目標は少し難しいのです。
もちろん、悩んだときは笑み育ワークシートをするのが一番です。
が、今回はブログを読んでくださる、まだ笑み育ワークシートユーザーさんでない方にお伝えしようと思います。
「考えない」を上手に実行するために、かんたんなイメージをお伝えしようと思います。
落書きレベルの下手くそなイラスト付きでご説明しますね。笑
悩んでいるとはどういうことか?
たとえば、職場の同僚のAさんにひどいことを言われたとします。
そうすると、Aさんのことばかり考えてしまうってことありますよね。
嫌いだと思っているのに、そのことばかりを考えてしまうのって本当にいやなこと。
これは、こんな風にAさんに意識のケーブルがつながっている状態です。
実は、意識はひとつのことにしか結べません。同時に2つのことに意識をつなぐことはできないのです。
絵のように、Aさんに意識をつなげているとき、あなたは大切な家族に意識をつなぐことはできないのです。
本来、Aさんなんかよりもずっと大事な存在であるあなたのお子さんが寂しい想いをしているのです。
大事なことなので、もう一度いいます。
意識はひとつのことにしか結べないのです。それならば、そんなイヤな人や出来事ではなく、いちばん大切なことに意識をつなぐべきなのです。
次のような手順でイメージしてみてくださいね。
嫌なことから意識を切り離す
本当に大切な人や、本当に大切な夢や目標にしっかり意識をつなげて生きられるように、まずはAさんに結んでいる意識を切断します。
こんなイメージで、ハサミでチョキンと切るのです。しかし、切っただけではいけません。
意識のケーブルは、何かにつながろうとしてしまいます。
実は何も考えないというのは非常に難しく、できる人はあまりいません。とても高いレベルの瞑想状態だけです。
↑仙人レベル
意識のケーブルは、素早く何かにつながろうとするのです。
ということは、切っただけではまた【きらいなあいつ】へつながってしまいます。
つなげたいことへ意識を繋ぎなおす
切ったらすぐに、【大切な何か】へ意識のケーブルを結ぶ必要があります。
「豪華客船の旅をしたいな~」とか、「ベンツに乗りたいな~」とか。
または、「家族で思いっきり笑って過ごしたいな~」とか、「子どもたちとお料理をしたいな~」とか。
あるいは、目の前に子どもたちがいるのなら、しっかりそっちへ意識を結ぶ必要があります。また、「こんなに豊かな生活ができてるな~、幸せだな~」ってまわりをみるのもいいですね。
また、インナーチャイルドとつながっている方はこんな風にインナーチャイルドへ意識を結ぶのが一番です。
おっと、Aさんのことはいいから、インナーチャイルドのケアをしよーって意識をつなぎ直せるといいですね。
まとめ
切る→つなげる
たった2つのステップです。とてもシンプルです。
しかし、これが上手くいかないという方は、インナーチャイルドの悲しみや恐れが強い状態ですので、笑み育カウンセリングが必要です。
幸せな人って、今ある幸せにしっかり意識を繋げている人です。
反対に不幸せな人って、どこか遠くにある不幸せにまでも意識を繋げている人です。目の前にはない不幸にまでも積極的につながっている人なのです。
意識はひとつのことにしか結ばらないのです。ということは、しっかり幸せにつなぐことができれば、私たちは幸せなのです。