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イライラがスッと消える!?自分の機嫌を自分で取る方法とは?

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!笑み育カウンセラーの井上ききです。

きょう、郵便局のATMで順番待ちをしているときのこと・・・次男の同級生Aくんのママが私の後ろに並びました。
Aくんママとは話をしたこともないので、軽く頭を下げたくらい。

私のイライラのスイッチを入れたある出来事とは?

そこに、Aくんの小さな弟くんがやってきたの。

「ママー」って。

すると、Aくんママは「車で待ってろバーカ!」と言い放ち、弟くんはササっと戻って行きました。

わたしはその様子をみて一気に怒りが湧いてきました。イライライラーーーメラメラメラーーーて。

そこでわたしは、Aくんママを怒鳴りつけました。「バカはどっちなの!!子どもの立場になったら、どんな気持ちか想像できるでしょ!それがわからないあなたの方がよっぽどバカ野郎だわ!バーーカ!」

と、すべて妄想の中でね・・・。笑

わたしはもちろん何も言わずに、見て見ぬふりをして車に戻っただけです。

平和主義ですし、合理主義ですし、何より、Aくんママは元ヤンっぽくてちょっと怖いですもん。汗

イライラの根っこにある、ある感情とは?

わたしは車に戻っても、まだ腹が立って仕方がありませんでした。そこで、自分の内側の声を聞いてみました。

「あんな言い方しなくてもいいじゃん!まだ小さい子なのに!一緒に居てあげたらいいのに・・・あの小さな弟くんはそれはそれは悲しかっただろうな~」

わたしは自分が悲しいんだと気づきました。

実は、怒りの根っこには、たいてい悲しみか恐れや不安があります。これは私だけじゃなく、すべての人に言えること。

今回のAくんママの出来事では、強い悲しみが怒りに変わっていたのです。

ここまで内観するだけで、ずいぶん怒りは消えていくのです。

イライラがスッと消えた理由とは?

今度は私の過去にも似たような出来事や悲しみを味わった体験がなかったか思い出してみました。

「お母さんと一緒にいたいのに・・・」と寂しい気持ちの小さな私の姿が思い出されました。

そうなんです。わたしはAさんの様子をみて、自分の幼少期の母の姿と重ねていたのです。

子供の頃、母はわたしが近づいていくと、「もう!あっち行ってなさい!」とか「もう!うっとおしい!」と少しも近くにいさせてくれませんでした。

とても寂しい想いをしていた自分の傷ついた感情(=インナーチャイルド)がAさんの様子をみて反応していたのでした。

ほとんどの場合、こうやって過去の悲しみや恐怖を再び感じて怒りとなって表れています。

わたしはそのことに気づくと、スッと怒りが消えていくのがわかりました。

わたしがやるべきことは、この幼少期の私に寄り添うこと。

イライラをぶつけるとどうなるのか?

今回は赤の他人のAくんママだったので、わたしが彼女を攻撃することも責めることもありませんでした。

他人の子育てに頼まれてもいないのに口を出すなんてお節介も過ぎるのです。

だから、なにも言わなかったのは良かったと思っています。

しかし、これが家族などの近い関係の人だったら、何も言わずにはいられなかったはず。

たいていはそういう親しい関係であればあるほど、感情をむき出しにしてしまうもの。そして親しい人って、必ず大切な人なんですよね。

わたしたちは、責められると責めたくなるものです。

それがケンカに発展します。

夫婦喧嘩などはほとんどそうです。

どちらかが責めるとかイヤミを言うとかの攻撃をして、その仕返しにトゲのある言葉を無意識に返し・・・さらに、また・・・と繰り返し、やがてケンカになる。

これ、相手が思春期の子どもだったら、「うるせー!」ってなる。

小さな子どもだったら、顔色を見る子になっていくかもしれない。

自分の機嫌を自分で取ることによる効果

Aくんママに怒りがわいた私のように、過去の自分の心の傷がうづいているだけなら、目の前の相手にぶつけてはいけません。

つまり、ある程度は自分の機嫌を自分で取れるようになった方が誰かを傷つけずにすむし、自分も傷つかずに済むのです。

わたしが今回、Aくんママへの怒りを鎮めるために使った内観の方法は「笑み育ワークシート」にまとめてあります。

これを使えば、怒りを鎮めるだけではなく、自分の心の傷まで癒すことができちゃうのです。

わたしは寂しかった幼少期の自分といつも一緒にいることで、もう同じような場面で怒りが湧きにくくなるはずです。

そうすれば、心の中でAくんママを攻撃することさえなくなるのです。あの内側の声は誰にも聴こえていないと思ったら大間違い。

他でもなく、わたしがしっかり聞いてしまうのです。つまり自分を責めているのと同じこと。

自分を責めていると、必ず誰かを責めるものなのです。

現在、「笑み育カウンセリング」は弟子たちが行っています。井上は「問題解決コーチング」で個別セッションをしています。

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