お金のネガティブな思い込みを新しいセルフイメージに変える方法
こんにちは!井上ききです。
私はインナーチャイルドセラピーに出会うまでは、お金に対してとにかく自信がなかったんです。
その原因はたくさんのネガティブな思い込みを持っていたせいなんですが、これに気づいたのもインナーチャイルドセラピーに出会ってからでした。
でも思い込みに気づいたのと同時に、それを書き換える方法を知ることもできたので、これまでひとつずつ向き合っては手放してきました。
今日は私が持っていたお金にまつわるネガティブな思い込みの話と、思い込みの書き換え方について書こうと思います。
この記事はこんな方におススメです。
・お金を稼ぎたいのに稼げない方
・お金をなぜか貯められない方
井上が持っていたお金にまつわるネガティブな思い込みとは
思い出せる限り、私が持っていたお金の思い込みについて書いてみます。
「わたしはお金を上手に使えない」
以前のわたしはお金をいっぱい使った後がもっとも精神状態が悪化してた(笑)
何を買っても後悔してしまうのだ。
「これはお得な買い方だったのか」
「もっといいものがあったりしないか」
これは、子どものころ親に「そんなものに400円も使ったの!?」とか「本当に買い物が下手ね!」と絶望的な言葉を繰り返し浴びせられているからなんです。
でも今の私は知ってるのです。
本当は母はこれ、自分に言ってたの。
母は自分こそが買い物が下手だと思っていて、いつも罪悪感をいっぱい感じて自分を責めていたのでしょう。
「わたしはお金をあったらあった分だけ使っちゃう」
このような思い込みを持っていた私は、見事にある分だけ使ってしまう人生を生きていました。
結婚したときも貯金なんて持っていなかったし、それから10年程経つまで、まともに貯金できたことがなかったです。
結婚するときに夫が持っていた貯金もわたしが管理するようになったとたんに、ほぼなくなった(笑)
これ、実は散財したわけじゃないの。散財したつもりはない、といったほうがイイかな。
なぜって、幼少期に繰り返し言われているのだから。
「もうお小遣い使っちゃったの!?まったく!あったらあった分だけ使っちゃうんだから!バカじゃないの!!」と。(←バカは言い過ぎww)
おかげで私は「わたしって、お金を全部使っちゃうバカなんだわ」という解釈とともに罪悪感の塊を手に入れた。
そして大人になっても同じ罪悪感を感じて「やっぱりね」と納得してたわけです。
「うちにはお金がない」
これはわたしだけじゃなく多くの方が持っている思い込み。
この思い込みを持っていると、ますますお金はなくなる。
なぜなら、思い込みの通りに人生は作られていくからです。
わたしの場合は、幼少期にいつも母が繰り返し「うちにはそんなお金はないわよ!」と言っていたことが原因でこの思い込みを持っていました。
親は、本当はあっても「ない」と言う。
この「ない」という言葉はそんなつもりはなくても、子どもにネガティブなセルフイメージを植え付けます。
お母さんに迷惑をかけないようにしている「いい子」は欲しいモノを我慢するのが当たり前になっていく。
そして次第に、何が欲しいのか自分の欲求がわからなくなる。
わからないから他人が持っているものをとりあえず買う。そうやって「とりあえず」の生活が作られてしまうんです。
「お金を持っていたら嫌われる」
この思い込みを持っていたら、ぜったい稼げないでしょうね(笑)
もしも稼げたとしても、全部使ってしまうのです。持っていたくないから。
「あったらあった分だけ使っちゃう」という思い込みに加えて、こんな思い込みまで持っていたら、貯金が全部なくなるに決まっているんです。
子どものころ、お年玉をもらったら、お金を数えましたよね。
そして、きょうだい、いとこと「合計で2万円になった」とか言い合いますよね。
私はそれを父親に叱られて、「早くお金を仕舞いなさい!持ってるお金を人に見せるなんてことするな!」と怒鳴られたわけです。
これが源体験となって、お金を持っていることを人に知られてはいけないんだ。持っていることは悪いことなんだ、と信じてしまったわけです。
社会的にも昔はお金持ちをあまり良く思わない風潮だったので、ますますお金を持つことは悪いことなんだという思い込みを強化したのです。
「お金は難しいもの」
女性起業家さんのコーチングをしていると、この思い込みを持ってる方は多いです。
「私はお金が苦手なんで稼げないんです」とか「私はお金の難しいことはよくわからないんで、売上はそこそこでいいんです」とおっしゃいます。
わたしも、この思い込みがあったため、フリーランスのカウンセラーから次のステージになかなか行けませんでした。
養成講座とか作ったら、なんだか色々とお金の扱いが複雑になりそうだなと。
この思い込みがどこから来たのかと言うと、算数や数学が苦手だったからです。
物理も苦手。完全に文系。
お金に苦手意識がある女性起業家さんの多くもたいていは同じことをおっしゃるのですが、ここで、改めて考えていただきたいのです。
算数や数学が苦手だと、本当にお金のことってわからないのでしょうか。
そしてさらに言うと、お金のことが分からないと稼げない、と言うのは真実でしょうか?
お金のトラウマについてもっと下りたい方はこちらの記事もおススメ!
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お金のセルフイメージはどこから来るのか
ここまでにも書いたように、お金にまつわるネガティブな思い込みやセルフイメージは、親や学校などの人間関係を通じて幼少期に負ったトラウマです。
つまり呪縛なのです。
お金って生死に関わるモノだからこそ、トラウマになりやすいんです。本当はお金がないくらいじゃ死にはしませんけどね。
多くのお客様のお話を聴いてきて思うのは、お金の使い方にまつわる思い込みは母親から受け取っていて、
お金を稼ぐことにまつわる思い込みは父親から受け取っていることが多いです。例外ももちろんありますが。
例えば「私はお金を稼げない」という思い込みを持っている方は、「お父さんの稼ぎが少ない」という愚痴を母親やお父母から聞かされていたり、
幼少期に父親が蒸発して、大変苦労をしていたりすることも。
そうすると「何がなんでも稼がなきゃ」と思っているのに、何をしても稼げないという現実を生きていたりします。
あるいは、じゅうぶん稼いでいるのに、いつまでも豊かさを実感できずに、仕事中毒状態に陥ってしまうこともあります。
あなたはどんなお金のセルフイメージを持っていますか?
理想のセルフイメージを作る
お金にまつわる いかなる思い込みも、真実ではありません。
しかし、その真実ではないことを長年信じて生きてしまい、その思い込みやセルフイメージが現実を作り出しています。
「お金がない」という思い込みが「ない」現実を連れて来るし、「お金を稼げない」という思い込みは稼げない現実を連れてきます。
それならば、逆もしかりです。
私の講座では、アファメーションという暗示文を作って、自分に暗示をかけていく方法を受講生さんに伝えていますが、
つまり、稼げるセルフイメージを勝手に作ってしまえばいいのです。
以前、お客様のために作ったアファメーションの言葉をいくつかご紹介しますので、参考にして作ってみてください。
「お金を稼ぐことは下品なことだ」という思い込みがある方に、「わたしは華麗に上品にビジネスを成功させています」というアファメーションを差し上げました。
「お金を貯めるのは難しいことだ」という思い込みがある方には、「なぜだか勝手にお金が貯まってしまいます」。
「うちにはお金がない」という思い込みを持つ方には、「うちには生きるのに十分なお金があります」。
お金のネガティブな思い込みを新しいセルフイメージに変える方法 まとめ
わたし自身、お金に対しての自信がことごとくなく、お金に振り回されていました。
しかし、インナーチャイルドセラピーに出会うまでは自分がどんな思い込みに縛られているのかぜんぜんわかっていなかったのです。
エミークワークシートを使うことによって、お金にまつわる思い込みをひとつずつ言語化して、
さらに、アファメーションを作って、新しいセルフイメージを作ることで、お金との関係がどんどん良くなっていきました。
これは今後もますますレベルアップしそうな予感です。
ぜひ、あなたもなりたい自分をアファメーションにして、なりたい自分になってくださいね。
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