せっかちさんが解説するせっかちの原因と心理と付き合い方
こんにちは!井上ききです。
今日は私がせっかっちだって話と、その性格はどこからやってきて、いま、どのようにせっかちと付き合っているのかを書こうと思います。
これを読んでいるせっかちなあなたにも、共感できることがたくさんあるはずです。
せっかちは直すものではなく上手く付き合うもの。ぜひ参考ににしてください。
家事とせっかちと私
外ではエレガントに振舞っているつもりなんだけど、特に家事をしているときは無駄にガチャガチャと作業をしてしまいます。
だから基本的にスピードは早いけど、丁寧さはないので、お皿はけっこう割っちゃうし、懲りずに包丁で指を切ったりヤケドしたりしちゃう。
以前、バーベキューをしてるときに、焼きそばを作る私の様子を友人が撮影してたんだけど、どう見ても1.5倍速でした(笑)
いつも、ふと我に返って、何のために急いでいるのかと自分に呆れてしまう。
バーベキューだって作る過程も楽しめばいいし、夕食だって誰かに急かされるわけでもない。
ちなみに、家族は長男(18)、次男(16)、夫(単身赴任中)という状態で、だれも「腹減った~ご飯まだ?」とか言ってこないです。
むしろ、「ごはんだよー!」って呼んでも誰も帰ってなかったりする。あはは。
せっかちな性格を生み出す原因とは
このように無駄にせっかちなのは、幼少期に原因がある。
私は基本的にボーっとしてる子どもで、何をしても時間がかかるので、いつも母親に「早く、早く」って言われてた。
朝の仕度とか、夕食の配膳とか、買い物をして車から降りるときとか、いつも。
その頃の私なりに、猛スピードで夕食の配膳の手伝いとかをしてたんだけど、それでも「早く、早く」って言われる。
だから早くできるようになろうとならまいと、常に慌てて動いてしまう。
この年になってもなお。
こういう幼少期に身体で覚えた感覚ってなかなか消えなくて、私はこのセッカチの原因をインナーチャイルドセラピーによって認知できているのにもかかわらず、身体がセッカチに動いてしまうわけです。
この原因についてもう少し掘り下げると、母に「早く早く」って急かされたことに加え、
「早くやらないと母が不機嫌になってしまう」という恐れの感情、恐れの感覚が本当の原因。
つまり、この恐れを身体が覚えていて、家事をしていると自動的に焦ってくる、という仕組みになってる。
そして、この感覚に無自覚なうちは、かんぜんに振り回されて、家事全部が終わるまで止まれない。
焦っている自分にも気づかないまま、なんだか毎日疲れるわ~って感じだろうし、焦りながらご機嫌でいることはできないので、まあ、つまり幸せを実感することはない。
セッカチに自覚的に生きる方法とは
でも反対に、自分がセッカチを発症していて、いま焦っているんだなって気づけるようになると、ここからは自覚的になれるのだ。
気づいたら、どうすればいいのかというと、目の前の作業にひとつひとつ心を込めて丁寧になればいい。
ネギさんありがとうね。
包丁さんもありがとうね。
ネギ、ザクザク鳴ってる。
ネギ、新鮮でみずみずしい。
みたいな感じ。五感を使って感じる。
この状態が、まさに「今ここ」に意識をつないでいる状態。
これをマインドフルネスとも言う。
これをしていると何でもないようなことが幸せだなーって思える(ロードか?)
反対に、焦っているときはネギを切り終わってから次にする作業に意識が行っていたり、料理の次の家事に意識が行ってる。
これ終わったらお風呂洗わなきゃとか。
目の前の作業全部が片づけ作業になって、楽しいわけないし、むしろ自分の幸せを奪う作業になる。
うちの場合は子どもたちも大きくなって、お風呂も洗ってためてくれたりするので、別にそんなにやることない。
私は、夕食を慌てて作って、いったい何をしようとしているのかさっぱりわからない。
セッカチをやめても効率は落ちない
本当は、日常のあらゆる時間でこうやって「今ここ」を生きていたいんだけど、なかなか常には難しいので、自分がセッカチを発症してると気づいたときに、「今ここ」に意識を戻す。この繰り返し。
まあ、それで充分かと思ってる。
目の前のことに心を込めて丁寧になってると、時間がめっちゃかかると思うでしょ?でもね、実際はそんなことは起こらない。
所詮丁寧に心を込めても、それほどスピードは落ちない、はず。
だって、いつもやってる家事だもの。
むしろ、心を込めて丁寧に扱われた家財道具や食材が私の味方をしてくれるのか、早く終わるし、すべてが上手くいく気がしている。
みたいなふわふわした感じじゃ納得できない方のために論理的に効率がむしろ上がる理由を書くと、
例えば、バターを丁寧に切ってバターケースに入れて冷蔵庫にしまっておいたり、
コンソメキューブをあの細長い銀色の袋から出して小さな保存容器に移し替えたりした方が、結果的に次に使うときの効率が上がるし、
タオルを収納するときだって、次に使うときのために出しやすく丁寧にしまったり、
洗濯後のお洋服を丁寧にクローゼットに収納したら、次にしわになってなくてアイロンかけなくてよい。
で、そのバターやコンソメを使うときや、タオルやお洋服を取り出すときに、いつも感じていた決して小さくないストレスを感じない分、エネルギーロスが減って元気でいられる。
だから少しだけ余ったエネルギーでちょっとお掃除をしたりできる。
せっかちの原因と心理と付き合い方 まとめ
もちろん、この「目の前のことに心を込めて丁寧にやる」っていう方法は、家事だけじゃなくて仕事でもおススメです。
焦っているときは、未来に意識が行っちゃっているとき。不安とか恐れとかを感じやすいです。
後悔しているときは過去に意識が行っちゃっているとき。罪悪感や悲しみを感じやすい。
だからこそ、今ここに意識をつなげると、過去の後悔からも、未来への不安からも解放されて、豊かさや幸福感ややさしさが身体を満たしてくれるんです。
ただ、後悔や恐れから、意識を断つことそのものが怖い、という状態の方もいますよね。
かつて私もそうでした。
ネガティブなことを考えてしまうのはイヤなんだけど、その思考を止めてしまうのはもっと怖いという状態です。
その頃の私は疲れやすくて家事は苦行だったのですが・・・
そんなときに出会ったのがインナーチャイルドセラピーでした。
エミークコーチングは、自分で自分をご機嫌にする方法をワークシートにしたプログラムです。
焦っていようとイライラしていようと、誰かが後ろから抱きしめて「もういいんだよ、あとは俺がやっておくから♡」とか言ってくれたりしませんよね笑
(たぶん、私だけじゃなく)
家事はある程度は自分がやるしかないし、自分の機嫌は自分で取るしかない。ご機嫌や幸せが向こうから勝手にやってくることはない。
私はこの事実を受け入れることから始めました。
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