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プロ野球「おまえ騒動」から学ぶ「議論」を避ける賢明な生き方とは?

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

今日ね、プロ野球の「おまえ騒動」について長男(高1)と話をしてたの。

「おまえ騒動」っていうのはね、中日ドラゴンズの与田監督が応援歌の「♪おまえが打たなきゃ誰が打つ♪」というフレーズが不適切だとか言ったって話。

プロ野球に詳しくない方は、ここまで読んでもあんまり意味がわからないと思うんだけけどね。この問題、ほんと地味だわ(笑)

つまりね、ファンが唄う応援歌の歌詞で選手を「おまえ」呼ばわりするのは良くないだろ、ちびっ子たちにも悪影響だろって問題が急にね出てきて、ファンの間でも、それこそ野球に興味のない人の中でも物議をかもしているという・・・

まあ、なんだか・・・あれじゃん?

正直、くだらないなって思ったでしょ?いいのいいの。今日の記事でこの問題について扱おうと思っているわけじゃないの。

 

うちの長男は野球大好きだから、この問題について話をしててね、わたしもわたしの意見を言っちゃったのよ。くだらないのにね・・・。わたしは「“おまえ”だろうと、なんだろうと、別にどっちでもいいんだから、それなら“おまえ”じゃなくてもいいんじゃね」みたいな意見だよって長男に言ったらばさ、

長男がちょっとだけムキになったの。

「“おまえ”じゃなきゃダメじゃん!だって“おまえ”の部分を名前にしたら、“アルモンテ”だったらどうする?文字数が合わないじゃん!」

だってさ(笑)

※アルモンテっていうのは中日ドラゴンズの助っ人外国人でヒゲもじゃもじゃの選手。

 

で、この記事で言いたいのはね・・・こんな風にテレビとか社会で起こった議論に家族で加わって対立することが危険だよって話。

例えば、

「高齢者は免許証を返納するべきなんじゃない?」

「いや~取り上げると、生活できない人がいるのが現実じゃない?高齢化してるし、その人たちの足になる人がいないんじゃない」

「そう言ってて、若い者の命が奪われたら本末転倒じゃないか」

なんていう議論とかさ。

 

こんな議論がきっかけで、大喧嘩になったり、相手をコテンパンに負かしてしまうなんてことがある人は要注意だよって話をしたかったの。

 

一見、大事な問題について議論をしているように感じてしまって、何が何でも自分の考えの方が正しいと認めさせたくなっちゃう方、いませんか?

「私の方が正しくて、あなたの考えは間違っている」「そんな考え方をしていると大問題だ!!」なんてさ。だから自分の考えを認めさせようと無意識に意地になってしまう。これが原因で関係が悪くなってしまう。

最悪はこんなことが離婚に発展したり、ときに殺人にまで発展したりしているのが現実です。

 

じゃあ、どうすればいいのかというとね、それは、「どうでもいっか」と議論から降りればいいのです

長男と話した「おまえ騒動」についての議論は、長男が「じゃあ、“アルモンテ”だったらどうするの!?」って言い始めたところで、わたしも我に返って、この議論は私と長男の生活に一切関係のないことだと気づいて、わたしの「確かに」というひとことで終了。

長男も恐らく一緒に我に返って、それ以上は何も言わなかった。お互いに議論をやめた感じ。

高齢者の免許返納問題もね、今の自分たちの生活に直接関係のない問題なんであれば、いま議論するのは無駄じゃん?

議論って一見、大事なこと、あるいは良いことのように錯覚しちゃうけど、例えば夫婦の間で社会問題について議論するのって実は無駄だし、逆に危険。

だって。負かされた方は仕返し願望を募らせていくでしょ。次こそは「ギャフン」と言わせてやりたい!って。

だから、議論をしちゃって「私の方が正しい!」に執着しちゃってることに気づいたら、相手の意見に「確かにそうだね」と共感してさっさと終わらせる。

ちょっと悔しいけど、議論は「負けるが勝ち」って思うといいよ。もっと悔しい想いやもっと悲しい想いをしないために、早く終わらせようね。

キーワードは「たしかにそうだね」このひとこと。これで終了だよ!

 

 

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