「どっちでもいい」をやめて望みを叶える人生を手に入れる方法
こんにちは!井上ききです。
なにかと「どっちでもいいよ」って答えちゃうって方はいますか?
おそらく、どちらかでないといけない、という強い意思がないか、あるいは「どっちでもいい」と答えるのが当たり前になっているかのどちらかだと思うんです。
あまりに条件反射で答えていて「どっちでもいい」以外の答え方がわかりません、という方もいますよね。
でももしも、自分の人生が思い通りにならないとか、日々イライラすることが多い場合、この「どっちでもいい」と返事をしちゃう習慣に問題があるんです。
「どっちでもいい」のメリット
「どっちでもいいよ」というのは、一見、相手に譲っていて寛大で融通が利く人とも捉えることができるけど、
本当は決断を相手にゆだねる省エネ無難スタイルなの。
省エネって言ったのは、決めるのってけっこう考えるからエネルギーを使う。
そして、決めなければ責任を負わなくて済むから無難だし。
短期的に楽できるのです。
「どっちでもいい」のデメリット
決めない、という在り方には大きなデメリットがあります。
それは支配されちゃうってこと。
この世には支配者と依存者しかいないの。
決めない人は依存者。
決める人は支配者。
支配者っていうと、ちょっと悪い人みたいに感じるかもしれないけど、言い換えるとリーダーです。
2人以上の人間が集まったら、どちらかが依存者でどちらかが支配者だから、決めないという在り方が周りの人を支配者にするわけです。
だって、だれかが決めないと何も物事が動かないもんね。より強い意思を示した人の意思に、誰かが従ったり援助したりする。
つまり、支配者は自分の望みを叶えることができるけど、依存者は従うことになる。
もっかい言うけど、支配者とはリーダーで、依存者とはスタッフとか担当者みたいな言葉に置き換えられます。
子どもに振り回されるお母さん
赤ちゃんって、すごい支配者です。
泣いて周囲を完全に支配できる。そして、周囲の大人は赤ちゃんの訴えに応えようと右往左往する。
これは仕方がないことではあるんだけど。
ところが、「どっちでもいい」が強いお母さんは、子どもが大きくなってもずっと支配され続ける。
子どものグズグズや文句に全力で応じようと振り回されてしまうんです。
だから、泣かれたりグズられると、うんざりする。
だって、子どもの要求にいつでも応える優秀なスタッフ、あるいは優しいスタッフであろうとしたら、めちゃめちゃ大変で、次はなにを要求されるのかと恐怖を感じてもおかしくない。
しかも、どうせ完璧には応えられないから、無力さを感じて悲しくなることだってあるはずです。
その恐怖とか悲しみの感情が怒りやイライラとして表出してるんです。
夫の顔色をうかがう妻
「どっちでもいい」と言って夫に決断をゆだねていると、みずから依存者になっていき、夫を支配者にしていきます。
自分の意見や意思を伝えることが苦手だから、話し合いも苦手で、言葉よりも先に涙が出てしまうという方もいますよね。
泣くとまわりを支配することができた赤ちゃん時代の記憶がよみがえって、無意識に涙が出るのではないか、というのが私の考察なんだけど、真相はわかりません。
ただ、こうなっていると、話し合ったり相手の意思を受け取って自分の意思を伝えるというコミュニケーションが不足してしまうため、
次第に顔色や態度で相手の意思を確認するようになっていきます。
結局はめっちゃ疲れる生き方をしてるって話です。
部下に逆パワハラされる上司
会社で立派な役職を与えられているのに決めることができなくて、立場はリーダーなのに中身は依存者な人がいます。
そして部下に決められる人がいるときがあります。
こういうケースのすべてが逆パワハラになるわけじゃないけれど、リーダーが決断できないので、未熟な部下達をみんな支配者にしてしまう。
まだ精神的にもあるいは経験的にも未熟な若い社員が決断しなければいけないのはこれ、すごいストレスなんですよね。
的確な指示がもらえないとか、明確な意思を示してもらえないから自分で決めなくちゃいけなくて、責任も負わなくちゃいけない。
このストレスが逆パワハラを起こす。そのくらい強いストレスなんです。
「どっちでもいい」をやめるとイライラしなくなる まとめ
多くの方は相手によって支配者になったり依存者になったりしながら生きていると思うの。
立場によってとか、コミュニティによってと言い換えることもできますよね。
いずれにしても、「どっちでもいいよ」といいながら生きるのは、あくまで短期的に楽なだけで、長期的にはめちゃめちゃ生きづらいし疲れる在り方です。
とはいっても急にリーダーシップを取るのは難しいと思うの。
そんなときは、できるだけ相手と対等であるために、こんな対応から始めてみてください。
「どっちでもいいけど、今はBの気分かな」
「わたしはCがいいけど、あなたは?」
という感じで、自分の意思を伝えてみるのです。
つまり、少しずつ自分の意思を伝えるトレーニングをするのです。
とはいえ、長い間、自分の意思を殺して生きてきているので、そもそも自分の意思がわからない、という方も多いはず。私にもそんなときがありましたよ。
そんな方は迷わずインナーチャイルドセラピーです。
インナーチャイルドセラピーについてはこちらに詳しく書いています。
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