孤独になるのは嫌われ者だからではない孤独の本当の原因とは?
こんにちは!井上ききです。
人のうわさ話をするときって、悪口が多いですよね。
でも、このうわさ話を「ホメる」に変えると人生は必ず変わります。
この記事では、ここら辺を分かりやすく解説しようと思います。
この記事を最後まで読んでいただくと、今まであなたが知っていた「人をホメる効果」ではない、本当のホメるメリットがわかりますよ。
悪口を言うとどうなるのか
お友達とカフェで会って誰かの悪口を言ってるとする。
「Aちゃんって、化粧厚いよね。ファッションもなんか昭和!」なんて。
そうすると、この言葉を発した人と聞いた人は、”Aちゃんのセンスの無さ”というネガティブなところに焦点を当てることになる。
もちろん、それを聞いて「そうそう!あの服どこに売ってんだろうね!」って悪口に乗っかった人も同じ。
そして、この先も”Aちゃんのセンスの無さ”に注目していきます。
もちろん、注目したものはさらに強く意識を向ける。
つまり注目すると拡大する。
拡大すればどうなるか・・・
Aちゃんのネガティブなところをさらに探し始め、Aちゃんを嫌いになるわけです。
人はこうやって人を批判するほど嫌っていく仕組みを持ってる。
そうなんです、批判する人は嫌われるだけじゃなく、みずから人を嫌いになっていくわけです。
うわさ話をホメるに変える
うちの師匠は、私が居ないところでも私のことをホメてくれる。
そして、私の仲間たちは「ボスがききちゃんのことホメてたよ」とか「ボス、ききちゃんのことばっかり話してたよ」とか報告してくれる。
師匠は、あえて本人が居ないところでホメるようにしているのだ。(私のことが好きすぎるのも確かにある)
そして、私たちにもそうするようにと以前から言っていた。
最初は「それって、ホメ損じゃないの?」とか思ってた(笑)
でも、ちゃんと本人に届く。
そしてもちろん、本人に届くだけじゃないメリットがある。
例えば、友人と食事をしているとき、Aちゃんの噂話をしたとする。
「Aちゃんて、いつも自分を持ってて本当にステキだよね。ちゃんと先輩にも自分の言葉で自分の意見を伝えてるもんねー」って。
そうすると、Aちゃんの”自分を持ってる”という強みにお友達と一緒にフォーカスできる。
特にそれを言葉にした人は強くフォーカスする。
そして、そうやって注目したものは、どんどん拡大する。
やがてますますAちゃんを好きになるという仕組みなのだ。
だから、こうやって人をホメた人は好きな人を増やしていく。
そして言うまでもなく、好かれる。
上手なホメ方ヘタなホメ方
ホメてくれてはいるけど、その内容が薄っぺらい人っているでしょ。
「すごいですねー」とか言ってくれるけど、何をホメてくれてくれてるのかわからない。
こういう人は本当はホメてないです。
腹では人を批判してる。でも、ホメた方が好かれるだろう、嫌われないだろうとホメてる。
これはホメてるとはいわなくて媚びてるという。
上手に人をホメるためには、その人のことを理解しなければいけないんです。
そのうえで、魅力や強みを具体的に言葉にしてはじめてホメてると言えるのです。
孤独の本当の原因 まとめ
人の悪口や批判ばかりしていると、嫌われて一人ぼっちになってしまうのではない。
自分にとって、好きで尊敬できて安心できる人がまわりに居なくなって孤独になってしまうのです。
ツイッターでトレンド入りした「独身おじさん友達いない」という言葉がありました。
おじさんは会社以外の場所でも上下関係を作りがちで何でも話せる友達ができないとか。
きっと、人の欠点、短所、弱みばかりに注目してしまうがために、マウント取って嫌われる上に、誰のことも好きになることができず勝手に孤独になっていく。
これは独身じゃなくても、おじさんじゃなくても、主婦でも、学生でも、おばあちゃんでもすべての人に言えることなんです。
孤独になる原因は、好かれる能力が足りないのではなく、人を好きになる能力、人を好きでいる能力が低いからだったのです。
そして、好きでいるためには人をホメることが必須です。
人をホメるのが苦手で、批判が止まらないと感じるなら、自分を批判しているからです。
こんな順番で取り組んでみるのをおススメします。
自分への批判を止めると→自分をホメられるようになります→そうすると、他者への批判を止めることができます→そして他者をホメることができるようになるわけです。
自己承認できないと、他者承認はできないのです。
【エミークコーチング】は自分を赦(ゆる)して、自分をねぎらって、自分を認めることができる、インナーチャイルドセラピーを用いたオリジナルのコーチングプログラムです。