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人間関係は〇〇との関係を改善すると、圧倒的に上手くいく!

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!井上ききです。

実は私たちの人間関係のベースになってるのは、母親との関係なの。

つまりね、いま現在、人間関係が上手くいかないな~と感じているのなら、それは母親との関係もうまくいっていないと言える。

そして、人間関係がとてもうまくいっているのなら、お母さんとの関係も円滑にいっている。

あ、でもね、今すぐお母さんと関係を劇的に改善しよう!とは言わないから安心して。ハグしてもらいに行きましょう!とか、そんなことは言わないから笑

 

すでに亡くなってる母親との関係を改善できるのか?

もしかすると、「母親とは仲良くやってますけど、それ以外の人間関係はイマイチです」って思う方もいるかもしれないけど、今はお母さんと上手くいっていても幼少期はそうじゃなくて、当時のモヤモヤを残したままだったり、何か解消できていない問題を抱えているんじゃないかしら。

たんに表面的に上手くやっている可能性もあるのです。

あるいは、もう亡くなってしまっていて、今さら関係を良くすることも悪くすることもできません。とおっしゃる方がいるかもしれませんが、これは実際に和解をすることが大事なのではなく、

「母親という存在をどう捉えているか」が変化すれば、お母さんとの関係も改善する。それは亡くなっていようと二度と会えない関係であろうと大丈夫なの。

だから、安心してこの先を読み進めてほしい。あなたの中にある「お母さん=〇〇だ」という定義が変われば、すべての人間関係も変化するってこと。

 

 

Aさんの母親とBさんの母親

私たちの人間関係は母親との関係がすべてのベースになってるの。「人間関係」=「母との関係」と言い換えてもいいくらい。具体例を挙げて説明すると、例えばこういう感じ。

 

Aさんのケース

「もしもお母さんに嫌われて、見捨てられたらどうしよう」という不安に駆られながら生きてきたAさんは、いま、あらゆる人間関係において、嫌われるのが怖くて人の顔色ばかり見て疲弊しちゃうことが多いの。

嫌われたらどうしようというよりも、むしろ、「きっと嫌われているから見捨てられないようにいい子にしていなくちゃ」というセルフイメージになっている。

人に合わせてばかりで、自分に自信がなく、表面的にしか人間関係を作れないから本当の仲間がいないのだ。

 

Bさんのケース

一方、「自分の人生が上手くいかないのはお母さんのせいだ!」という想いを抱えて生きてきたBさんは、現在もいろんなことを人のせいにしがち。

「お母さんがお父さんと離婚するから、私は惨めな想いをしなくちゃならないのよ!」なんて思って生きてきたのだ。「私は正しく生きてきたのに、お母さんが間違った生き方をしたからだ」というイメージを持っている。

仕事でうまくいかないことも、責任転嫁したり自己正当をすることが多く、友達ができてもすぐに自分から関係を切ってしまう。自分には自信があっても、人を信頼することが難しい。

 

対等な人間関係を作れるかどうか?

つまり、AさんとBさんのそれぞれの母親像はこうなっている。

Aさんは「母親はすごい人で、私はダメな人間で嫌われる」という母親像及び自己像を持っていて、Bさんは「母親はダメな人で正しく生きてる私を煩(わずら)わせる人」という母親像と自己像を持っている。

これがすべての人間関係にあてはめられてしまう。無意識にね。

さらにいうと、Aさんは母親より自分を「下」に見てるけど、Bさんは母親より自分を「上」に見てるという点に気づいただろうか?

これも大事な特徴で、もちろんこれも現在の人間関係に反映される。AさんもBさんも人と対等に付き合うことができていないのだ。

Aさんはひと様を優先する。Bさんはオレ様を優先する。そんな特徴がある。

 

 

スムーズな人間関係の作り方=「Cさんの場合」

さて、AさんもBさんも決して良い人間関係は作れていないんだけど、ではスムーズなコミュニケーションを取ることができて、いつもご機嫌で多くの仲間がいるCさんはどんな「母親像」を持っているのか?

それはね、母親は母親だというイメージです。笑!!

そこにね、評価や判断がないの。お母さんは、お母さん。ただそれだけ。そして、自分は自分なのだ。

そうすると、いつも大きな声で怒鳴る上司も、”怖い上司”とは解釈せずに「大きな声で叫んでいる上司」というそのままを捉えるだけで、ジャッジしない位置に居れる。

あるいは、20年経っても主任止まりの夫のことも「仕事ができないダメな夫」ではなく「夫」と見るだけだ。評価をしない。

そしてCさんは、相手を上にも下にも見ず、対等に関係を作る

 

 

井上ききのケース

私のケースを書こうかな。

わたしの場合は、母親のことを「かわいそうな人で、わたしが幸せにしてあげなくちゃいけない人」という捉え方をしていたの。

幸せにしてあげなくちゃいけないから、私にとっては煩わしい存在って感じだよね。だから、わたしはBさんと似てるポジションに近かった。

私が子どものころ、母は鬱でいつもツラそうだったから、わたしはそう捉えてしまったのだ。

 

「母親はかわいそうな人」という捉え方

だから私の人間関係は、なんとなく頼られるとめんどくさくなって、自分から距離を置きたくなることが多かった。

相手の弱さを観るとめんどうになって、自分からフェイドアウトしちゃうから本物の友達なんてひとりもいなかった。

あ、そうそう。わたしは母を助けなくちゃって思ってたんだけど、わたしの手におえない、とも思ってた。だから、積極的に誰かを助けたいと思うのではなくて、「自分には手におえない」と思って引いてしまう。

でも、間違っていたのは「お母さんはかわいそうな人」という点と、そしてそもそも「わたしが幸せにしてあげなくちゃいけない」という認識はぜんぜん間違ってる。

母を幸せにしなくちゃいけないのは私じゃなくて、母自身だし、百歩ゆずったとしても、それは父の仕事だ。

子どもが親を幸せにする義務なんて、そんなものはないのである。ここを手放せたら、母はかわいそうな存在じゃなくなった。

かわいそうでもないし、助けなくちゃいけない人でもない。つまり母は母。ただそれだけ。

 

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私も母親も幸せになる変化

そうなったら、私の人間関係もすっかり変化した。周りの人との人間関係も煩わしくないし、助けなくちゃいけない人なんて一人もいない。わたしが助けたいときに助けるし…という関係に変わる。

相手を評価、ジャッジする必要もない。

そして、私の人間関係が劇的に改善すると同時にもちろん、母親との関係にも重さがなくなり円滑になった。そして、不思議と母親自身の生き方すら変化したのでした。

さて、あなたはCさんタイプでしたか?それとも、「ひと様優先」のAさんタイプ?あるいは「オレ様優先」のBさんタイプだったかな?

幼少期の心の傷を癒すことで人間関係を変化させることができるんです。

誰でもいつからでも。

 

 

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