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完璧主義をやめて適当主義で生きてる心理カウンセラーのブログ

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心理カウンセラー、メンタルコーチの井上ききです。
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こんにちは!笑み育カウンセラーの井上ききです。

完璧主義っていうのは、直るんです。完璧主義の場合の「なおる」は「直る」を使うのか「治る」を使うのかわからないけど、ここでは「直る」を使うね。病気じゃないもんね。

この記事では、完璧主義ってどういう状態のことをいうのかをまず解説していきます。それを読んでもらうと、「確かにそれなら直るよね」って思えるはず。そして、最後にとっておきのワークを用意しました。完璧主義を直せる毎日のかんたんワークだよ。

それと、お茶会するので来てね。
 ↓ ↓

 

完璧にやるって、そんなことは絶対無理

完璧主義っていうのは、決して完璧に物事をこなしている人のことではありません。完璧に何かをやるって、それは無理ですから。

そうなんです。この世に完璧なんてないのよ。完璧にはさらにその上があるって知ってる?あなたがどれだけ努力を重ねても完璧に何かをやり遂げるってことはありえません。残念だけれど。

「たまには完璧に家事をやりきりたい」なんて思っちゃいけませんよ。お皿も洗って、リビングの片付けも終わって、洗濯物もたためた・・・けど、家計簿をつけてないとか、トイレ掃除をしていないとか、母の日のプレゼントをまだ用意していないとか・・・

結局は先延ばしにしていることなんていくらでもあるでしょ。

家事だけじゃない。仕事だってそうです。建築屋さんは完璧に家を設計して完璧に建てて、完璧に内装してくれないと確かに困る。たっかいお金を払ってるんだからさ。

しかし、あなたの家は残念ながら完璧じゃなかったはず。どこかに粗があったでしょ。それはどこのお家もそうなんです。壁紙のつなぎが1mmズレてるとか、トイレのウォシュレットの調子が悪かったとか。

そう、どれだけ完璧を目指してもその上がある。プロ野球選手が「今日のホームランは完璧な一発でした」って言うかもしれないけど、そのうち、その一発を超えるホームランを打つ。完璧にはそのもっと完璧があるのです。

Look!

完璧主義さんが何かを完璧にできるってことは絶対にない。なぜなら、完璧にはさらにその上があるから。決して完璧なんて目指してはならないのです。

 

でも、ママ友のAさんはいつも完璧に見えるけど…

そうなんです。完璧主義さんが苦しんでいる原因は実態のないものを目指しているからなんです。そもそも無理なことをしようとしているから、いつも満たされない。

つまり、「完璧主義」っていうのは、完璧に何かをしている人のことではなく、完璧を目指していつも満たされない人のことを言います。

ママ友のAさんがいつも完璧に子育ても家事もやっているのに、キレイでご主人ともラブラブで・・・みたいに見えるのは、Aさんが完璧なのではなく完璧主義だからかもしれません。できていない自分を決して人に見せない方かもしれない。つまりそんなAさんは完璧にできてる人ではなく、完璧にこだわっているだけと言えます。私も同じだったので、Aさんのことめっちゃわかります。

Aさんも苦しいでしょうから、教えてあげましょう。「完璧に何かをやるってことは絶対に無理なんだって。完璧にはその上があるんだよ」って。

 

なぜ完璧主義になっちゃうの?

完璧主義という思考をもう少し紐解いてみると、欠点ばかりに目が行く思考と言えます。できているところではなく、できないところばかりを見てしまうクセがあるのです。

このようなクセが身についてしまっているだけと言い換えてみると、“完璧主義は直せる”というのも「確かにそうかも」って思いますよね。実はこのようなモノの見方が身についてしまったのには理由があります。

わたしもそうなのですが、子どものころに何をしても自分を肯定することができなかったという背景があります。それは、頑張っても頑張っても認められなかったという生い立ちにあるかもしれません。あるいは、どれだけいい子でいても、お母さんが笑ってくれなかったという生い立ちかも知れません。

100点取って当たり前だったとか、なんでも言うことを聞くのが当たり前だったとか。そんな環境で握った価値観「できない自分はありえない」という思い込み、信念です。

だからこそ、少しも欠点や欠陥がないということを大事に生きている。できていないところがあってはならないし、否定されるようなことがあってはならないと思いながら生きている。

もっとやらなけば、もっと頑張らなければ、もっと…もっと…。

Look!

完璧主義は育てられた環境において、どれだけ頑張っても認められなかった体験で作られる。

 

自然派主義とゼロリスク信仰

わたしがかつて完璧主義だった頃、まさしく自然派主義で食品添加物や農薬、輸入食材なんかが気になって仕方がなかったです。油の生成方法からお砂糖の産地に至るまで気にしていました。これ、まさしく欠点に目が行っている状態です。

悪いモノを調べ上げてそれらを食卓から排除しようと躍起になって。そんなものばっかり食べてたら、たちまち病気になって死んでしまうくらいに、なぜか思い込んでいました。

こういうのを「ゼロリスク信仰」とか呼んだりしますよね。原発は100%悪であるという主張がそうです。

当時のわたしも含め、片目が開いてないのよね。マイナスの方だけを見てる。食品添加物は体に悪い。原発は危険。そこにしか目を向けていないのです。両目で見るとちょうどいい感じよ。

食品添加物は体に悪い場合もあるけれど、私たちの生活を豊かにしてくれて、毎日の家事の負担を減らしてくれている。だって、うま味調味料とかうまいじゃん(笑) だからこそ、美味しく体にいい食材をたくさん食べることができる。

そうやって欠点に見えてる部分にあるメリット、つまり美点や利点を観れると幸せです。ご存知の通り、原発があるおかげで得られている電気の安定供給とかはリスクを負うから得られる安心なのである。(わたし、電力会社の回し者じゃないよ)

リスク(欠点)を取るからこそ豊かさ(利点)が得られるという感じで両方を歓迎できる適当主義がおすすめ。「適当」っていうのはもちろん「ルーズ」って意味でもいいけど「ちょうど良い感じ」って捉えてもらえるといい。

わたしはこの「適当主義」のおかげで、人生を楽に生きることができるようになった。どっちも素晴らしい!どっちでもいいじゃ~ん!と捉えられるようになった。

Look!

完璧主義を手放して適当主義になろう!できてないことがあってもいい、できてるところがどっかあるじゃん。

 

完璧主義の直し方

私自身の経験から、完璧主義であることは家族を巻き込んでしまうと思う。子どもたちが小さいころ、食事や飲み物に至るまでずいぶん禁止が多いママでした。

また、家事も完璧を目指すあまり子どもたちと過ごす時間をぜんぜん作らずに来てしまった。うちは男の子二人なので、今さら後悔してももう一緒に遊んではくれない。

さらに、目の前にいる人の欠点ばかりが目に付いて人のことを好きになれないし、自分の欠点ばかりを責めてしまう。完璧主義はとっとと手放すのが賢明なようです。

そこで、完璧主義を直した私が取り組んだこと2つのことを書いておこうと思います。

まずひとつ目は、「笑み育ワークシート」です。完璧主義の原因となっている欠点探しの自分を責めるパターンを手放して、自分を認める心の声へと変化させました。

笑み育ワークシートを体験できるワークショップはこちらです。
 ↓  ↓

そして、もうひとつが「プラスのリスト」です。一日の終わりに次のことを10個リストアップします。

・今日できたこと
・今日うまくいったこと
・今日感謝したいこと
・今日嬉しかったこと

これらを全部で10個になるようにリストにします。これをしていると見事に自分の思考のクセ、つまり欠点や欠陥に目が行くクセを変えて、できていることや嬉しいこと、ありがたいことなどに意識を向けられるようになります。

そうすると、自分はもう十分にできている、と思えるようになって無理なく「適当主義」へと生き方をシフトしていけるはずです。

【プラスのリスト(例)】

・長男のお弁当がキレイにできた
・笑顔で子どもたちを見送った
・カフェの店員さんが気持ちよくあいさつしてくれた
・セルフスタンドでガソリンを入れるのも慣れてきた
・Tさんとの打ち合わせ早く終わった
・Tさんと世間話がはずんで楽しかった
・夕食で作ったお味噌汁が美味しかった
・相変わらず子どもたちが可愛くて嬉しい
・あたたかくて快適
・クライアントさんが調子いいよってメッセージくれた

オンラインサロンに「プラスのリスト」っていうトピックを立てておくので、みんなでシェアしながら一緒に成長しましょう!オンラインサロンの入会はこちらです。
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3ヶ月続けると、完全に習慣は変えられますよ!

 

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