井上ききの社長にならくちゃいけなかった人生の物語
こんにちは!井上ききです。
1年くらい前のことなんだけど、「自分は社長にならなくちゃいけない」って思っていることに気づいたの。
あまりにも当たり前になってる考えだったから、今まで見えてなかったんだけど。
思い込みってね、こんな感じなの。あまりにも自分と一体になっているから気づかない。
そこで、これを掘り下げるためにメンターのコーチングを受けてみたの。やっぱりこの思い込みは幼少期の両親の関係が原因だった。
おそらく、父が母を罵倒する様子を見たりして、「お母さんを助けなくちゃ」って思った小さな私は、父より偉くならなくちゃって思ったのかもしれない。
父より偉い人て、「社長」だなって思って、社長になって母を救わなくちゃ!ってところだろうと思う。実に健気である。
ほんと私っていつも健気だなって自分で思うわ。父の会社ってトヨタ自動車だから、その社長てどう考えても無理。
確か、高校生くらいのとき母に「わたし、社長になってお母さんを会社の役員にしてあげるね」なんてことも言ってた気がする。
かわいすぎないか・・・(笑)
子どものころの私のミッションといったら、常に母を幸せにするってことだった。そうしないと、母が死んでしまうと思ってたから。
鬱でいつも悲しそうな顔をしていた母をなんとか救わなくちゃって。
さて、私はコーチングを受けることで「社長にならなくちゃ」って思い込みについて客観視できるようになりました。
こうなると振り回されることがなくなるよね。
そして、同時に私はメンターにこんなことを告げられた。「あのね。ききちゃん気づいてないようだから言うけどね。ききちゃんはもう社長だよ」と(驚)
このフィードバックには正直、驚いたよね。「え!?そうなの?わたしって社長なの????」
わたしは法人化こそしていないけれど、すでに経営者として生きているということだった。まったく気づいていなかったけど、わたしは幼少期の思い込みにしたがって、すでに社長になっていたのだ。
でも、人ってこんなものだ。
「看護師にならなくちゃ」「子どもを3人産まなきゃ」「音大に行かなくちゃ」・・・。
いろんな「ちゃ」や「きゃ」を持って人は人生を作る。無意識に。
わたしは、お母さんを死なせないため、というなんともマイナスの動機によってちゃんと社長になっていた(痛)
さて、わたしは無事、「社長にならなくちゃいけない」という思い込みは手放すことができましたが、実は経営者としての勉強をはじめました。
半年前から経営者の勉強会に参加しているの。メンターに「ききちゃんはもう社長だよ」って言われてなかったら、ぜったい参加してなかったと思うけどね。
私は今、経営者であることに執着はしていなくて、いつでもやめれるんだけど、だからこそ肩の力を抜いて経営ができるのかもしれない。
「社長にならなくちゃ」を手放して、「みんなの居場所になりたい」という本物の願いを手に入れたら、経営はホントはどっちでもいい。
みんなの居場所でいられるなら、主婦であっても、会社員であってもいい・・・そんな柔軟な生き方ができてるなって思う。
思い込みとか執着で成功することもあるし、社長になれることもあるけれど、それは幸せではありません。
わたしは、安心で愉快なみんなの居場所で在り続けたいだけ。そのために笑み育をしていきます。
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