怒られるのが怖いという人に知って欲しい怒っている人の真実
こんにちは!井上ききです。
怒られたり責められるのが怖くて、いつも人の顔色ばかり見てしまう、あるいは不機嫌な人がいるだけでも怖いという方に書こうと思います。
怒ってる人を、果たして本当に恐れる必要があるのでしょうか・・・?
怒られるのが怖い人の特徴
怒られることや責められることを避けて生きていたのは、私も同じです。
怒られることに怯えていると、どうしても「いい子」でいないといけないです。
だって、子どものころから私たちは、怒られる人は「悪い子」で、「いい子」は怒られないと学習していますから。
ただ、そうなると、生きるのは非常に難しくなるわけです。
言われたことは”ちゃんと”やらなくちゃいけないし、期限や約束は守らなければいけないし、言いたいこと、やりたいことは我慢する。
しかも、失敗しちゃったり、迷惑をかけちゃったりしたときに、恐怖で死にそうな想いをする。
嘘をついたり誤魔化したり強がったりして、ますます自体を悪化させて、もっと責められたりもする。
そうやって何度も地獄をみる。
怒られたり責められたりするのが怖い人と怖くない人
さて、怒られるのが怖い人は、なぜ怖いのでしょう?
そして、怖くない人は、なぜ怖くないのでしょう?
怒られるのが怖い人
さっき、怒られるのを恐れている人は「いい子」でいようとする特徴があるって書きましたが・・・
ここからがけっこう大事なポイントですよ。
実は、怒られるのが怖い人はそもそも「自分は迷惑な子だ」という圧倒的な思い込みがあります。
同時に、「自分は迷惑な子だからバツを与えられる」とも思い込んでる。
バツとはつまり、自分はそもそも迷惑な存在だから、怒られるとか叩かれるとか、嫌われるとか一人ぼっちになるとか見捨てられるとかのバチが当たるに違いない、
というような思い込みです。
もしかすると、ただ怒られるのが怖いだけで、そこまでは思わないと感じた方もいるかもしれないけど、
怒られるのが平気な人の思考や解釈を知ると、自分とはずいぶん違うことがわかるかもしれないです。
怒られるのが平気な人
怒られることが怖くない人が持っている圧倒的な思い込みは「そもそも自分は愛されている」という確信です。
怒られた自分は悪い子だけど、悪い子であっても迷惑な存在じゃないし、大丈夫。ちゃんと愛される。
こんな思い込みを持っている。
だから、怒られることや責められること「オマエはダメだ!」「そんなんじゃダメじゃないか!」と言われることが、それほど問題ではないのです。
迷惑を掛けても、見捨てられないし、怒られても、別に自分は悪くない、って思ってる。
怒られていることを「バツ」とは捉えていなくて、むしろ愛されているからだと捉えているのです。
怒っている人の本当の正体とは?
さて、さらに知っておいていただきたいのは、怒っている人の本当の正体です。
人が怒るとき、かならずその人の心の中には「悲しみ」か「恐れ」があります。
しかも、けっこう強めのそれが。
例えば母の日に義母にあなたがプレゼントを贈ったとします。
お義母さんが好きなヒマワリを贈ったことを、旦那さんに伝えると、旦那さんは急に不機嫌になりました。
あきらかにイライラした様子で「勝手に送ったの?」と言います。
これは、もしかすると悲しみかもしれません。
母の日のプレゼントのことを相談してもらえなかった悲しみとか、自分だけ役に立てなかったとか、のけ者みたいにされた悲しみかもしれません。
つまり、旦那さんの不機嫌の根っこには深い悲しみがあったのです。
これは、ご主人の問題であって、あなたが怒られるのは非常に理不尽ですが、あなたは悪くないので平気でいましょう。
もうひとつ例を挙げると、
職場でプレゼン用の資料を作っていたら、先輩に「早くして!なにモタモタしてるの!?」と怒られて、頭が真っ白になってしまった・・・
こんなことがあるかもしれませんが、この先輩がなぜ怒っているか知っていますか?
先輩は、会議までにプレゼンの資料が間に合わなかったらどうしようと、怖くて怖くてしょうがないから怒ったのです。
つまり、先輩の怒りの根っこには強い「恐れ」があったわけです。
こんなときは、何時からプレゼンを開始するのか?
リハーサルは何時からなのか?
資料は何時までに完成していればいいのか?
など、一緒に確認してあげると先輩も落ち着くし、あなたをますます信頼して怒ることもなくなります。
つまり、怒っている人は例外なくめっちゃ悲しい気持ちに勝手になっていたり、勝手に怯えている人です。例外なく。
怒られても平気な人になるには?
残念ながら怒られないで生きることも、責められずに生きること不可能です。
あなたが悪い人であろうと、いい人であろうと、あの人はあの人の都合で怒るんです。
勝手に悲しくなったり、勝手に怖くなったりして、勝手に怒りだすのが人間です。
あいつが怒っても、あなたは悪くないし、あなたは罰を受ける必要はありません。
それならば、怒られても平気でいられるようになるのが、幸せに生きるための近道です。
わたしは、ずいぶん怒られることも責められることも怖くなくなりました。
飲んでいて隣に怒っている人がいたら、「表でやってもらえますか」って言えるようになりました。
経営者の先輩に「ボーっと経営してんじゃない!」って怒られても、「はーい、がんばります」って言って、なにもしません(笑)
これは、そもそも「私が悪い人であっても、良い人であっても、そんなこと関係なく、わたしは存在を許されているんだ」という確信が持てるようになったからです。
「わたしは悪い人だから罰せられる」というセルフイメージを、
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「迷惑かけても許される」というセルフイメージに変えることができたからです。
誰もが誰かに迷惑をかけて、そしてかけられて、ときに怒られたり怒ったりして、そうやってみんな生きていくのです。
怒られることって、たいした問題じゃない。
日常にあふれている虫刺されみたいなことなんです。
蚊に刺されても別にあなたは悪くないじゃん?それと同じこと。
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